RTSP で Helix / Real Server からストリーミングするメリットは?
Helix Server や Real Server などの RealSystem Server は RealSystem プレゼンテーションに最適なホストです。特にネットワークを介してマルチメディアをストリーミングすることを目的として開発されたため、RealSystem Server は複数のクリップの同期をとり、ネットワークの状態が悪くてもスムーズにクリップのストリーミングができるように、多彩な最新の機能を採用しています。
これに対して Web サーバは帯域幅を管理したり、複数のクリップの同期をとるようには設計されていないため、Web サーバによって配信されたストリーミング クリップは RealSystem Server によってストリーミングされるクリップと比べて再生がスムーズでない可能性が多分にあります。
RTSP と HTTP
Web ページの URL が "http://" で始まることから分かるように、Web サーバは HTML ページやグラフィックスを配信するために HTTP を使用します。HTTP は、タイムラインに関係なくファイルをダウンロードするので、タイムラインのあるクリップがスムーズに再生されない可能性が高くなります。RealSystem Server は HTTP も使用しますが、ストリーミングするメディア クリップの URL は、"rtsp://" で始まります。この指定により RealSystem Server が RealTime Streaming Protocol (RTSP) を使用します。
RTSP でのストリーミングと HTTP でのダウンロード
RTSP はストリーミング専用に開発されており、それを使用することで、RealSystem Server はストリーミング データを調整してクリップをスムーズに再生し続けることができます。 たとえば、2 つのクリップを並行して再生する場合、RealPlayer は各クリップの進行状況について RealSystem Server と通信して、再生の同期をとるのに必要なデータの量を指示します。その結果、重要なデータを確実に送信できるようにするために、RealSystem Server は、優先順位の低いデータを減らしてデータ フローを調整し、ネットワークの状態変化を補正することができます。このような通信を HTTP を介して行うことはできません。
RTSP と HTTP のどちらを URL に使用するか
RealSystem プレゼンテーションを作成する場合、どの URL で HTTP と RTSP のどちらを使用する必要があるのかを明確に理解する必要があります。
- RealSystem Server 上にあるクリップの SMIL ファイルと Ram ファイルの場合は RTSP
この場合、URL に "rtsp://" を使用します。これにより、RealPlayer は RealSystem Server にクリップを要求します。SMIL ファイル (.smi、.smil) と Ram ファイル (.ram または .rpm) 内で、この URL が使われます。
- Web サーバ上にあるクリップの SMIL ファイルと Ram ファイルの場合は HTTP
RealSystem Server ではなく、Web サーバにクリップが保存されている場合に限り、SMIL と Ram ファイルの URL に "http://" を使用します。Web サーバは RTSP を使用しないため、Web サーバに格納されたクリップの URL に "rtsp://" を使用することはできません。
- Web ページの HTTP
Web ページ (.htm または .html) 内の Web サーバや RealSystem Server へのリンクは常に "http://" で始まります。Web ブラウザは RTSP を介して RealSystem Server によって送信されたストリーミング情報を解釈できません。ただし、RealSystem Server も HTTP を使用しているため、HTTP を介して RealSystem Server に接続することは可能です。
前のページに戻る
RealSystem Discovery に戻る
|