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プリプロセスとエンコード : 帯域幅を最大限に利用する 帯域幅、またはビットレートとは、インターネットやネットワーク接続を通じてある一定時間に送信されるデータ量のことをいいます。 接続可能な帯域幅は、通信に使用される平均帯域幅より大きくなります。したがって、28 Kbps 接続用テンプレートは実際には約 20 Kbps しか使用しませんし、56 Kbps 接続用テンプレートは実際には約 34 Kbps しか使用しません。これらの制約は、いろいろな点で録音に影響を及ぼします。 ストリーミング メディアの開発では、ターゲットとするユーザの接続帯域幅を適切に設定することが非常に重要です。リンクをクリックしたら、2、3 秒以内に再生が開始しないと、ユーザは不満を持つでしょう。また、使用帯域幅が広すぎてクリップが音飛びするようでは、別のチャンネルに切り替えられてしまいます。 プレゼンテーション データを Player の接続帯域幅に合わせる
バッファリング RealOne Player や RealPlayer は、各ストリーミング クリップのデータ貯蔵庫としてバッファを使用します。Player へのストリーミングに伴ってデータがバッファに格納され、Player のクリップの再生に伴ってバッファから取り出されます。バッファを使用すると、使用可能な帯域幅が低下しても、プレゼンテーションが停止しないようにすることができます。たとえば、ネットワークが混雑して数秒間データの流れが停止すると、Player はバッファされたデータを使用してクリップの再生を続行します。目標は、初期バッファリングを最小にし、再バッファリングを行わないようにすることです。 初期バッファリング (プリロール) Player は、クリップの再生前に数秒間データをバッファリングします。また、すべてのクリップにはプリロールという初期バッファリングが必要になります。適切な帯域幅を使用するクリップを開発すると、プリロールを許容レベルに維持することができます。各クリップのプリロールは短く (たとえば 15 秒未満に) することが望まれます。RealAudio と RealVideo のエンコード ツールは比較的短いプリロールを実現します。ただし、別のクリップでは、クリップの作成方法によって、プリロールが決定します。 SMIL を使用することで、クリップ間のプリロールをマスクできます。 再バッファリング クリップ データの配信が停止し、クリップのバッファが空になると、Player はクリップの再生を停止し、再びデータを格納するか、再バッファリングを行う必要があります。場合によってはユーザの使用可能な帯域幅が長時間低下するので、この現象は避けられません。ただし、マルチクリップ プレゼンテーションを開発する場合、再バッファリングを不要に発生させないようにタイムラインを慎重に検討する必要があります。再バッファリングは少ない帯域幅を多くのクリップが奪い合うような状況で発生する可能性があります。 対象とするユーザの帯域幅 ストリーミング プレゼンテーションがユーザの接続帯域幅をすべて使い切るようなことがあってはいけません。ネットワークのオーバーヘッド、エラー修正、消失したデータの再送などのために、常に帯域幅を残しておく必要があります。そうしないと、頻繁に再バッファリングが行われることになります。 次の表では、一般的なネットワーク接続でのストリーミングの最大速度を示します。たとえば、28.8 Kbps モデムの場合、プレゼンテーションは 20 Kbps 以下の転送速度でデータをストリーミングする必要があります。
その他の接続スピードについては、最大ストリーミング速度を次のように計算します。
マルチクリップ プレゼンテーション 複数のクリップを同時に再生する場合、そのクリップの合計のストリーミング速度が最大接続速度を超えてはなりません。 最高速度以下でのストリーミング プレゼンテーションは、上の表にある最高速度でストリーミングする必要はありません。場合によっては、クリップを最高速度以下でストリーミングしてもかまいません。
RealAudio と RealVideo Helix Producer、RealSystem Producer などの RealAudio と RealVideo のエンコード ツールでは、ソース オーディオやビデオ ファイルをプリロールのほとんどないターゲット接続にストリーミングされるクリップに入れることができます。しかし、低い帯域幅のユーザに配信するためにツールがファイルを大幅に圧縮する必要がある場合は、クリップの品質が低下する可能性があります。このため、クリップが正常にストリーミングされても、期待された結果が得られないこともあります。確実に良い品質で再生するには、ソース ファイルの作成時にストリーミングの帯域幅に注意してください。ダイヤルアップ モデムを使用するユーザをターゲットにする場合には、特に注意が必要です。 |
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