RealProducer® 11.0 リリース ノート

日付: 2005年 8月 29日

RealProducer 11 は、さまざまなオーディオおよびビデオ ファイルを、RealAudio および RealVideo 形式に変換できます。また、カメラやマイクなどのライブ ソースからオーディオおよびビデオをキャプチャして、Helix Server 経由でライブ ストリームをブロードキャストすることもできます。本ソフトウェアおよびドキュメントは、ライセンス許諾に応じて提供されます。

RealProducer 11 の最新情報については RealProducer の製品ページにアクセスしてください。
サポートおよび技術情報は http://service.jp.real.com をご利用ください。
このリリース ノートの最新版は RealProducer リリース ノート アップデート ページにてご覧頂けます。

目次

1 このリリースの説明
     1.1 Producer 11 の新機能
     1.2 Producer 11 のその他の変更点
     1.3 Producer 10 の新機能
2 はじめに
     2.1 グラフィカル ユーザ インターフェースの実行
     2.2 コマンド ライン アプリケーションの実行
     2.3 Helix Producer 9.0 ジョブ ファイルの使用
3 システム要件
     3.1 アプリケーションのシステム要件
     3.2 サポートするチップセット オプション
     3.3 サポートする入力ファイル形式
     3.4 サポートする入力キャプチャ デバイス
     3.5 サポートする入力色形式
4 トラブルシューティング
     4.1 全般
     4.2 インストール
     4.3 パフォーマンス
     4.4 オーディオおよびビデオのプレビュー
     4.5 ファイル入力
     4.6 キャプチャ入力
     4.7 コーデック
     4.8 ブロードキャスト出力
     4.9 ファイル出力
     4.10 RealMedia の編集


1 このリリースの説明

1.1 Producer 11 の新機能

これらの新機能についての詳細については、RealProducer ユーザ ガイドやヘルプを参照してください。

1.2 Producer 11 のその他の変更点

以下は RealProducer 11 のその他の変更点や制限事項です。

  1. RealProducer 11 の新機能であるライブ レイテンシーの短縮の実現には、Helix Server 11 へブロードキャストしなければなりません。レイテンシー モードを 0 以外にセットした上で旧バージョンの Server にブロードキャストすると、Server のログに不正なパケットに関するメッセージが記録され、またクライアントはそのブロードキャストに接続できません。レイテンシー モード オプションについては RealProducer 11 ユーザ ガイドの第 10 章を参照してください。
  2. 旧式のプッシュ ブロードキャスト機能 (Legacy Push Broadcast) は RealProducer 11 ではサポートされません。つまり RealProducer 11 からバージョン 8.0 以前の RealServer にブロードキャストすることはできなくなりました。

1.3 Producer 10 の新機能

2 はじめに

2.1 グラフィカル ユーザ インターフェースの実行

RealProducer for Windows には、エンコーディング セッションを設定、実行、および監視するためのグラフィカル ユーザ インターフェース (GUI) が用意されています。RealProducer をインストールすると、[Start (スタート)] メニューからこの GUI を起動できるようになります。詳細については、RealProducer ユーザ ガイドを参照してください。

問題が発生した場合には、後述の「トラブルシューティング」を参照してください。

2.2 コマンド ライン アプリケーションの実行

RealProducer for Windows および RealProducer for Linux には、エンコーディング セッションを実行および監視するためのコマンド ライン インターフェースが用意されています。Windows ではインストール プログラムがシステムの path を設定するので、DOS プロンプトを使用して、システム上のどのディレクトリからでもアプリケーションを実行できます。コマンド ライン アプリケーションの実行方法については、DOS プロンプト上で 'producer' と入力すれば簡単な説明が、'producer -m' と入力すれば詳細なコマンド ライン リファレンスが、それぞれ表示されます。

問題が発生した場合には、後述の「トラブルシューティング」を参照してください。

2.3 Helix Producer 9.0 ジョブ ファイルの使用

Producer 10 以降は、ジョブ ファイル バージョン 2.0 を使用します。Producer 9 のジョブ ファイルは、開いたときに自動的に新しいジョブ ファイル形式に変換されます。ただし、Producer 9 でバージョン 2.0 のジョブ ファイルを開くことはできないので、下位バージョンとの互換性を維持する必要がある場合は、変換されたジョブ ファイルに別の名前を付けて保存して、元のジョブ ファイルを上書きしないように注意してください。

3 システム要件

3.1 アプリケーションのシステム要件

  1. ハイパースレッディングを有効にする場合は、Windows XP を使用することを推奨します。
  2. どのバージョンの Windows を使用する場合でも、最新の Windows サービス パックを使用することを推奨します。
  3. 最小システム構成の場合、コマンド ライン アプリケーションを使用して、240x180、15 fps のライブ デバイスからのソースを、エンコーディング コンプレキシティやフレーム レートを維持したまま、高コンプレキシティ モードの RealVideo 10 で 28 Kbps、および 56 Kbps の SureStream ファイル (デフォルト設定) にエンコードできます。
  4. 推奨システム構成の場合、コマンド ライン アプリケーションを使用して、320x240、30 fps のライブ デバイスからのソースを、エンコーディング コンプレキシティやフレーム レートを維持したまま、高コンプレキシティ モードの RealVideo 10 で 768 Kbps のファイルにエンコードできます。

3.2 サポートするチップセット オプション

以下は、RealProducer がサポートする CPU の最適化オプションの一覧です。ご使用のハードウェアがサポートしている命令セットを調べるには、ハードウェア ベンダのマニュアルを参照してください。

  1. ハイパースレッディングと RealProducer について

3.3 サポートする入力ファイル形式

ファイル タイプのサポートはプラットフォームによって異なります。以下は、サポートするファイル タイプと、そのサポートが提供されているプラットフォームの一覧です。

Notes:

  1. DirectShow を使用した MPEG2 入力のサポートには、一般的に PC 付属の DVD プレイヤーとともにインストールされる MPEG2 デコーダが必要です。
  2. DirectShow ファイル リーダは、Windows でのみサポートされます。
  3. QuickTime ファイル リーダは Windows でのみサポートされ、QuickTime Player 5 以降が必要です。

3.4 サポートする入力キャプチャ デバイス

3.5 サポートする入力色形式

備考: I420 は RealVideo コーデックが必要とするネイティブな色形式です。I420 を入力として使用すると、エンコードする前に色形式を変換する必要がなくなるので、パフォーマンスが向上します。

4 トラブルシューティング

4.1 全般

  1. RealProducer 11 でエンコードしたライブまたはオンデマンド ストリームの再生 URL に、pnm:// を使用しないでください。Producer 9 以降でエンコードしたファイルには、PNM プロトコルに必要な、インターリーブされたオーディオ/ビデオ ストリームは含まれません。
  2. Web サーバから RealAudio または RealVideo を配信する場合は、シングル レート エンコーディング (単一の対象視聴者に対してのみエンコードする方式) を使用してください。Producer 9 以降でエンコードした SureStream ファイルを Web サーバから配信すると、プレイヤー側でエラーが発生する場合があり、その際には "A general error has occurred. (一般的なエラーが発生しました)" というメッセージが返されます。

4.2 インストール

  1. Linux では、インストールのときに、インストーラのショートカット (シンボリック リンク) のターゲット ディレクトリがコマンド パスに存在することを確認してください。Express インストールの場合、このディレクトリは /usr/local/bin です。Custom インストールの場合は指定したディレクトリが使用されます。コマンド パスに設定されているディレクトリを確認するには、"echo $PATH" と入力します。補足として Mandrake Linux では、root としてログインした場合はデフォルトでは '/usr/local/bin' への参照がコマンド パスに存在しませんが、ユーザとしてログインしたときには存在します。

4.3 パフォーマンス

  1. GUI を使用してライブ ブロードキャストのエンコーディングやファイルのキャプチャを実行する場合、十分な速度の CPU であっても、高品質のエンコーディングを行う際に Producer から品質レベルが中程度であることを示すメッセージが返される可能性があります。オーディオ専用ブロードキャストの場合、ロスレス オーディオ コーデック以外は中程度の品質に低下することがないので、このメッセージは無視してもかまいません。ビデオの場合は、エンコーディング プロセスの優先度を Windows のタスク マネージャで "High (高)" に変更してから実行してみてください。
  2. RealVideo には I420、別名 IYUV (4:2:0) という入力色形式が必要です。RealProducer はビデオの色形式を必要に応じて I420 に変換しますが、この変換は余分なリソースを消費します。可能ならば、ソースの色形式が I420 かどうかを確認してください。色形式は、キャプチャ ドライバや、ソース ファイル作成用のソフトウェアを使って調整することができます。
  3. ビデオ サイズの変更にかかる負荷は、CPU 使用率のかなりの部分を占めることがあります。パフォーマンスを最適化するには、Producer でサイズ変更するのではなく、ハードウェア キャプチャ デバイスを使って希望の入力サイズに設定してください。サイズを 2 倍に拡大または 50% に縮小 (たとえば 640x480 から 320x240) する場合、Producer でサイズ変更を行うのが最も高速です。

4.4 オーディオおよびビデオのプレビュー

  1. エンコード中は、ビデオ出力モニタの有効/無効を変更できません。エンコード中に出力ビデオをモニタするには、エンコードの開始時にビデオ出力表示をオンにしておくか、進行状況をモニタするビデオ入力モニタを使用してください。

4.5 ファイル入力

  1. Windows MovieMaker で作成した DV-AVI ファイルをエンコードすると、オーディオが歪んだり同期が損なわれたりすることがあります。これはオーディオ トラックが 48 KHz で記録されていても、オーディオが 32 KHz であることを DirectShow がリポートすることに起因しています。他のアプリケーションで作成した DV-AVI ファイルでは、この問題は発生しません。
  2. 非圧縮 QuickTime ファイル リーダを使用して非圧縮 QuickTime ファイルをエンコードする場合、既知の問題が存在します。この問題は、特に Linux (または Helix Community での Mac OS X 用ビルド) を使用するユーザにとって重要です。Windows 上で非圧縮ファイルに関する問題が発生した場合は、QuickTime 6 以降のプレイヤーをインストールしてください。問題が解消しない場合は、非圧縮 AVI などの別の形式を使用してみてください。
  3. DirectShow 8.1 以降にアップグレードすれば、8.1 より前のバージョンの DirectShow で発生していた次のような問題を解決できます。

4.6 キャプチャ入力

  1. 1394 DV (Firewire) によるキャプチャで問題が発生した場合 (オーディオが先に進みすぎたり歪んだりする場合)、DV ケーブルではなく、お使いのコンピュータのサウンド カードやライン入力から音声をキャプチャしてください。この現象は、オーディオ サンプルが Producer に到達する前に DirectShow フィルタによって消失するために発生します。この問題は現在調査中です。オーディオおよびビデオを DV カメラからキャプチャするには、次の手順に従ってください。
    1. ビデオについては、DV ケーブルをコンピュータの 1394 Firewire 入力に接続します。
    2. オーディオについては、カメラのアナログ出力 (2 分岐 RCA ジャックまたは 1/8" シングル ステレオ ジャック) をコンピュータのサウンド カードの入力端子に接続します。
    3. RealProducer の設定で、オーディオ入力としてサウンド カードを、ビデオ入力として DV 入力を選択します。
  2. VFW (Video for Windows) ドライバ、または OSS オーディオ (Linux の場合) を使用するキャプチャ デバイスの場合、ビデオ ポートおよびオーディオ ポートなどの一部の設定は、コマンド ライン アプリケーションから設定することができません。そのような設定は、キャプチャ カードとともにインストールされるドライバ固有の設定ダイアログ ボックスから設定する必要があります。
  3. Linux では、コマンド ライン アプリケーションで開こうとしたオーディオ デバイスが使用中の場合、OSS オーディオ ドライバはエラーを返さずに、その次に使用可能なオーディオ デバイスを読み込みます。4Front Technologies によれば、OSS バージョン 3.99 でこの動作を修正する予定とのことです。新しいドライバは、/dev/dsp 以外のデバイスにアクセスしようとするとエラーとなります。/dev/dsp は、これまでと同様に、次に使用可能なデバイスを検索します。
  4. Windows 上で複数のサウンド カードをインストールしている場合、[Recording Mixer (記録ミキサー)] ボタンを押すと、必ず先頭のサウンド カードのオーディオ ミキサーが開きます。他のサウンド カードの設定を変更するには、[Recording Mixer (記録ミキサー)] の [Options (オプション)] メニューから [Properties (プロパティ)] を選択して、サウンド ミキサー デバイスを変更します。
  5. WinTV-PVR-pci キャプチャ カードでクラッシュが発生した場合、WinTV キャプチャ カードによってインストールされた 2 番目の無効なドライバが原因である可能性があります。WinTV-PVR-pci キャプチャ カード ドライバは、正規のドライバ以外に 'Hauppauge PVR Capture (PCI)' という名前の無効なキャプチャ デバイスをインストールします。これが原因で、コマンド ライン アプリケーションや GUI アプリケーションを使ってキャプチャ デバイスを一覧表示しようとした場合に、RealProducer がクラッシュします。この問題が発生した場合、次の文字列をテキスト ファイルにコピーして、ファイルに 'solocap_off.reg' という名前を付けてください。Windows 上でこのファイルをダブル クリックすると、無効なドライバがアンインストールされます。
       REGEDIT4
       [-HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{860BB310-5D01-11d0-BD3B-00A0C911CE86}\Instance\Solo Capture]
  6. Winnov Videum カード用の VFW (Video for Windows) ドライバは、このカードを使用するソフトウェア アプリケーションに対して個別に設定を保存します。したがって、コマンド ライン アプリケーションを最初に起動する前に存在していた Winnov Videum キャプチャ カードの設定が、コマンド ライン アプリケーションによって維持されます。コマンド ライン アプリケーションを使用する前に、必ずビデオ設定ユーティリティ WnvConfig.exe を実行し、適切なソース設定を行ってください。すでにコマンド ライン アプリケーションを実行して Winnov Videum キャプチャ カードでキャプチャを実行していた場合は、次の手順に従ってコマンド ライン アプリケーションのレジストリ設定を再設定する必要があります。
    1. 次の文字列をテキスト ファイルにコピーして、ファイルに 'videum_remove.reg' という名前を付けます。Windows 上でこのファイルをダブル クリックすると、無効な設定がアンインストールされます。
         REGEDIT4
         [-HKEY_CURRENT_USER\Software\Winnov\Videum\producer0.exe]
    2. Winnov のビデオ設定ユーティリティ WnvConfig.exe を実行します。このユーティリティで、希望のソース設定をデフォルトに設定します。
    3. producer.exe を実行すると、上の手順で指定した設定を使用したビデオ キャプチャが行われるはずです。
  7. 一部のサウンド カードは、Winnov Videum AV カードと一緒に使用することができません。この問題は、DirectShow キャプチャを使用するアプリケーションで発生します。このようなアプリケーションには、AmCap や RealProducer などがあります。Winnov から、この問題を解決するためのパッチが提供されています。詳細については、Winnov トラブルシューティング データベースの http://support.winnov.com/general_info/videum%20vo/sound_conflits_vo.htm を参照してください。
  8. WinTV キャプチャ カードから特定のフレーム サイズでキャプチャすると、次のようにビデオが壊れてしまうことがあります。 こういった問題が発生した場合、別のフレーム サイズを試すか、または WinTV カード用の VFW ドライバをインストールしてください。VFW ドライバではこれらの問題は発生しません。また、これらの問題を解決するために提供されている WinTV の更新ドライバがないかどうか確認してください。
  9. nVidia ベースのキャプチャ デバイスを使用していてビデオをデバイスからキャプチャできない場合、カードの製造元から更新ドライバが提供されていないかどうか確認してください。RealProducer の今回のリリースの時点では、nVidia チップ ベースのキャプチャ デバイスと RealProducer には互換性はありません。
  10. Hauppauge WinTV WDM ベータ リリース ドライバを使用した場合のフレーム レートは、VFW ドライバ使用時よりも低くなります。Hauppauge WDM ベータ リリース ドライバのアンインストールと、VFW ドライバのインストールを推奨します。WinTV ドライバ ダイアログ ボックスで RGB555 色形式を使用した場合も、フレーム レートが改善されます。

4.7 コーデック

  1. エンコードするオーディオが 2 チャンネルより多い (マルチチャンネルの) 場合には、コマンド ラインの Producer インターフェースを使い、その際にはジョブ ファイルにて audioGainPrefilter を無効にする必要があります。GUI でのエンコードではオーディオ ゲイン プレフィルタが常に使われるので、マルチチャンネル ソースのオーディオはステレオにダウン サンプリングされてしまいます。

4.8 ブロードキャスト出力

  1. SureStream ブロードキャストのサーバ サイド アーカイブを実行する必要がある場合は、Helix Server 9 以降を使用してください。Producer 9 以降で作成された SureStream ブロードキャストを、Helix Server 9 より前のバージョンの RealServer (RealServer 8 や RealServer 7 など) でアーカイブすることはできません。ただし、シングル レート ストリームは Helix Server 9 より前のバージョンの RealServer でもアーカイブできます。
  2. ライブ ブロードキャストへのプレイヤー接続を確立できない場合、RealProducer の設定上の問題かどうかを判定するには、次の手順に従ってください。
    1. ストリームがサーバに到達していることを確認するには、Server Monitor の Connections タブにストリームが表示されるかどうかを確認します。正しいファイル名と一緒に、[Type (種別)] のエントリに 'encoder' という文字列が表示されるはずです。
    2. プッシュ ブロードキャスト方式を使用している場合、プレイヤーの URL に正しいサーバ マウント ポイント (デフォルトでは /broadcast/) を指定しているかどうか確認してください。たとえば rtsp://yourserver.yourcompany.com:554/broadcast/live.rm などです。
    3. プル ブロードキャスト方式を使用している場合、プレイヤーの URL が正しいかどうか確認してください。たとえば rtsp://yourserver.yourcompany.com:554/broadcast/pull/yourproducer.yourcompany.com:3031/live.rm などです。
  3. コマンド ライン アプリケーションからプル ブロードキャスト方式を使用する場合 (-si)、パスワードを使用する必要があります。パスワードを使用しないでプル ブロードキャスト方式でブロードキャストできるようにするには、サーバ定義オプション (-sd) を指定してサーバ ファイルを使用してください。
  4. アカウント ベースのプッシュ ブロードキャスト方式を使用する場合、Helix Server の SecureRBSEncoder レルムにユーザ名およびパスワードを追加する必要があります。
  5. RealProducer でアカウント ベースのプッシュ ブロードキャスト方式を使用する場合、既存のアカウント ベースのプッシュ エンコード実行中に Helix Server Administrator を使用して Helix Server を再設定すると、新しいアカウント ベースのプッシュ接続を作成する際に問題が発生することがあります。この問題を回避するには、アカウント ベースのプッシュ エンコード中に Helix Server を再設定しないでください。アカウント ベースのプッシュ エンコードは、Helix Server Monitor で次のエントリ ペアを参照することによって確認できます。
    IP ADDRESS TYPE DURATION FILENAME
      encoder 00:02:27 live.rm
    172.23.104.111 player 00:02:27 encfs/servvar.set
    これらのエントリはいずれも、一つのアカウント ベースのプッシュ ブロードキャスト セッションを示します。
  6. システムで必要とされる品質レベルを維持できない場合、RealProducer はエンコーディングの複雑さ (コンプレキシティ) を中レベルまたは低レベルに落とすことによって品質レベルを自動調整します。ただし、RealProducer からライブ エンコードを続けるためにビデオ フレームをドロップしているというメッセージが発生する場合は、次の対策により改善される見込みがあります。

4.9 ファイル出力

  1. モバイル機器での再生用に VBR ファイルをエンコードする場合、拡張子を .rm (通常は .rmvb) に変更してください。ほとんどのモバイル機器のプレイヤーは、.rmvb ファイル拡張子を認識しません。

4.10 RealMedia の編集

  1. Producer 9 以降で作成された RealMedia ファイルを編集する場合、Producer 9 以降に同梱されている RealMedia Editor を使用する必要があります。RealMedia Editor 8.5 は、Producer 9 以降で生成されたファイルを編集することはできません。
  2. RealMedia ファイルを切り取ると、ファイルの末尾から最後の数パケットが失われます。RealSystem Producer 8.51 以前で作成した RealMedia ファイルは、RealMedia Editor 8.51 で編集してください。物理的にファイルを切り取るのではなく、SMIL を使って必要な部分だけを再生する方法もあります。切り取りや貼り付けの代わりに SMIL を使用する例については、下記を参照してください。
  3. 合計サイズが 2 ギガバイトを超える複数の RealMedia ファイルを結合する必要がある場合には、SMIL を使用してください。RealMedia Editor は、2 ギガバイトを超えるファイルを編集できません。この場合、次のような SMIL 1.0 ファイルを使用します。
    <smil>
        <head>
            <layout>
                <region id="vid" left="0" top="0"/>
            </layout>
        </head>
        <body>
            <par>
                <seq>
                    <video region="vid" src="real8video.rm"/>
                    <video region="vid" src="real8video.rm"/>
                </seq>
            </par>
        </body>
    </smil>
  4. ロールされたオーディオ/ビデオ ファイル (RealProducer のファイル ローリング機能で作成されたファイル) を繋ぐには、前項の SMIL による方法を使ってください。これらのファイルを RMEditor で結合すると、エラーが発生したり、ビデオとオーディオの同期が失われる場合があります。
  5. 2 ギガバイトを超える RealMedia ファイルを切り取る必要がある場合には、SMIL を使用してください。RealMedia Editor は、2 ギガバイトを超えるファイルを編集できません。この場合、次のような SMIL 1.0 ファイルを使用します。
    <smil>
        <head>
            <layout>
                <region id="vid" left="0" top="0"/>
            </layout>
        </head>
        <body>
            <par>
                <video region="vid" src="real8video.rm" clip-begin="0:10" clip-end="0:40"/>
            </par>
        </body>
    </smil>
  6. シングル レート ファイルの末尾を切り取ると、ファイルの終端前にわずかな無音部分や静止画像が残る可能性があります。
  7. RealMedia Editor でビデオ ファイルを切り取る場合、映像は切り取り点の後の 1 番目のビデオ キー フレームが表示されますが、音声は要求した点ちょうどから再生が開始されます。これは正常な動作です。切り取りの精度を上げるには、エンコード前のソース ビデオを切り取ってください。
  8. 結合したい 2 つの RealMedia ファイル両方にイメージ マップが含まれている場合、次の手順に従ってください。
    1. RealMedia Editor コマンド ライン アプリケーションの -d オプションを使って、両方の入力ファイルからイメージ マップをエクスポートします。
    2. 1 番目の入力ファイルの長さ (時間) を、RealPlayer 上で再生した際に表示される値から取得します。
    3. RealMedia Editor を使って、2 つの RealMedia ファイルを 1 つに結合します。
    4. RealPlayer で得た長さ (時間) を、2 番目の入力ファイルからエクスポートしたイメージ マップ テキスト ダンプ内の時間に加算します。
    5. テキスト エディタを使って、2 つのイメージ マップ ファイルを 1 つに結合します。
    6. RealMedia Editor を使って、結合済みのイメージ マップを RealMedia ファイルに結合します。
    この手順を実行しない場合、2 番目のファイルのイメージ マップは RealMedia Editor によって削除されます。
  9. RealMedia Editor でマルチチャンネル オーディオ ファイルを 1/2 のスピードで再生することがありますが、その場合でも、ファイルは RealMedia Editor で問題なく編集できます。必要ならば、RealPlayer 10 でファイルをプレビューしてください。

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