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第 7 章: 埋め込み型プレーヤーのコールバック

この章では、RealPlayer イベントが発生したことをアプリケーションやスクリプトに通知するための RealPlayer のコールバック メソッドについて説明します。 以下にコールバック メソッドの一覧をアルファベット順で示します。また、Netscape プラグインや ActiveX コントロールにおけるコールバックの使用方法や、構文と使用法の例、さまざまな API バージョンに対する下位互換性のヒントについても説明します。

詳細情報: コールバック メソッドの分類 (プレゼンテーションとユーザとのやり取りの処理に使用されるものなど) については、第 5 章を参照してください。

OnAuthorChange

制作者文字列が変更されると送信されます。

OnAuthorChange(string author)

author

新しい制作者名の文字列。

void を返します。

OnBuffering

バッファリングが完了した割合を送信します。

OnBuffering(int32 flags, int32 percent_complete)

flags

バッファリング フラグ。 以下の値のいずれかになります。

percent_complete

バッファリングが完了した割合のパーセント値。

警告 ! このメソッドの使用方法は、プログラミング言語によって多少異なります。 C++ におけるこのパラメータのデータ型は int32 ですが、Java でのデータ型は int16 です。 JavaScript や VBScript で開発している場合、どちらのデータ型も使用できます。

void を返します。

OnClipClosed

コントロールによってクリップが 1 つも開かれていないことを示すために送信されます。 このメソッドは、RealPlayer バージョン 5.0 以降と互換性があります。

OnClipClosed(void)

警告 ! このメソッドの使用方法は、プログラミング言語によって多少異なります。 メソッド名は、C++ では OnClipClosed ですが、Java および JavaScript では onClipClosed です。

void を返します。

OnClipOpened

コントロールによってクリップが開かれた場合に送信されます。 このメソッドは、RealPlayer バージョン 5.0 以降と互換性があります。

OnClipOpened(string short_clip_name, string url)

警告 ! このメソッドの使用方法は、プログラミング言語によって多少異なります。 メソッド名は、C++ では OnClipOpened ですが、Java および JavaScript では onClipOpened です。

short_clip_name

開かれたクリップの名前。

url

開かれたクリップの URL。

void を返します。

OnContacting

RealPlayer がホストに接続すると送信されます。

OnContacting(string host_name)

host_name

ホスト名の文字列。

void を返します。

OnCopyrightChange

著作権文字列が変更されると送信されます。

OnCopyrightChange(string copyright)

copyright

新しい著作権情報の文字列。

void を返します。

OnErrorMessage

エラー発生時に送信されます。

OnErrorMessage(
int16 severity,
int32 rma_code,
int32 user_code,
string user_string,
string more_info_url,
string error
)

severity

最後のエラーに対するエラーの重大度。 重大度のレベルの詳細については、GetLastErrorSeverity を参照してください。

rma_code

最後のエラーからの RMA エラー コード。 RMA エラー コードについては、SDK に同梱されているヘッダー ファイル pnresult.h 内で説明しています。 通常の操作では、Helix Server によって返される可能性のある次の基本コードを全コンポーネントが処理可能であることが必要です。

user_code

最後のエラーからのユーザ エラー コード。 詳細については、GetLastErrorUserCode を参照してください。

user_string

最後のエラー ダイアログからのエラー文字列。 詳細については、GetLastErrorUserString を参照してください。

more_info_url

最後のエラーからの詳細情報 URL。 値がない場合もあります (詳細情報 URL がない場合など)。

error

エラーの説明。

void を返します。

OnGotoURL

現在再生中の RealPlayer のクリップに対応する URL イベントが発生した場合に送信されます。 このイベントは、AutoGotoURL 設定が FALSE の場合のみ発生します (この設定は、<EMBED> または <OBJECT> タグで AUTOGOTOURL パラメータを使用するか、または SetAutoGoToURL メソッドを使用して変更します)。

このメソッドは RealPlayer バージョン 5.0 以降と互換性があります。

OnGotoURL(string url, string target)

警告 ! このメソッドの使用方法は、プログラミング言語によって多少異なります。 メソッド名は、C++ では OnGotoURL ですが、Java および JavaScript では onGoToURL です。

url

AutoGotoURLTRUE の場合にブラウザに送信されることになっている URL を記述します。

target

AutoGotoURLTRUE の場合に URL を開くことになっているブラウザまたはフレームの名前。

void を返します。

OnKeyDown

ユーザがキーボードのキーを押し下げると送信されます。 このコールバック メソッドは、SetWantKeyboardEvents メソッドの set パラメータが true に設定されている場合のみ送信されます。

OnKeyDown(int32 flags, int32 key)

警告 ! Java または JavaScript でプログラミングしている場合、flags パラメータを使用することができません。 正しい構文は OnKeyDown(int32 key) です。

flags

キー押下に対するビット フラグ。 Windows はこのパラメータの値を Microsoft の Windows Platform SDK の WM_CHAR メッセージの下で定義します。

key

押下されたキーに対するキー コード。

void を返します。

OnKeyPress

ユーザがキーボードのキーを押してから離すと送信されます。 このコールバック メソッドは、SetWantKeyboardEvents メソッドの set パラメータが true に設定されている場合のみ送信されます。

OnKeyPress(int32 flags, int32 key)

警告 ! Java または JavaScript でプログラミングしている場合、flags パラメータを使用することができません。 正しい構文は OnKeyPress(int32 key) です。

flags

キー押下に対するビット フラグ。 Windows はこのパラメータの値を Microsoft の Windows Platform SDK の WM_CHAR メッセージの下で定義します。

key

押下されてから離されたキーに対するキー コード。

void を返します。

OnKeyUp

ユーザがキーボードのキーを離すと送信されます。 このコールバック メソッドは、SetWantKeyboardEvents メソッドの set パラメータが true に設定されている場合のみ送信されます。

OnKeyUp(int32 flags, int32 key)

警告 ! Java または JavaScript でプログラミングしている場合、flags パラメータを使用することができません。 正しい構文は OnKeyUp(int32 key) です。

flags

キー押下に対するビット フラグ。 Windows はこのパラメータの値を Microsoft の Windows Platform SDK の WM_CHAR メッセージの下で定義します。

key

離されたキーに対するキー コード。

void を返します。

OnLButtonDown

カーソルが埋め込み式コンポーネント上に置かれている時に、ユーザが左マウス ボタンを押し下げると送信されます。 このコールバック メソッドは、SetWantMouseEvents メソッドの set パラメータが true に設定されている場合のみ送信されます。

OnLButtonDown(int32 button_flags, int32 x_pos, int32 y_pos)

button_flags

マウスおよびマウス ボタンに対するビット フラグ。

次の表は、button_flags パラメータの値をまとめたものです。

マウス ボタン イベントに対するパラメータ値
ビット値 マウス ボタン イベント
MK_LBUTTON 左マウス ボタンが押下されている。
MK_RBUTTON 右マウス ボタンが押下されている。
MK_SHIFT キーボードの Shift キーが押下されている。
MK_CONTROL キーボードの Ctrl キーが押下されている。
MK_MBUTTON 中央マウス ボタンが押下されている。

x_pos

左マウス ボタンが押下された時のマウスの x 座標。

y_pos

左マウス ボタンが押下された時のマウスの y 座標。

void を返します。

OnLButtonUp

カーソルが埋め込み式コンポーネント上に置かれている時に、ユーザが左マウス ボタンを離すと送信されます。 このコールバック メソッドは、SetWantMouseEvents メソッドの set パラメータが true に設定されている場合のみ送信されます。

OnLButtonUp(int32 button_flags, int32 x_pos, int32 y_pos)

button_flags

マウスおよびマウス ボタンに対するビット フラグ。 このパラメータの値については、マウス ボタン イベントに対するパラメータ値の表を参照してください。

x_pos

左マウス ボタンが離された時のマウスの x 座標。

y_pos

左マウス ボタンが離された時のマウスの y 座標。

void を返します。

OnMouseMove

カーソルが埋め込み式コンポーネント上に置かれている時に、ユーザがマウスを動かすと送信されます。 このコールバック メソッドは、SetWantMouseEvents メソッドの set パラメータが true に設定されている場合のみ送信されます。

注意: このコールバックは、マウスが動かされたことをオペレーティング システムがプラグインや ActiveX コントロールに対して通知する場合に送信されます。

OnMouseMove(int32 button_flags, int32 x_pos, int32 y_pos)

button_flags

マウスおよびマウス ボタンに対するビット フラグ。 このパラメータの値については、マウス ボタン イベントに対するパラメータ値の表を参照してください。

x_pos

マウスの x 座標。

y_pos

マウスの y 座標。

void を返します。

OnMuteChange

音量ミュートの設定時または設定解除時に送信されます。

OnMuteChange(boolean mute)

mute

true の場合、音量はミュートとなります。 false の場合、音量が元に戻ります。

void を返します。

OnPlayStateChange

RealPlayer 内のプレゼンテーションの再生状態が変化すると送信されます。

OnPlayStateChange(int32 old_state, int32 new_state)

警告 ! ActiveX コントロールでプログラミングしている場合、old_state パラメータは使用できません。 正しい構文は OnPlayStateChange(int32 new_state) です。 ActiveX アプリケーションに old_state パラメータおよび new_state パラメータの両方が必要な場合、代わりに OnStateChange コールバックを使用してください。

old_state

前の再生状態。

new_state

現在の再生状態。

次の表は、old_state パラメータおよび new_state パラメータの値をまとめたものです。

再生状態に対するパラメータ値
パラメータ値 再生状態
0 停止中
1 接続中
2 バッファリング中
3 再生中
4 シーク中

void を返します。

OnPosLength

クリップ内の位置が変更されると送信されます。

OnPosLength(int32 pos, int32 len)

注意: このコールバックは Netscape のプラグイン専用です。 ActiveX コントロールをコーディングしている場合、代わりに OnPositionChange コールバックを使用してください。

pos

クリップの現在位置。単位はミリ秒。

len

クリップの長さ。単位はミリ秒。

void を返します。

OnPositionChange

クリップ内の位置が変更されると送信されます。

OnPositionChange(int32 pos, int32 len)

注意: このコールバックは ActiveX コントロール専用です。 Netscape プラグインをコーディングしている場合、代わりに OnPosLength コールバックを使用してください。

pos

クリップの現在位置。単位はミリ秒。

len

クリップの長さ。単位はミリ秒。

void を返します。

OnPostSeek

シーク終了時に送信されます。

OnPostSeek(int32 old_time, int32 new_time)

old_time

シーク開始前のプレゼンテーションの時刻。単位はミリ秒。

new_time

シーク後のプレゼンテーションの時刻。単位はミリ秒。

void を返します。

OnPreFetchComplete

コンポーネントがストリームのヘッダー情報を取得すると送信されます。 <EMBED> または <OBJECT> タグ内で PREFETCHtrue に設定されている場合、または SetPreFetch メソッドの設定パラメータが true に設定されている場合にコールされます。

OnPreFetchComplete(void)

void を返します。

OnPreSeek

プレゼンテーションの位置スライダを移動してシークを実行すると送信されます。

OnPreSeek(int32 old_time, int32 new_time)

old_time

シーク開始時のプレゼンテーションの時刻。単位はミリ秒。

new_time

プレゼンテーションのシーク対象時刻。単位はミリ秒。

void を返します。

OnPresentationClosed

プレゼンテーション停止時に送信されます。

OnPresentationClosed(void)

void を返します。

OnPresentationOpened

プレゼンテーション開始時に送信されます。

OnPresentationOpened(void)

void を返します。

OnRButtonDown

カーソルが埋め込み式コンポーネント上に置かれている時に、ユーザが右マウス ボタンを押し下げると送信されます。 このコールバック メソッドは、SetWantMouseEvents メソッドの set パラメータが true に設定されている場合のみ送信されます。

OnLButtonDown(int32 button_flags, int32 x_pos, int32 y_pos)

button_flags

マウスおよびマウス ボタンに対するビット フラグ。 このパラメータの値については、マウス ボタン イベントに対するパラメータ値の表を参照してください。

x_pos

右マウス ボタンが押下された時のマウスの x 座標。

y_pos

右マウス ボタンが押下された時のマウスの y 座標。

void を返します。

OnRButtonUp

カーソルが埋め込み式コンポーネント上に置かれている時に、ユーザが右マウス ボタンを離すと送信されます。 このコールバック メソッドは、SetWantMouseEvents メソッドの set パラメータが true に設定されている場合のみ送信されます。

OnRButtonUp(int32 button_flags, int32 x_pos, int32 y_pos)

button_flags

マウスおよびマウス ボタンに対するビット フラグ。 このパラメータの値については、マウス ボタン イベントに対するパラメータ値の表を参照してください。

x_pos

右マウス ボタンが離された時のマウスの x 座標。

y_pos

右マウス ボタンが離された時のマウスの y 座標。

void を返します。

OnShowStatus

ステータス テキストが変化したことを示すために送信されます。 このメソッドは、RealPlayer バージョン 5.0 以降と互換性があります。

OnShowStatus(string status_text)

警告 ! このメソッドの使用方法は、プログラミング言語によって多少異なります。 メソッド名は、C++ では OnShowStatus ですが、Java および JavaScript では onShowStatus です。

status_text

新しいステータス テキスト。

void を返します。

OnStateChange

RealPlayer 内のプレゼンテーションの再生状態が変化すると送信されます。

注意: このコールバックは ActiveX コントロール専用です。 Netscape プラグインをコーディングしている場合、代わりに OnPlayStateChange コールバックを使用してください。

OnStateChange(int32 old_state, int32 new_state)

old_state

前の再生状態。

new_state

現在の再生状態。

old_state パラメータおよび new_state パラメータの値については、再生状態に対するパラメータ値の表を参照してください。

void を返します。

OnTitleChange

タイトル文字列が変更されると送信されます。

OnTitleChange(string title)

title

新しいタイトル文字列。

void を返します。

OnVolumeChange

音量レベルが変更されると送信されます。

OnVolumeChange(int32 new_volume)

new_volume

新しい音量レベル。 音量の有効範囲は 0 から 100 までで、0 は音量なしを意味します。

警告 ! このメソッドの使用方法は、プログラミング言語によって多少異なります。 C++ におけるこのパラメータのデータ型は int16 ですが、Java でのデータ型は int32 です。 JavaScript や VBScript で開発している場合、どちらのデータ型も使用できます。

void を返します。


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