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RealSystem Proxy 8.02 アップデート リリース


このドキュメントは、次のバージョンを対象としています。

RealSystem Proxy 8.02 アップデート リリース
バージョン:  8.0.2.471
2002 年 3月 7日リリース

RealSystem Proxy 8.0 Gold から RealSystem Proxy 8.02 に移行する場合には、
RealNetworks サポート: RealSystem Server / Proxy ダウンロードサイト にアクセスして、
最新のインストーラをダウンロードしていただくか、
RealSystem Server をご購入いただいた弊社販売代理店 から入手してください。

RealSystem Proxy 8.01B アップデート リリース
バージョン:  8.0.1.387
2001 年 5月23日リリース

RealSystem Proxy 8.01 アップデート リリース
バージョン:  8.0.1.367
2001 年 5月 4日リリース

RealSystem Proxy 8.0 Gold
バージョン:  8.0.0.149
2000 年12月15日リリース



このドキュメントは、2002 年 3月 7日に更新されました。

このドキュメントは、 RealSystem iQ Proxy 8 アドミニストレーション ガイド と併用することを前提に作成されています。 このガイドは、ドキュメントライブラリから 入手する事ができます。また、ご使用の RealSystem Proxy 8 Administrator からも容易にアクセスすることが できます(ただしこちらは英語版となります)。

RealSystem Proxy とは、企業ネットワークやインターネット サービス プロバイダ(ISP) ゲートウェイにインストールしてストリーミング メディアの配信業務を運用するためのソフトウェアのことです。 RealSystem Proxy のすべての機能を十分に活用するには、以下のソフトウェアもインストールする必要があります。

  1. クライアント ソフトウェアである RealPlayerは、http://www.jp.real.com から無料でダウンロードできます。
  2. バージョン 4.0 以降の Web ブラウザ。
  3. ほかに、RealSystem Server へアクセスできる環境も必要になります。
以下の各項目について解説します。

RealSystem Proxy 8.02 で拡張された機能

8.02 アップデートでは、次の改善が追加されました。

RealSystem Proxy 8.02 の新機能

新しい設定変数が RealSystem Server レジストリと設定ファイルに追加されました。

<VAR RealPlayersOnly="true|false"/>
		
この変数を有効にすると、RealNetworks RealPlayer バージョン 5.0 以上のみが RealSystem Proxy に 接続できます。 RealSystem Proxy は、RealPlayer バージョン 4.0 以前、またはRealPlayer 以外のクライアント ソフトウェアの接続を拒否し、次のメッセージを表示します。

Download the latest RealPlayer from RealNetworks to connect to this server,
please go to http//www.real.com.
		
ここで、true|false は true または false です。true を指定すると RealPlayer 5 以上と RealOne Player にのみストリーミングが可能となります。false を指定するとすべてのプレイヤーに ストリーミングします。

RealSystem Proxy 8.02 で解決された問題

  • デュアル プロセッサ システム上のキャッシュからの高ビットレート コンテンツの配信性能を改善しました。
  • キャッシュ取得を保障するために、配信元の RealSystem Server への長い待ち時間接続に対応する、 リモート ファイル リード キープ アライブ メカニズムを改善しました。
  • RealSystem Proxy SDK を使用したコール間で非同期遅延が発生するときに見られたファイル オブジェクト リークを解決しました。
  • いったん障害を起こしたスプリット URL は、ライブ ソースが使用可能になった後でも、 新しいクライアント接続により正しく参照できない問題を解決しました。

RealSystem Proxy 8.02 をインストールする前に

以下では、RealSystem Proxy 8.02 をインストールする前に必要な情報について説明します。

システム要件

RealSystem Proxy を動かすシステムには最低でも 512 MB の RAM を搭載することをお勧めします。 RealSystem Proxy が稼働するホストシステムにRAM を増設すると、同時にサービスを提供できるクライアント数が増えます。 1,000 台以上のクライアントに同時にサービスを提供しようと計画している場合は、RAM を 768 MB 以上搭載したほうがよいでしょう。

メモリ割り当て

rmserver プロセス (RealSystem Proxy を動かすためのコアとなるプロセス) は、クライアント接続ごとにメモリを消費します。 メモリの消費量は、各クライアントにストリームされるプレゼンテーションの性質や、クライアント セッションを維持するため生じるビットレート により異なります。

メインの rmserver プロセスに割り当てられるメモリの量は、基本となるオペレーティング システムに依存します。 次のランタイム設定オプションは、起動時に rmserver プロセスが予約するメモリを設定できます。

-m nnn : RealSystem Proxyに処理を行うメモリを割り当てます。 RealSystem Proxy のメモリー領域のうち、「nnn」で指定した分量が割り当てられます。単位はMByteです。
RealSystem Proxy has allocated 「nnn」 megabytes of memory. というメッセージが表示されます。

Solaris と RealSystem Proxy のメモリ割り当て:
Solaris オペレーティング システムでは、システム管理者が rmserver プロセス起動時にメモリ予約を指定することをお勧めします。 Solaris システムは、rmserver プロセスの実行中は予約したメモリを使用しますが、RealSystem Proxy アプリケーションで実際に必要になるまでは、同じホスト上のほかのリソースでメモリを使用することができます。 デフォルト (-m オプションを指定しない場合) では、rmserver プロセスは起動時に 256 MB を予約します。

Linux と RealSystem Proxy のメモリ割り当て:
Linux で RealSystem Proxy を実行する場合、メモリを予約しないことをお勧めします。これは、Linux オペレーティング システムでは、rmserver プロセスでメモリすべてを必要としない場合でも予約したメモリをほかのリソースで使用できないためです。

Windows と RealSystem Proxy のメモリ割り当て:
Microsoft Windows NT や Windows 2000 の場合、メモリの利用方式は Solaris や Linux とは異なり、Windows システムで実行する RealSystem Proxy では -m オプションを利用することができません。

サポートしているプラットフォーム

このバージョンの RealSystem Proxy は、次のプラットフォームをサポートしています。
  • Linux-2.0-libc6 / Linux-2.2-libc6
  • Solaris 2.6 / 2.7 / 2.8
  • Service Pack 3 以降を適用した Windows NT 4.0 Workstation / Server
  • Windows 2000 Professional / Server / Advanced Server
  • IBM AIX 4.3.3
  • HP-UX 11.x
  • Compaq Tru64 v5.1
注意 :
Solaris 2.6 につきましては、次期バージョンにおいてリリースを予定しておりません。予めご了解頂けますようお願い致します。



RealSystem Proxy 8.02 をインストールする際のヒント

以下では、RealSystem Proxy をさまざまなプラットフォームにインストールする場合のヒントについて説明します。

Windows NT / Windows 2000 へのインストール

Windows NT / Windows 2000 システムにインストールする場合には、以下のトピックを参考にしてください。

既存のサービスの削除

Windows NT / Windows 2000 の稼動しているコンピューター上ですでに RealSystem Proxy が動いていて、 それを新しいバージョンに変更するときは、現在の旧バージョンを一旦削除してから新バージョンをインストールしてください。 サービスの一覧から削除するときは、プロキシのディレクトリに移動して次のように入力してください。

\Bin\rmserver.exe -remove

UNIX へのインストール

UNIX システムにインストールする場合には、以下のトピックを参考にしてください。

Permission Denied(許可拒否)エラーメッセージ

UNIX 用のインストールプログラムを実行したときに“Permission Denied”というメッセージの表示される場合は、インストールプログラムに実行権限を設定してみてください。 それには次のコマンドを実行します。

chmod +x installer.bin

UNIX 用の RealSystem Proxy をインストールしたあと、インストール先ディレクトリー (rmserver.cfg ファイルの格納されているディレクトリ) で次のコマンドを実行してください。

Bin/rmserver rmserver.cfg &

上級ユーザー: Linux カーネルについての検討項目

当社では、http://www.kernelnotes.org で入手可能な最新の安定した 2.2.x カーネルにアップグレードすることをお勧めしています。次に、RealSystem Proxy と特定の Linux カーネルのガイドラインについて概説します。

RealSystem Proxy と Linux 2.4.x カーネル

RealNetworks では、バージョン 2.4 以降のカーネルでの最新バージョンの RealSystem Proxy の使用はサポートしていません。

RealSystem Proxy と Linux 2.2.x カーネル

次のように /etc/rc.d/rc.local に追加してください。
  • echo "32768" > /proc/sys/fs/inode-max
  • echo "19000" > /proc/sys/fs/file-max
  • echo "1" > /proc/sys/net/ipv4/tcp_syncookies
  • echo "2" > /proc/sys/net/ipv4/tcp_retries1
  • echo "8192" > /proc/sys/net/ipv4/tcp_max_syn_backlog


streamersessioncapacity 変数は設定不要です。

2.2 Linux カーネルの場合は、1000 人を超すユーザーに対応できるよう /usr/src/linux/include/linux/fs.h を変更する必要があります。 ソース コード内で次の行を編集してください。

#define NR_FILE 16384 /* システムの大きさにあわせて増加できます。*/

これで約 4000 台のクライアントに対応できるようになります。ただし、たとえば SMIL ではほかよりも多くの帯域幅が 必要になるように、クライアントの数はデータの種類や伝送特性によっても多少違ってきます。 カーネルが変われば、該当する行番号も変わることがあるので注意してください。/usr/src/linux/include/linux/fs.h の中で NR_FILE の定義されている行が目的の行です。

カーネルのコンパイル後にシステムを再起動したら、root としてログインし、 RealSystem Proxy を起動するシェルで 'ulimit -n 32768' を設定します。

RealSystem Proxy と Linux 2.0.x カーネル

当社では、最新の安定した 2.2.x カーネルにアップグレードすることをおすすめしています。 アップグレードできない場合は、filedescriptor パッチをインストールする必要があります。 詳しくは、Linux.org.za サイトを参照してください。
警告: RealSystem Proxy 以外にもアプリケーションが作動しているコンピューターで、このパッチをインストールすると、 それらアプリケーションの使用している可能性のある RPC サービスが壊れます。

次のように /etc/rc.d/rc.local にエコーしてください。

  • echo "32768" > /proc/sys/kernel/inode-max
  • echo "8192" > /proc/sys/kernel/file-max

カーネルのコンパイル後にシステムを再起動したら、root としてログインし、RealSystem Proxy を起動しているシェルで 'ulimit -n 32768' を設定します。

Linux へのインストール

Linux Distribution Packageのインストールオプションによっては、エラーのためRealSystem Proxy がインストールできない場合があります。この場合、多くは「libstdc++2.8」が事前にインストールされていないことが原因です。このような現象に遭遇した場合、RealSystem Proxy をインストールする前に「libstdc++2.8」を手動でインストールしてください。

Solaris へのインストール

Solaris システムにインストールする場合には、以下のトピックを参考にしてください。

Solaris 2.7 へのインストール

Sun Solaris 2.7で、root としてログオンし、プロキシを起動するシェルで 'ulimit -n 32768'を設定してください。

コマンド ライン オプション

RealSystem Proxy ではコマンド ライン オプション (フラグ) をいくつか使って詳しい情報が表示できます。 このコマンド ライン フラグは、プロキシ バイナリ のインストールされているディレクトリで「rmserver [flag]」と入力して実行します。 標準的なコマンド ライン フラグには次のようなものがあります。

-v : バージョンを表示するときは、このフラグを使います。 著作権情報、公開ビルド番号、オペレーティング システムが表示されます。

UNIX 専用のフラグ

-m x : プロキシに処理を行うメモリを割り当てます。 プロキシのメモリ領域のうち、 xで指定した分量が割り当てられます。単位はMByteです。 これを実行すると“RealSystem Proxy has allocated 'x' megabytes of memory”というメッセージが表示されます。
Windows NT / Windows 2000 専用のフラグ
  • -N. Windows NT のサービス チェック機能を無効にするときは、このフラグを使います。 現在の config ファイルに書き込むのではなく、前回登録した config ファイルが使われます。
  • -remove[:Name]. 名前を指定して Windows NT サービスを削除するときは、このフラグを使います。目的の名前を Name のところに入力してください。
  • -import[:Key]. あとに続く設定ファイルを Windows レジストリーに読み込みこむときは、このフラグを使います。
現時点での Windows NT 4.0 / Windows 2000 での制限事項

現在、次のコマンド ライン オプションは NTの RealSystem Proxy では機能しません。

  • -install[:name] [parameters]. Windows NT サービスとしての名前を付けてサーバをインストールするときは、このフラグを使います。任意の名前をname のところに入力してください。起動時にパラメーター リストにこの名前が渡されます。



RealSystem Proxy 8.01B で拡張された機能

8.01B アップデートでは、以下の機能が拡張されました。

RealSystem Proxy 8.01B アップデートでは、RealPix および RealText URL SetRequests で使用される "/" 文字を含むファイル システムの読み取り能力が向上しました。 バージョン 8.0.1.367 以前のRealSystem Proxyでは、複雑なRealPixまたは RealTextメディア クリップでキャッシュ再生上の 問題が発生することがあるので、アップグレードすることをお勧めします。 この問題が発生すると、RealPlayerが停止する場合があります。

RealSystem Proxy 8.01 で拡張された機能

8.01アップデートでは、次の機能が追加されました。

UDP ポート範囲の共有

RealSystem は、クライアント パケットの受信承認とパケット再送要求に UDP チャネルを確立します。 特定のネットワークおよびファイアウォールの構成では、RealPlayer と RealSystem Proxy、または RealSystem Proxy と RealSystem Server の間で UDP データが送信できない場合があります。ネットワークでこのUDP 転送が禁止されていて、RTSP 通信とクライアント再生が 行われる場合、RealSystem のパケットロスに対応する機能が制限され、配信品質の劣化を招く可能性があります。 このため、RealSystem Proxy および RealSystem Server 8.01 アップデートリリースでは、クライアントからのすべての UDP 転送を 一定の共有UDP ポート範囲で多重化できるように設定することができます。
この機能を有効にするには、以下の設定ファイル(rmserver.cfg)のルートにある以下の設定変数にポート範囲を指定します。

<Var UDPResendPortRange="28500-28510"/>

"28500-28601" は、クライアントUDP 受信承認の収集と再送要求のトラフィックに使用するユーザー指定のポート範囲です。

注意 : 最初のポート値は、偶数で始まっていなければなりません。

起動時に、プロキシーとサーバーは、指定された範囲内で最初のポートを使用します。 次に、同時に発生するクライアント接続のロードに従って、指定された範囲内の次のポートを順に使用します。 指定された範囲内のすべてのポートを使用し尽くされると、プロキシーとサーバーはデフォルトの運用に戻ります。 つまり、クライアントUDP の受信承認と再送要求トラフィックに使用するポートに、サーバーのデフォルトのUDP ポートを使用します。

ライセンスの強制に関する更新

有効な RealNetworks ライセンス キーがないと、RealSystem Server と Proxy 製品の起動ができなくなりました。

サービス拒否攻撃(DoS Attack)に対する対応

弊社でも、サービス拒否(DoS)攻撃が問題になっています。 たとえば、長い、切れ目のない RTSP 制御メッセージが RealSystem Server や RealSystem Proxy に送信されることがありました。 これらの攻撃に対処するために、ソフトウェアの内部的な調整が行われました。これにより、有効なクライアント接続が妨害されずに、システム機能が持続されるようになりました。 サーバーまたはプロキシーが DoS 攻撃を検出すると、エラー ログに警告メッセージが書き込まれます。

CPU 検出と Root プロセス所有者の要件

RealSystem Server または RealSystem Proxy を UNIX の root以外のユーザー ID で実行すると、RealSystem の CPU 検出機能に障害が発生します。 rmserver.cfg 構成ファイルを編集することにより、rmserver プロセスの起動時にCPU 検出機能を無効にすることができます。

  1. rmserver.cfg ファイルを開き、コンピューターのプロセッサー数が正しくなるように
    <Var ProcessorCount="0"/>
    を編集します。
    たとえば、<VarProcessorCount="2"/> は、ホストシステムに CPU が2つあることを示します。

    注意 : 編集を行う前に、設定ファイル(rmserver.cfg)の バックアップを作成してください。

  2. 構成ファイルに行った変更を保存します。
  3. rmserver プロセスを「--sct」コマンドで実行します。
    たとえば、「./rmserver ../rmserver -m 512 --sct &」というコマンドでは、RealSystem Proxy は 512 MB のメモリーで起動し、CPU 検出は実行されません。

並列処理

RealSystem Proxy キャッシュとファイル システム コンポーネントに、並列処理に関する修正が行われました。 これにより、複数のプロセッサを搭載したマシンではキャッシュ外からの並列読み取りのパフォーマンスが非常に改善されています。 たとえば、このバージョンの RealSystem Proxy では、メディアキャッシュ内でのデータブロックの内部キャッシュ方法が改善されています。

Apple Darwin ホスト オーダー アドレス

RealSystem Proxy では、RTSP SETUP 応答の SOURCE アドレス パラメータに Apple Darwin サーバーのホスト オーダー アドレスを維持するようになりました。以前のバージョンの RealSystem Proxy では、アドレス値がバイナリ ネットワーク オーダーに変換されたため、endian ハードウェアではパケットの消失が起きる場合がありました。 またパススルー モードでは、有効な接続が切断される場合がありました。

RTSP VIA ヘッダー

RTSP VIA ヘッダーがクライアントに送信されるようになりました。 RealSystem Proxy が別の RTSP プロキシに透過的に接続すると、適切な "Cache-Control: no-cache"が転送され、透過的なプロキシ構成において 重複したキャッシュアクセスが発生しなくなりました。

アクセスログ StatMask

前のバージョンのRealSystem Proxyでは、アクセスログの [stat3] ログの最後に余分な括弧 "]]"が 付いている場合がありました。 この不要な括弧は削除されました。 また、RealSystem Proxy StatMask パラメータの設定を変更したときに、rmserver プロセスの再起動が不要になりました。

複数の SMIL セッションのロギング

以前のバージョンのRealSystem Proxyでは、複数のSMILセッションを単一のRTSP SETUPメッセージで確立したときに、 これらのセッションが proxy.log に記録されない場合がありました。 このバージョンでは、各セッションの RealSystem Proxy レジストリIDが正しく処理され、クライアントにストリーミングされていたSMILファイルのセッションがクローズするときに、 proxy.log レコードが書き込まれます。

リダイレクトと RealSystem Server ブロードキャスト リダンダント

RealSystem Server によって開始されたネットワーク リダイレクト命令が直接 RealPlayer に送信されるようになりました。 この機能拡張により、RealSystem Proxy 経由で,RealSystem Server で設定されたブロードキャストリダンダント機能が RealPlayers で使用できるようになりました。 プライマリ ライブ ソースが使用不能になった場合に、別のライブ ソースにリダイレクトされるようになりました。

透過的なプロキシ配備のための RTSP リダイレクト方法

RealSystem Proxy のプラグインで、プラグインを設定して有効にしたときに、クライアントにRTSP 305 - "Use Proxy Redirect option" を送信するプラグインがあります。

プラグイン名: redirect.so.6.0 (UNIX)、redi3260.dll (Win32)

メディアのストリーミングを要求する RealPlayer 要求を RealSystem Proxy.に透過的に送信するように、Layer-4 スイッチを構成することができます。 クライアント プロキシーを検出するこの方法は RTSP 要求にのみ適用されます (PNA プロトコルは、クライアント プロキシーの透過的な検出を許可していません)。また、この方法は、Layer-4 デバイスが割り込み可能で、すべてのRealPlayer 要求が宛先の RealSystem Server に届く前に、これらの要求を RealSystem Proxyホストにスイッチできるネットワーク トポロジーを 前提にしています。

Layer 4 デバイスの設定はメーカーによって異なります。 ここで説明しているプロキシー検出方法を有効にするには、Layer-4 デバイスでユーザーが定義したルールに従ってアドレスを再設定し、TCP パケット ヘッダーを変更できなければなりません。

RealSystem Proxy で RTSP リダイレクタ プラグインを有効にする必要があります。このプラグインは RealSystem Proxy に組み込まれていますが、デフォルトでは無効に設定されています。 このプラグインを有効にする構成変数は、次のとおりです。

コンポーネント

  [Client] ----> [L4 SWITCH] ----> [RealSystem Server]
                                |
                    [RealSystem Proxy]

イベントの順序

  1. クライアントが rtsp://real.server.com/file.rm に要求を出します。
  2. Layer-4 スイッチは、クライアント ネットワークのすべてのトラフィックを監視し、"AnyHost port 554" が存在する要求の TCP 宛先パケットをRealSystem Proxy ホストの Port 554 にスイッチします。
  3. RealSystem Proxy では、RTSP リダイレクタ プラグインを有効にしてPort 554 を listen することができます。RTSP リダイレクタ プラグインは、受信したクライアント接続に対して RTSP "Use Proxy" 305 OPTION 応答を送信します。 RTSP リダイレクタ プラグインの送信した RTSP "Use Proxy" 305 OPTION には、RTSP Proxy が使用する RealSystem Proxy ホスト アドレスとポートが指定されています。
  4. クライアントは、RTSP "Use Proxy" 305 OPTION 応答を受信します。 クライアントは、RTSP "Use Proxy" 305 OPTION に指定された RealSystem Proxy ホスト アドレスとポートに対して新しい接続を確立します。
  5. これにより、クライアントと RealSystem Proxy の間に新しい接続が確立されます。 これは、Layer-4 デバイスが RealSystem Proxy ホストアドレスと RTSP プロキシポートに対するトラフィックに割り込んだり、切り替えないことを 前提としています。

設定要件

クライアント (RealPlayer)

  1. クライアントの設定要件はありません。RTSP プロキシの使用をクライアントで設定してはいけません。 クライアントが RTSP OPTION 305 を受信できるようにしておく必要があります。これは、RealPlayer G2 バージョン 6.0 以降 (1998年9月) でサポートされています。

RealSystem Proxy

  1. <List Name="Proxy"> で、<Var RTSPPort="554"/> を <Var RTSPPort="1091"/> に変更します。
  2. RTSP リダイレクタ プラグインの設定を rmserver.cfg ファイルのルートに追加します。

        <List Name="RTSPRedirector">
             <Var Port="554"/>
             <Var RedirectToAddress="10.0.0.0"/>
             <Var RedirectToPort="1091"/>
        </List>

    「10.0.0.0」はRealSystem Proxy ホストのIPアドレスです。

Layer-4 スイッチ

Layer-4 (L4) スイッチの設定はベンダーによって異なりますが、一般的なガイドラインは次のとおりです。

  1. デバイスは、"AnyHost:554" から RealSystem Proxy ホスト アドレスおよび RTSP リダイレクタ プラグイン ポート (デフォルトでは 554)へのTCP トラフィックのスイッチをポート単位にサポートしている必要があります。
  2. TCP パケットをスイッチするときに、デバイスは次の処理を行う必要があります。
    • パケットの IP ヘッダーを上書きし、"宛先アドレス"を RealSystem Proxy ホストアドレスに設定する。
    • パケットの TCP ヘッダーを上書きし、"宛先ポート"を 554(RTSP リダイレクタ プラグインが使用するポート)に設定する。

RealSystem Proxy 8.0 の新機能

プロキシー認証

RealSystem Proxy では、RealPlayer のアクセス可能な URL を制御することができます。 プロキシー認証機能を有効にすると、個々の RealPlayer ユーザーは自分のユーザー名とパスワードとを入力しない限りストリーミング メディアへアクセスできなくなります。

階層的なキャッシング

この機能により、2つのプロキシーをチェーン構成(多段構成)に設定して、メディア ファイルのストリーミングを 行うことができます。

Apple QuickTime サポート

RealSystem Server から Apple QuickTime ストリーミング メディア (.mov) を提供して、それをApple QuickTime Player で再生するような場合であっても、RealSystem Proxy では、キャッシュ、スプリッティング、パススルー(pass-through)再生 といった各機能が利用できます。

ストリーミング MP3

RealSystem Server から提供するストリーミング MP3 ファイルについても、RealSystem Proxy では、キャッシュ、 スプリッティング、パススルー再生といった機能が使えます。

Macromedia Flash 4

RealSystem Server から提供する Macromedia Flash 4 のファイルについても、RealSystem Proxy ではキャッシュおよびパススルー再生という機能が使えます。

これらの機能の詳細については、 ドキュメントライブラリで公開されている RealSystem iQ Proxy 8 アドミニストレーション ガイドを参照してください。

マルチプロセッサーの環境設定

プロセッサーが複数ある場合は、<Var ProcessorCount="0"/> という設定ファイル変数と、 RealSystem Proxy に使用されるプロセッサーの個数とを等しくしなければなりません。 RealSystem Proxy にはプロセッサー自動試験機構が付いていますが、この機構は、有効な ProcessorCount 設定変数の無いときに その代わりに使われるものです。 起動時に試験が実行され、プロセッサーの個数が検出されます。 この試験で得られる数値は必ずしも正確ではないので、RealSystem Proxy を実行する前に ProcessorCount の値を 正しく設定しておくことをお勧めします。

RealSystem Server の相互運用性とストリームの暗号化

RealNetworks 固有の技術や他社製の方式を用いてサーバーで暗号化されたさまざまなストリームは、 オンデマンド放送のときもライブ放送のときも、接続中の RealPlayer に向けてパススルー再生方式で RealSystem Proxy から転送されます。

RealSystem Proxy と RTSP に関連する規格遵守

RealSystem Proxy は、Real Time Streaming Protocol (RTSP), RFC 2326 に完全に準拠しています。RTSP は、インターネット プロトコル (IP) ベースのネットワークでのストリーミング メディアの制御に関して Internet Engineering Task Force (IETF) が提案する規格です。 標準規格に則ったサーバやクライアント実装での RealSystem Proxy の RTSP 相互運用性について、何か質問や関心のある場合は http://service.jp.real.com/ へアクセスしてみてください。

キャッシュに入れないファイルタイプの指定

RealSystem Proxy では、ストリーミング メディア ファイルの種類をいくつか指定して、そのファイルをキャッシュに入れないようにすることができます。 初期設定では、500kbs を上回る Apple QuickTime ファイルはキャッシュされません。理由は、QuickTime ファイルではキャッシング ファイル システム上にオーバーヘッドが発生するためです。 将来リリースされるプロキシでは、帯域幅の必要条件にかかわらず RealSystem Proxy で適切にキャッシュされるよう、QuickTime ファイルのフォークを解決する予定です。

キャッシュしないファイルの拡張子とファイル ビットレートのデフォルトは、rmserver.cfg ファイルの <List Name="NoCacheExtensions"> 変数で設定できます。

既知の問題

以下では、このバージョンのRealSystem Proxy 8 で判明している問題について説明します。

チェーン(多段)構成でのプロキシ認証

チェーン(多段)構成ではプロキシー認証機能が使えません。 RTSP 仕様 (RFC 2326) では、1 台の中継用プロキシーを介してほかのいくつかの (関連の無い) 中継装置へ‘Proxy-Authenticate’ヘッダーを渡さないように勧告しています。 RFC 2326 の section 14.33、14.34 を参照してください。

プロキシ認証 RTSP オプション メッセージの使用

RealPlayer の現在の正式版は‘407 - Use Proxy Authenticate'という RTSP OPTIONS メッセージに対応していません。そのため RealSystem Proxy は、RealPlayer のユーザーにユーザー名とパスワードの入力を促すときに、‘401 - Unauthorized’という RTSP OPTIONS メッセージを発行します。 機能面で何ら問題の発生するわけではありませんが、エンド ユーザーは、そのメッセージを見ただけでは、認証を実行しているのが RealSystem Proxy なのか RealSystemServer なのか判別できません。 RealPlayerの今後のバージョンでは、RTSP 'プロキシ認証の使用' メッセージをサポートします。 このドキュメントでプロダクトのバージョンと使用可能かどうかを確認してください。

オンザフライでの変更反映機構と Administrator

今回のリリース版では、Admin システムのいくつかの環境設定項目に変更を加えた場合、多くの項目については RealSystem Proxy を再起動しなくてもすぐにその内容が反映されるようになりました。 ただし一部の項目については、やはり RealSystem Proxy を再起動しないと変更内容は反映されません。

RealSystem Proxy を再起動しないと変更内容の反映されないフィールドに変更を加えた場合、RealSystem Proxy の Web ベース Administrator がそのフィールドに赤いアスタリスクを表示して警告文で注意を促すようになりました。

1 枚の Web ページ上のフィールドをすべてではなく、1 個以上変更した場合は次のようになります。

  1. 影響を受けるフィールド名のうしろに赤いアスタリスクが 1 個表示されます。
  2. 次のように、赤いアスタリスクの付いた文章が表の下に表示されます。 "*A server restart is required to effect changes applied to this field/these fields."
1 枚の Web ページ上のフィールドをすべて変更した場合は次のようになります。
  1. フィールド名のうしろに赤いアスタリスクは表示されません。
  2. 次のように、赤いアスタリスクの付いた文章が表の下に表示されます。 "*A server restart is required to effect changes applied to this page."

Netscape 6 ブラウザ

RealSystem Proxy Administrator (Web ベースのインターフェイス) は、現在 Netscape ブラウザの最新版、Netscape 6、http://home.netscape.com/browsers/6/index.html の使用をサポートしていません。Administrator にアクセスすると、正しくサポートされているバージョンのブラウザを使用するよう警告が表示されます。

RealSystem Proxy プラグイン一覧

次の表は Windows と UNIX で使えるプラグインのファイル名とその機能を列挙したものです。
Windows UNIX 説明
admi3260.dll adminfs.so.6.0 RealNetworks Admin File System
allo3260.dll allow.so.6.0 RealNetworks Basic Allowance Plug-in
audp3260.dll audplin.so.6.0 RealNetworks ACM, AIFF, AU, DVI4, PCM, WAV, File Format and Renderer Plug-in
auth3260.dll authmgr.so.6.0 RealNetworks Authentication Manager
basc3260.dll bascauth.so.6.0 RealNetworks Basic Authenticator
dbmg3260.dll dbmgr.so.6.0 RealNetworks Database Manager
dbwr3260.dll dbwrap.so.6.0 RealNetworks 5.0 Database Wrapper
incl3260.dll inclrep.so.6.0 RealNetworks Include TagHandler Plug-in
meip3260.dll meiplin.so.6.0 RealNetworks Media Export Interface Plug-in
miip3260.dll miiplin.so.6.0 RealNetworks Media Import Plug-in
mp3f3260.dll mp3f.so.6.0 RealNetworks MP3 File Format Plug-in
ntau3260.dll N/A RealNetworks NTLM Authenticator
ntlo3260.dll N/A RealNetworks NT Event Logger
perf3260.dll N/A RealNetworks RMA Performance Monitor
plog3260.dll plogplin.so.6.0 RealNetworks Proxy Logging Plug-in
plus3260.dll plusplin.so.6.0 RealNetworks PlusURL File Format Plug-in
ppvb3260.dll ppvbasic.so.6.0 RealNetworks Flatfile Database Plug-in
N/A ppvmsql.so.6.0 RealNetworks Mini SQL PPV Database Plug-in
ppvo3260.dll N/A RealNetworks ODBC 3.0 PPV Database Plug-in
prox3260.dll proxypln.so.6.0 RealNetworks PNA Proxy Plug-in
prxa3260.dll prxauth.so.6.0 RealNetworks Pay Per View Allowance Plug-in
pxcg3260.dll pxcgif2.so.6.0 RealNetworks RealPix GIF File Format Codec and Renderer Codec Plug-in
pxcj3260.dll pxcjpeg2.so.6.0 RealNetworks RealPix JPEG File Format Codec and Renderer Codec Plug-in
pxff3260.dll pxff.so.6.0 RealNetworks RealPix File Format Plug-in
pxgf3260.dll pxgf.so.6.0 RealNetworks GIF File Format Plug-in
pxjf3260.dll pxjf.so.6.0 RealNetworks JPEG File Format Plug-in
pxpf3260.dll pxpf.so.6.0 RealNetworks PNG File Format Plug-in
qtff3260.dll qtffplin.so.6.0 RealNetworks QuickTime File Format Plug-in
redi3260.dll redirect.so.6.0 RealNetworks RTSP Redirect Plug-in
rmff3260.dll rmffplin.so.6.0 RealNetworks RealMedia File Format Plug-in
rn5a3260.dll rn5auth.so.6.0 RealNetworks RN5 Authenticator
rnca3260.dll rncache.so.6.0 RealNetworks Cache Plug-in
rprx3260.dll rprxypln.so.6.0 RealNetworks RTSP Proxy Plug-in
rtff3260.dll rtffplin.so.6.0 RealNetworks RealText File Format Plug-in
sbmo3260.dll sbmonpln.so.6.0 RealNetworks Source Bandwidth Monitor Plug-in
sdpp3260.dll sdpplin.so.6.0 RealNetworks SDP Stream Description Plug-in
smlf3260.dll smlffpln.so.6.0 RealNetworks SMIL File Format Plug-in
smon3260.dll smonplin.so.6.0 RealNetworks System Monitor Plug-in
smpl3260.dll smplfsys.so.6.0 RealNetworks Local File System
splt3260.dll spltplin.so.6.0 RealNetworks Splitter Broadcast Plug-in
swff3260.dll swff.so.6.0 RealNetworks File Format Plug-in for Macromedia Flash 4
tagf3260.dll tagfsys.so.6.0 RealNetworks XML Tag File System
vidp3260.dll vidplin.so.6.0 RealNetworks AVI, Active Stream Version 1, ICM, RGB File Format Plug-in
vivf3260.dll vivff.so.6.0 VivoActive File Format Plug-in

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