RealMedia Editor を使用して、RealAudio クリップおよび RealVideo クリップを編集することができます。たとえば、クリップの開始部分または終了部分を除外してクリップを短くすることができます。タイトル、制作者、その他のクリップ情報の変更も可能です。イメージ マップやインタラクティブなイベントを RealMedia ファイルにマージすることもできます。Windows と Linux のコマンド ライン エディタ、および Windows のグラフィカル エディタが使用可能です。
| 備考 : RealMedia Editor は、RealProducer Plus には付属していますが、RealProducer Basic には付属していません。 |
RealMedia Editor は、RealProducer のメイン インストール ディレクトリの RealMediaEditor ディレクトリに自動的にインストールされます。Windows の場合は、グラフィカル エディタ プログラム rmedtgui を使用することができます。このグラフィカル エディタを開くには、RealProducer 上で [File (ファイル)]>[Edit RealMedia File (RealMedia ファイルの編集)] の順に選択します。ウィンドウ上部のメニュー項目から、次のような、エディタのさまざまな機能にアクセスできます。
RealMedia クリップを開いて、再生、移動、および編集を行うことが可能です。
| クリップを開くには |
.rm または .rmvb のファイル) が保存されているディレクトリに移動し、ファイルを選択します。ファイル サイズが 2 ギガバイト未満の場合に、RealMedia クリップを編集することができます。| ヒント : クリップを RealMedia Editor のメイン ウィンドウにドラッグして、クリップをただちに開くこともできます。 |
RealMedia Editor には、編集ポイントを検索するためにクリップ内を移動する複数の方法があります。タイムラインのスライダ、[Play(再生)] ボタンと [Stop (停止)] ボタン、編集ポイント、キー フレームなどを使用することができます。
タイムラインは、クリップの中を移動する最も簡単な方法です。赤い線は、クリップ内での現在の位置を示しています。ラインを移動する場合は、ラインを新しい位置にドラッグするか、マウスのボタンで移動したいタイムラインのポイントをクリックします。この操作により、移動先ポイントのビデオ フレームが表示されます。
クリップで特定の部分を検索する場合、移動用のボタンを使用することもできます。[Play (再生)] ボタンをクリックして、再生を開始します。クリップ内で検索対象のポイントに到達したときに、[Stop (停止)] をクリックします。
キー フレームは、ピクセル単位でエンコードされるビデオ フレームです。RealVideo クリップは、複数のキー フレームから構成されています。キー フレーム間のフレームはキー フレームに基づいており、ビデオ クリップには少なくとも 1 つのキー フレームを含める必要があります。キー フレームを使用して移動を実行すると、新しいシーンの開始位置といった、クリップのメイン セクションにジャンプすることができます。クリップ内の次のキー フレームに進むには、>> のボタンをクリックします。<< をクリックすると、前のキー フレームに戻ります。
編集ポイントとは、クリップの編集が可能なポイントのことです。この編集ポイントは、クリップの分割単位にすることができる、オーディオ データの最小ブロックによって指定されています。ビデオのみのクリップの場合、編集ポイントが存在しないため、クリップを任意のポイントで編集することができます。クリップ内の次の編集ポイントに進むには、> のボタンをクリックします。< のボタンをクリックすると、クリップ内の前の編集ポイントに戻ります。
このセクションでは、RealMedia Editor を使用して RealMedia クリップを編集する方法について説明します。クリップの開始部分や終了部分を編集する方法、クリップ情報を変更する方法、イメージ マップやインタラクティブなイベントをクリップにマージする方法、現在のクリップに別のクリップを結合する方法などについて解説します。
RealMedia Editor を使用して、クリップの開始部分または終了部分を除外することができます。このセクションでは、編集用ポイントのマーク方法とクリップを編集する際のヒントについて説明します。
| クリップの開始部分または終了部分を編集するには |
[) が表示されます。タイムライン上のそれ以降の部分は濃い灰色で表示されます。| ヒント : [In (開始)] フィールド内で現在の時間を変更して、クリップの開始ポイントを変更することもできます。 |
]) が表示されます。タイムライン上で 2 つの角かっこにはさまれた部分が、濃い灰色で表示されます。クリップの新しい終了時間も表示されます。| 備考 : [Out (終了)] フィールド内で現在の時間を変更して、クリップの終了ポイントを変更することもできます。 |
| 備考 : クリップの再生が停止するまで、開始および終了のマークは変更できません。 |
dd:hh:mm:ss.xyz (日 : 時 : 分 : 秒.ミリ秒) という形式を使用します。クリップ情報によってクリップに関する情報を提供することで、視聴者はクリップをより簡単に特定できるようになります。RealMedia Editor を使用して、ファイルに添付されたクリップ情報を変更したり、クリップ情報が存在しない場合は新たに作成を行うことができます。
| クリップ情報を変更するには |
イメージ マップは、RealVideo クリップ内にクリッカブル フィールドを作成するテキスト ファイルです。イメージ マップでは、視聴者のクリックにより、視聴者のブラウザに Web サイトが表示されるといった、特定のアクションが発生します。イベントはイメージ マップに類似していますが、イベントの場合、アクションが視聴者の操作なしで自動的に発生する点が異なります。RealMedia Editor を使用して、これらのファイルを RealMedia クリップにマージすることができます。
| 詳細情報 : イメージやイベント ファイルの作成方法については、第 13 章を参照してください。 |
| イメージやイベント ファイルを RealMedia クリップにマージするには |
RealMedia Editor を使用して、RealMedia クリップをほかの RealMedia クリップに結合することができます。結合が可能なのは、それぞれのファイルのストリーム数およびタイプが同一である場合に限られます。そのため、この機能は、すべてのソース ファイルが RealProducerで同一の設定を使用してエンコードされている場合に最も効力を発揮します。
| 備考 : 結合されたクリップの合計サイズは、エディタのファイル サイズの上限である 2 ギガバイトを超過することはできません。 |
| クリップにほかのクリップを結合するには |
RealMedia Editor には、編集処理に役立つ高度な機能があります。クリップ内のすべてのストリームに関する情報を表示することができます。また、RealMedia Editor がクリップのプレビューを実行する際の速度を指定することも可能です。
RealMedia クリップには、いくつかのストリームが含まれています。シングル レートの VBR ファイルの場合は、含まれるストリームは 1 つのみです。一方、SureStream の CBR ファイルの場合は、対象となるオーディエンス数に応じて複数のストリームを含むことができます。RealMedia Editor によって、エンコード済みの各ストリームに関する情報を確認することができます。ただし、ファイル内にレコーディング情報が存在しない場合は、対応するフィールドは空白になります。
| ストリーム情報を表示するには |
そのほか、このダイアログでは、クリップ内の各ストリームに関する次のような情報も確認することができます。
RealMedia Editor を使用して、開いたクリップのプレビュー方法を変更することができます。クリップをすばやく表示したり、正確に表示することができます。正確に表示する設定にした場合、サイズの大きいクリップの表示には時間がかかります。
| RealProducer の環境設定を変更するには |
RealMediaEditor ディレクトリの実行可能プログラム rmeditor は、Windows または Linux のコマンド ラインから RealMedia Editor を実行します。このプログラムには、次のような 3 つの主要な機能があります。
次の表は、rmeditor のオプションをまとめたものです。オプション フラグは、長い形式と短い形式の両方を示しています。
次の構文を使用して、エンコード済みの RealMedia クリップに関する情報が格納された、テキスト形式のダンプ ファイルを作成することができます。
rmeditor -inputFile filename.rm -dumpFile filename.txt
rmeditor {-inputFile <filename>} {-outputFile <filename>}
[-t | -title <title>] [-a | -author <author>] [-c | -copyright <copyright>]
[-q | -description <description>] [-n | -keyword <keywords>] [-r | -rating <rating>]
ファイルを切り取ったり、2 つのファイルをまとめて連結する場合には、次の構文を使用します。
rmeditor {-i | -input | -inputFile <input> [-s | -startTime <dd:hh:mm:ss.xyz>] [-e | -endTime <dd:hh:mm:ss.xyz>] }
[-i | -input | -inputFile <input> [-s | -startTime <dd:hh:mm:ss.xyz>] [-e | -endTime <dd:hh:mm:ss.xyz>] ]
{-o | -output | -outputFile <filename>}
[-t | -title <title>] [-a | -author <author>] [-c | -copyright <copyright>]
[-q | -description <description>] [-n | -keyword <keywords>]
meditor -i input.rm |
rmeditor -i input.rm -t "new title text" -o output.rm |
rmeditor -i input.rm -r 1 -o output.rm |
rmeditor -i input.rm -r 0 -o output.rm |
rmeditor -i input.rm -s 0:0:3:2.20 -e 0:0:4:2.20 -o output.rm |
| 備考 : 開始時間と終了時間は、クリップがキー フレーム境界で開始 / 終了されるように調整します。ファイルの終了ポイントを指定する場合は、終了時間として 0 を使用します。 |
rmeditor -i input.rm -i input2.rm -i input3.rm -o output.rm |
| 備考 : 複数の入力ファイルが指定されている場合、開始時間と終了時間の引数はすべて無視されます。 |
rmeditor -i input.rm -q "This file contains audio and video of the 1/1/99 meeting" -o output.rm |
rmeditor -i input.rm -n "travel Fiji resorts" -o output.rm |
rmeditor -i input.rm -IN 1 -o output.rm |
rmeditor -i input.rm -IN 1 -o output.rm |
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