この章では、Windows プラットフォームと UNIX プラットフォームに Helix Universal Server をインストールする方法について説明します。また、Helix Universal Server を設定する Web 形式ツールである Helix Administrator も紹介します。Helix Universal Server を起動するとすぐにメディアをストリームできます。この章の最後では、クリップのストリームとライブ入力のブロードキャストを行う手順について説明します。
Helix Universal Server をインストールするには、ここで説明するように、基本的な設定と配置を事前に決定しておく必要があります。
最適な通信を実現するには、ファイヤーウォール (Helix Universal Server のネットワーク内にあるファイヤーウォールと外部組織のファイヤーウォールのどちらか) との関係を考慮したうえで Helix Universal Server の配置を選択する必要があります。ファイヤーウォールに関する全体的な問題については、第 11 章を参照してください。自分の組織にファイヤーウォールがあり、Helix Universal Server の通信に対するファイヤーウォールの影響が不明な場合は、必ず「ネットワークでの Helix Universal Server の配置」を参照してください。
| ヒント: お使いのネットワーク上でファイヤーウォール経由のトラフィックを許可できるポートがどれか不明な場合、ファイヤーウォール管理者にお問い合わせください。 |
Web サーバーと同じ物理マシンには Helix Universal Server をインストールしないことを推奨します。これによってポートの競合を防ぐことができます。また、一方のサーバーの利用が集中したときに他方のサーバーが影響を受けないように、負荷を分散できます。Web サーバーと同じコンピュータに Helix Universal Server をインストールする必要がある場合は、次の注意事項を守ってください。
HTTP はストリーミング プロトコルではありませんが、Helix Universal Server は HTTP をサポートしています。これは主に Web ブラウザからのメディア要求を処理するためですが、同時に HTML ベースの Helix Administrator の操作のためでもあります。Web ブラウザとメディア プレイヤーは通常、HTTP 要求をポート 80 で行います。Web サーバーと Helix Universal Server が同じコンピュータに存在する場合、両方のサーバーがポート 80 を使用することはできません。このような競合を防ぐには、2 つの方法があります。
インストール時には、Helix Universal Server に対して別の HTTP ポートを指定できます。ただしこの場合、クライアントが正しいポートに要求を送ることができるように、Helix Universal Server の HTTP URL すべてにポート番号を指定する必要があります。このとき、URL の記述の誤りが発生する可能性があります。また、ファイヤーウォールが HTTP 要求をポート 80 に限定している場合、クライアントのアクセスが制限されます。
| 詳細情報: 「標準以外のポートによる通信の処理」と「ファイヤーウォールの背後にあるクライアント ソフトウェアへのストリーミング」を参照してください。 |
もう一つの方法は、同じコンピュータで IP アドレスを 2 つ使用し、一方を Helix Universal Server に、もう一方を Web サーバーに使用する方法です。できれば、こちらの方法を使用してください。この方法では、複数のネットワーク インターフェイスを搭載したマルチホーム マシンが必要です。マルチホーム マシンを使用する場合、各ネットワーク インターフェイスに IP アドレスを割り当て、Helix Universal Server をどちらかの IP アドレスにバインドします。Helix Universal Server と Web サーバーは、どちらもそれぞれのネットワーク アドレスのポート 80 を使用します。
ただし次のすべてに該当する場合、HTTP ポートの競合のため、Helix Universal Server をインストールしても起動できない可能性があります。
競合は、インストール後に Helix Universal Server がネットワーク インターフェイス 0 にバインドされるため発生します。Web サーバーがこのアドレスを使用している場合、2 つのサーバーがポート 80 を要求します。ただし、Web サーバーが 0 以外のネットワーク インターフェイスを使用している場合、問題は発生しません。この問題の対処方法を次の手順に示します。
| マルチホーム マシンで HTTP ポート 80 の競合を防ぐには、以下の手順に従ってください。 |
Helix Universal Server は、設定可能な MIME タイプをサポートする Web サーバーと連動します。次の表に、推奨 MIME タイプの一覧を示します。下記の拡張子 .ram および .rpm の MIME タイプに Web サーバーが対応している必要があります。MIME タイプの定義については、Web サーバーのドキュメントを参照してください。
| 詳細情報: Helix Universal Server は、HTTP でファイルを配信することもできます。MIME タイプの設定については、「HTTP 通信の ための MIME タイプの追加」を参照してください。 |
Helix Universal Server をインストールするには、バイナリのインストール ファイルと、Helix Universal Server の機能を有効にするライセンス ファイルが必要です。ライセンス ファイルがなくても Helix Universal Server をインストールすることはできますが、有効なライセンス ファイルを入手するまで、Helix Universal Server は作動しません。ライセンス ファイルは、Helix Universal Server のダウンロードまたは購入後、電子メールで送信されます。Helix Universal Server を Windows NT Service としてインストールするためには、管理者権限が必要です。
| Helix Universal Server をインストールするには、以下の手順に従ってください。 |
License サブディレクトリにライセンス ファイルがコピーされます。起動時に Helix Universal Server がライセンスのコピーを読み取ります。| 注意: Windows では、Helix Universal Server のデフォルトのインストール パスは以前のバージョンの RealSystem Server とは異なります。詳細については、「別のディレクトリでのアップグレード」を参照してください。 |
root でログインする必要があります。アップグレード インストールで以前のバージョンとは別のパスに Helix Universal Server をインストールする場合、インストール後に、以前のバージョンのインストール ディレクトリから新しいディレクトリへと内容を移動してください。たとえば、次のように Windows のデフォルトのインストール パスを選択した場合、この操作が必要です。
C:\Program Files\Real\Helix Server |
移動する必要があるのは、Content と Secure ディレクトリのファイル、およびオプションで Logs ディレクトリのファイルです。認証を使用している場合、付録 C に記述しているファイルも移動する必要があります。
以前のバージョンの Helix Universal Server の設定ファイルを使用する予定の場合、手動で設定情報を編集して新しいインストール ディレクトリを反映させる必要があります。フル パスが記述されている変数を探して、値を書き換えてください。
| 警告 ! テキスト エディタで設定ファイルを編集すると Helix Universal Server を無効にしてしまう可能性があるため、変更する前に必ず 付録 A を参照してください。 |
再インストールは通常は不要ですが、必要ならば「Helix Universal Server のインストール」で説明しているインストール手順を再度実行すれば再インストールできます。再インストールしてもメディアの内容は影響されませんが、Helix Universal Server の設定値はデフォルトにリセットされます。初期インストール後にシステム設定を変更した場合、次の方法によってそのデータを保持することができ、再インストールがスムーズに行えます。
rmserver.cfg) のバックアップをとって設定情報を保存します。再インストール後、インストール時に作成された設定ファイルをバックアップしたファイルに置き換えます。slta.cfg ファイルを使用した場合、このファイルもバックアップをとります。SLTA の詳細については、第 10 章を参照してください。adm_b_db や con_r_db など) すべてのバックアップをとります。この手順が必要となるのは、認証用のユーザーやパスワードをインストール後に追加した場合だけです。付録 C で認証データベースについて説明しています。Cache および Logs サブディレクトリにあります。ここでは、Windows または UNIX で Helix Universal Server を起動または終了する方法を説明します。Helix Universal Server を手動で起動する場合のコマンド ライン オプションも示します。さらに、Helix Universal Server を Windows サービスとして設定するオプションをインストール時に選択しなかった場合、このオプションを後で選択する方法についても説明します。
Helix Universal Server を手動で起動する時には、必要な設定ファイルを選択できます。また、コマンド ライン オプションは、Windows と UNIX のどちらでも指定できます。「Helix Universal Server の再起動」の説明にもあるように、設定変更後、Helix Administrator で Helix Universal Server を再起動できます。
Windows でデフォルト インストールを行うと、Helix Universal Server は Helix Server という名前のサービスとしてセットアップされます。この場合、Helix Universal Server は常にバックグラウンドで実行されるため、起動する必要はありません。Helix Universal Server を Windows サービスとしてインストールしなかった場合、[スタート] メニューまたはコマンド ラインで起動できます。
[スタート] メニューの [プログラム] をポイントし、[Helix Server] をクリックします。Helix Universal Server がデフォルトの設定ファイル rmserver.cfg をロードします。
[スタート] メニューでコマンド プロンプトを開きます。Helix Universal Server のフォルダに移動し、次のコマンドを入力して、デフォルトの設定ファイルで Helix Universal Server を起動します。必要な場合は、別の設定ファイルを使用できます。
Bin\rmserver rmserver.cfg |
Helix Universal Server をデフォルト インストールした場合、RTSP ポートは 1024 未満に設定されます。このため、Helix Universal Server を起動するユーザーは、root でログインする必要があります。Helix Universal Server で root 権限を継承しない場合、起動直後に Helix Universal Server を別のユーザーおよびグループ名に切り替えることができます。詳細については、「UNIX のユーザー名およびグループ名の設定」を参照してください。
Helix Universal Server は、アプリケーションとして、あるいはバックグラウンド プロセスとして起動できます。次の手順ではデフォルトの設定ファイル (rmserver.cfg) を使用しますが、別のファイルを指定することもできます。お使いのマシンが複数のプロセッサを使用している場合、まず「プロセッサ数の設定」を参照してください。
| UNIX で Helix Universal Server を起動するには、以下の手順に従ってください。 |
| 警告 ! Bin ディレクトリから Helix Universal Server を起動しないと、設定ファイルの相対パスが正しく認識されません。 |
Bin/rmserver rmserver.cfg & |
Bin/rmserver rmserver.cfg |
-m パラメータを追加すると、Helix Universal Server で使用するメモリ容量を制限できます。-m の後には、メモリの容量 (32 より大きい値) をメガバイト単位で指定します。次の例は、Helix Universal Server をアプリケーションとして起動します。Bin/rmserver rmserver.cfg -m 512 |
次の例は、Helix Universal Server をバックグラウンド プロセスとして起動します。
Bin/rmserver rmserver.cfg -m 512 & |
Helix Universal Server はテキスト ファイルを作成し、親の Helix Universal Server プロセス、つまり rmserver プロセスのプロセス ID の現在値を記録します。このファイルは、PidPath 変数が示すディレクトリに保存され、インストール時に rmserver.pid という名前が付けられます。設定ファイルに PidPath が指定されていない場合、PID の情報は LogPath 変数が示すディレクトリに保存されます。
複数 CPU を備えた UNIX システムの場合、Helix Universal Server で使用可能なプロセッサの数を、設定ファイルの ProcessorCount 変数に設定する必要があります。この変数が設定されていないか、またはデフォルト値の 0 に設定されている場合、Helix Universal Server は自動的にプロセッサ テストを実行します。このテストは、オペレーティング システムがほかのタスクを実行中でビジー状態の場合には、実行しても正確な結果が出ないこともあります。また、Helix Universal Server を root 以外のユーザー ID で実行している場合、CPU 検出システムは無効となります。
| ヒント: 設定ファイルを編集する前には、必ずファイルのバックアップをとってください。設定ファイルの構文については、付録 A を参照してください。 |
| 設定ファイルにプロセッサ数を設定するには、以下の手順に従ってください。 |
rmserver.cfg です。ProcessorCount 変数に、お使いのマシンのプロセッサの数を設定します。たとえば 2 個のプロセッサを使用しているホスト システムの場合、設定は次のようになります。<Var ProcessorCount="2"/> |
rmserver プロセスを、--sct コマンド付きで起動します。下記に例を示します。./ |
これによって Helix Universal Server は 512 MB のメモリーで起動され、CPU 検出テストはスキップされます。起動オプションの詳細については、「UNIX での起動」を参照してください。
Windows と UNIX のどちらでも、コマンド ラインで Helix Universal Server を起動するときにはオプションを追加できます。ほとんどの場合、オプションはデバッグ用に使用します。実行ファイル名 rmserver の後にオプションを指定します。各オプションの前には、次のように 1 つまたは 2 つのハイフンを入力します。
Bin/rmserver |
次の表にもあるように、コマンド ライン オプションには短い形式と長い形式があります。この表にはない Windows 専用のコマンド ライン オプションについては、「Windows サービスとしての Helix Universal Server の設定」を参照してください。
通常、実行中の Helix Universal Server を終了する必要はありません。再起動を必要とする設定変更を行う場合は、「Helix Universal Server の再起動」の説明に従って Helix Administrator から再起動することができます。
Helix Universal Server を Windows サービスとして起動した場合、[サービス] コントロール パネルで Helix Universal Server を終了します。[スタート] メニューの [設定] をポイントし、[コントロール パネル] をクリックしてから、[サービス] をダブルクリックします。一覧で Helix Server (サービス名が異なる場合もあります) を見つけて強調表示し、[停止] をクリックします。
Helix Universal Server を手動で起動した場合は、コマンド ウィンドウに切り替え、Ctrl キーを押しながら C キーを押します。タスク マネージャ (Ctrl + Alt + Del) を使用して Helix Universal Server アプリケーションを終了することもできます。
UNIX で Helix Universal Server を終了するには、まず親プロセスのプロセス ID 番号を取得し、次にそのプロセス ID 番号で kill コマンドを実行します。プロセス ID は rmserver.pid ファイルに保存されており、通常このファイルは Logs ディレクトリにあります。(Logs ディレクトリの場所は、設定ファイルの PIDPath 変数で指定されています)両方の処理を 1 つのコマンドで実行できます。コマンド ラインで Helix Universal Server の PID ファイルが存在するディレクトリに移動し、次のように入力します。なお、pidfile は PID ファイルの名前です。
kill `cat |
インストール時に Helix Universal Server を Windows サービスとしてセットアップしなかった場合、次の手順でいつでも Windows サービスとしてセットアップできます。
| Helix Universal Server を Windows サービスとしてセットアップするには、以下の手順に従ってください。 |
rmserver.exe -import[: |
key |
使用する Windows NT レジストリ キーの名前。省略すると、デフォルト名の Config が使用されます。 |
configuration_file |
インポートする設定ファイルのパスとファイル名。設定ファイルでは、BasePath などの変数に絶対パスを使用する必要があります。サービスとして実行される Helix Universal Server は、相対パスを認識しません。 |
rmserver.exe -import:Server1 ..\rmserver.cfg |
このコマンドは、rmserver.cfg ファイルの値をすべて、Windows レジストリの次のキーにインポートします。
|
この設定を使用して Helix Universal Server を起動するには、コマンド ラインで次のように入力します。
rmserver.exe registry:Server1 |
rmserver.exe -install[: |
ServiceName |
[サービス] ダイアログ ボックスに表示する名前。ServiceName を省略すると、Helix Server が使用されます。 |
parameters |
設定ファイルの名前か、ステップ 3 で入力した Windows レジストリとキーの名前です。Windows NT レジストリおよびキーの名前の形式は、registry:key です。どのコマンド ライン パラメータでも使用できます。 |
注意 : parameters を囲む引用符は必要です。さらに、設定ファイルの場合はパスも指定する必要があります。設定ファイルが見つからない場合、Helix Universal Server は起動しません。
|
[サービス] ダイアログで Helix Universal Server を起動し直すと、Helix Universal Server は parameters に指定された設定に基づいて、自動的に起動されるように設定されます。たとえば、次のようにコマンドを入力します。
rmserver.exe -install:HelixInternet "registry:Server1" |
このコマンドは、Helix Universal Server を HelixInternet というサービス名でインストールし、Server1 キーの設定を使用します。
ServiceName に使用した名前を選択し、[開始] をクリックします。
rmserver.exe -remove[: |
ServiceName はサービスの名前で、省略可能です。サービスのインストール時にサービス名を省略した場合、ここでサービス名を省略すればデフォルト値の Helix Server という名前を指定することになります。
Helix Administrator は、Helix Universal Server の HTML ベースのグラフィカル ユーザー インターフェイスです。お使いのネットワーク上ならばどこからでも、ブラウザを使って Helix Universal Server の設定変更や管理ができます。ここでは、Helix Administrator の起動方法および Helix Administrator を使って Helix Universal Server の設定を管理する方法を説明します。
Helix Administrator を起動するには、Helix Universal Server のインストール時に選択したユーザー名とパスワードのほかに、Helix Universal Server が使用するポート番号も知っておく必要があります。パスワードは、設定ファイルの MonitorPassword 変数に保存されます。設定ファイルの背景については、「付録 A」を参照してください。
| Helix Administrator を起動するには、以下の手順に従ってください。 |
http:// |
ブラウザが Helix Universal Server と同じコンピュータにある場合、通常は次のように localhost アドレスを使用できます。
http://localhost: |
| ヒント : ほかの人が Helix Administrator にアクセスできるように、ユーザー名とパスワードを追加作成することができます。詳細については、「管理者の認証」を参照してください。 |
Helix Administrator は HTML ページで構成されており、Helix Universal Server の設定を行なうことができます。左側のフレームは、「Helix Administrator のセクション」の説明にあるように、各機能が分野別にグループ化されています。右側のフレームに表示されるページは通常、フィールドやプルダウン リストなどのフォームから構成されます。複数の要素が表示されるページでは、次のようなコントロール アイコンを使用できます。
Helix Administrator ページで設定情報を変更した場合、ページ最下段の [Apply (適用)] をクリックして変更を保存します。[Apply (適用)] ボタンとページ タイトル タブの横に矢印が表示され、変更後は保存する必要のあることを示します。[Apply (適用)] をクリックすると、確認ダイアログが表示されます。[Apply (適用)] をクリックせずに別のページに移動した場合、Helix Administrator は変更を破棄します。同様に、[Reset (リセット)] をクリックした場合、ページは保存されていた値の表示に戻ります。
| ヒント : 以前のバージョンの Helix Universal Server をご存じの場合、今回のバージョンでは要素を更新するために [Edit (編集)] ボタンを押す必要がないことに留意してください。新しい要素の情報を適切なフィールドに入力し、ページ最下段の [Apply (適用)] をクリックすれば変更が保存されます。 |
Helix Administrator を使って変更すると、場合によっては再起動が必要となることがあります。再起動を行うと、接続中のライブ イベントやオンデマンド クリップは切断されます。このため、変更はできるだけ利用者の少ない時間帯に行ってください。Helix Universal Server の再起動が必要な機能変更については、Helix Administrator インターフェイスでその旨が表示されます。また、[Apply (適用)] をクリックすると、必要なときにはサーバーの再起動を要求されます。その場合、[Restart Server (サーバーの再起動)] をクリックして Helix Universal Server を再起動します。
設定変更の直後に Helix Universal Server を再起動する必要はありません。この場合、Helix Administrator の右上隅に [Pending Changes (変更の保留)] フラグが表示されます。このフラグは、次回 Helix Universal Server が起動されるときに、保留された変更内容が有効になることを示します。
Helix Administrator の左側のナビゲーション ペインには、[Broadcasting (ブロードキャスト)] などの機能分野ごとに Helix Universal Server の各機能がグループ化されています。機能分野名をクリックして、含まれる機能の一覧を開いたり閉じたりすることができます。各機能の概要と、各機能に対応する章へのリンクを次の表に示します。機能はオペレーティング システムとライセンスの内容によって異なるため、この表の機能すべてが使用できるわけではありません。
サーバー セットアップ機能では、Helix Universal Server の基本機能を設定します。この機能の大部分は、インストール時に既に設定されています。
| 機能 | 処理内容 | 参照 |
|---|---|---|
| [Ports (ポート)] | 通信プロトコルのポートを定義します。 | ここをクリック |
| [IP Binding (IP バインディング)] | Helix Universal Server で使用する IP アドレスを選択します。 | ここをクリック |
| [MIME Type (MIME タイプ)] | Web サーバーの MIME タイプを追加作成します。 | ここをクリック |
| [Connection Control (接続コントロール)] | 接続の種類や帯域幅で接続を制限します。 | ここをクリック |
| [Redundant Servers (冗長サーバー)] | オンデマンド コンテンツのフェイルオーバー サーバーを定義します。 | ここをクリック |
| [Mount Points (マウント ポイント)] | オンデマンド コンテンツのマウント ポイントを作成します。 | ここをクリック |
| [URL Aliasing (URL のエイリアス)] | エイリアスを作成して、長い URL を短くします。 | ここをクリック |
| [HTTP Delivery (HTTP 配信)] | Web サービスのディレクトリを定義します。 | ここをクリック |
| [Cache Directives (キャッシュ ディレクティブ)] | プロキシのキャッシュとスプリットを制御します。 | ここをクリック |
| [Shared Licensing (ライセンスの共有)] | ライセンスの Publisher とサブスクライバを設定します。 | ここをクリック |
| [User/Group Name (ユーザー名/グループ名)] | UNIX のユーザー名とグループ名を作成します。 | ここをクリック |
| [Media Samples (メディアのサンプル)] | サンプル ファイルを再生します。 | ここをクリック |
セキュリティ機能は、コンテンツを視聴するユーザーのためのユーザー名とパスワードの設定だけでなく、Helix Universal Server への接続の制限をします。
| 機能 | 処理内容 | 参照 |
|---|---|---|
| [Access Control (アクセス コントロール)] | メディア プレイヤーからの接続を IP アドレスで制限します。 | ここをクリック |
| [User Databases (ユーザー データベース)] | 認証データベースを選択します。 | ここをクリック |
| [Authentication (認証)] | 認証パスワードと認証レルムを作成します。 | ここをクリック ここをクリック |
| [Commerce (コマース)] | コマースルールを定義します。 | ここをクリック |
ロギングとモニタリングの機能では、Helix Universal Server の現在のアクティビティの表示に加えて、記録された過去のアクティビティも確認できます。
| 機能 | 処理内容 | 参照 |
|---|---|---|
| [Server Monitor (サーバーモニター)] | 現在の接続の状態を表示します。 | ここをクリック |
| [Access and Error Logging (アクセス ログとエラー ログ)] | ユーザー統計とエラー統計を作成します。 | ここをクリック |
| [Custom Logging (カスタム ログ)] | レポートのテンプレートを作成します。 | ここをクリック |
| [License Monitor (ライセンス モニタ)] | ディストリビューティッド ライセンス機能使用時の接続情報を表示します。 | ここをクリック |
ブロードキャスト機能では、ライブ イベントをすべてのメディア形式でユニキャストできます。
| 機能 | 処理内容 | 参照 |
|---|---|---|
| [RealNetworks Encoding (RealNetworks エンコーディング)] | RealMedia 形式でブロードキャストします。 | ここをクリック |
| [QuickTime and RTP Encoding (QuickTime および RTP エンコーディング)] | QuickTime または RTP 形式のメディアをブロードキャストします。 | ここをクリック |
| [Windows Media Encoding (Windows Media エンコーディング)] | Windows Media をブロードキャストします。 | ここをクリック |
| [Live Archiving (ライブ アーカイブ)] | RealMedia ブロードキャストをアーカイブします。 | ここをクリック |
| [Broadcast Redundancy (ブロードキャストの冗長)] | バックアップ エンコーダ機能を定義します。 | ここをクリック |
ブロードキャスト配信は、基本的なブロードキャスト機能に基づいており、マルチキャストライブ配信に加えて、他の Helix Universal Server にブロードキャスト ストリームを配信できます。
| 機能 | 処理内容 | 参照 |
|---|---|---|
| [Transmitter (トランスミッタ)] | スプリッティング機能のトランスミッタを設定します。 | ここをクリック |
| [Receiver (レシーバ)] | スプリッティング機能のレシーバを設定します。 | ここをクリック |
| [Scalable Multicasting (スケーラブル マルチキャスト)] | 多数の RealPlayer に対しマルチキャストの設定をします。 | ここをクリック |
| [Back-Channel Multicasting (バックチャネル マルチキャスト)] | 制御チャネルを使用して RealPlayer にマルチキャストします。 | ここをクリック |
| [Windows Media Multicasting (Windows Media マルチキャスト)] | Windows Media 形式でマルチキャストします。 | ここをクリック |
| [Session Announcement (セッション アナウンス)] | マルチキャストを自動的に通知します。 | ここをクリック |
コンテンツ管理セクションには、オンデマンド クリップを管理するための有効な機能が集められています。
| 機能 | 処理内容 | 参照 |
|---|---|---|
| [Content Caching (コンテンツ キャッシュ)] | オンデマンド コンテンツを各種のサーバーに配信します。 | ここをクリック |
| [ISP Hosting (ISP ホスティング)] | ISP の顧客にストリーミング サービスを提供します。 | ここをクリック |
| [Content Browsing (コンテンツの参照)] | Helix Universal Server に保存されているコンテンツの一覧を表示します。 | ここをクリック |
| [View Source (ソース表示)] | クリップソースのマークアップとクリップ情報を表示できるようにします。 | ここをクリック |
広告機能は、Helix Universal Server の Advertising Application を使用する場合だけ表示されます。
| 機能 | 処理内容 | 参照 |
|---|---|---|
| [Ad Serving (広告サービス)] | 広告サービスのマウント ポイントを作成します。 | ここをクリック |
| [Ad SMIL Generator (広告 SMIL ジェネレータ)] | 広告付きの SMIL ファイルを自動的に生成します。 | ここをクリック |
| [Ad Timeouts (広告タイムアウト)] | 広告サービスのタイムアウトを定義します。 | ここをクリック |
Helix Universal Server のインストール ディレクトリの下にある License サブディレクトリに、テキスト形式のライセンス ファイルがあります。XML 形式のため、任意のテキスト エディタで読むことができます。ただし、変更を加えるとファイルが無効になります。Helix Administrator の [About (Helix Universal Server について)] をクリックしてライセンス ファイルを表示することもできます。Helix Universal Server が起動時にライセンス ファイルを正しく読み取れる限り場合、通常はライセンス ファイルに手を加える必要はありません。
| ヒント : 複数のライセンス ファイルがある場合、すべての値が一度に表示されます。この場合、各ファイルを別々に読み取り、追加される機能 がライセンスで許可されているストリーム数の合計などを自分で計算する必要があります。 |
| 注意 : ライセンス ファイルがすべて無効な場合、Helix Universal Server はエラー メッセージを表示してエラー ログに追加した後、停止します。この問題を解決するには、RealNetworks に連絡して有効なライセンス ファイルを入手してください。 |
Helix Administrator で、[Server Setup (サーバー セットアップ)] > [Media Samples (メディアのサンプル)] の順にクリックします。サンプル クリップへのリンクが掲載されているページが表示されます。RealOne Player またはサポートされているその他のメディア プレイヤーがコンピュータにインストールされている場合、サンプルのクリップを再生してすぐにインストールをテストすることができます。たとえば RealOne Player で RealVideo 9 を再生するには、[Play RealVideo 9 Sample (RealVideo 9 サンプルの再生)] をクリックします。
サポートしているメディア プレイヤーがお使いの Helix Universal Server マシンに入っていない場合、ネットワーク上の別のマシンから Helix Administrator にログインすれば、そのマシンでサンプル クリップを再生できます。メディア プレイヤーでクリップを直接開くこともできます。たとえば RealOne Player で [File (ファイル)] > [Open Location (場所を指定して開く)] の順に実行し、次のようにメディア クリップの URL を入力します。
rtsp://helixserver.example.com/real9video.rm |
| 詳細情報: メディア クリップについては第 5 章で説明します。 |
ここでは、収録済みクリップをストリームするための基本的なタスクの手順と、簡単なブロードキャストを設定する手順を説明します。この手順によって、基本的な操作になじむことができます。このガイドと『Helix Producer ユーザー ガイド 』で説明しているとおり、エンコーディングやストリーミング、ブロードキャストには多くのオプションがあることを覚えておいてください。
ここで説明するタスクを実行するには、Helix Universal Server を実行していないコンピュータに次のソフトウェアとハードウェアを用意する必要があります。
ここでは、Helix Producer を前提に説明します。以前のバージョンの RealProducer を使用することもできますが、エンコーディングの手順が異なるため、エンコーディングについては使用するバージョンのユーザー ガイドやオンライン ヘルプを参照してください。
| 注意 : Helix Universal Server のパッケージによっては、Helix Producer と RealOne Player が含まれている場合もあります。また、RealNetworks の Web サイト (http://www.jp.realnetworks.com および http://www.jp.real.com) から無償のバージョンをダウンロードして入手することもできます。 |
ここでは、簡単なミュージック クリップをエンコードしてストリーミング配信する方法を説明します。このためには、音楽 CD と Helix Producer が必要です。
この手順では、ストリーミング ミュージック クリップを音楽 CD から直接エンコードします。この手順は、Helix Producer がインストールされているコンピュータで行います。
| ミュージック クリップをエンコードするには、以下の手順に従ってください。 |
| 注意 : RealJukebox と RealOne Player では、エンコーディングに必要なオーディオ機器が初期化されません。どちらかのプログラムで CD の再生が始まった場合は、再生を停止し、コンピュータの汎用 CD プレイヤーを起動して CD を再生します。 |
ondemand.rm を設定してから、クリップのディレクトリを選択します。前の手順で作成した ondemand.rm クリップを Helix Universal Server の Content ディレクトリにコピーします。Windows NT/2000/XP でのパスは次のとおりです。
C:\Program Files\Real\Helix Server\Content |
UNIX の場合インストール ディレクトリはさまざまですが、パスは次のようになります。
/usr/local/Real/HelixServer/Content |
Web サーバーで提供する HTML ページにクリップのリンクを作成します。リンクの形式は次のとおりです。address の部分は、使用する Helix Universal Server のコンピュータ名または、 IP アドレスに置き換えてください。
<a href="http:// |
インストール時に HTTP ポートとしてポート 80 を選択した場合、HTTP ポート番号は不要です。たとえば、次のようになります。
<a href="http://helixserver.example.com/ramgen/ondemand.rm">ここをクリック</a> |
RealOne Player が Helix Universal Server と同じマシンにある場合、通常は localhost アドレスを使用できます。
<a href="http://localhost/ramgen/ondemand.rm">ここをクリック</a> |
詳細情報 : /ramgen/ パラメータを指定すると、Web ブラウザが RealOne Player を起動します。/ramgen/ パラメータについては、「メディア プレイヤーの起動と URL のオープン」 を参照してください。
|
Web ページにリンクを追加した場合、ページをブラウズしてリンクをクリックします。Web ページにリンクを作成しなかった場合は、RealOne Player を起動し、[File (ファイル)] メニューの [Open Location (場所を指定して開く)] をクリックしてから、次の URL を入力します。
rtsp:// |
インストール時に RTSP ポートとしてポート 554 を選択した場合、RTSP ポート番号は不要です。たとえば、次のようになります。
rtsp://helixserver.example.com/ondemand.rm |
RealOne Player が Helix Universal Server と同じマシンにある場合、通常は localhost アドレスを使用できます。
rtsp://localhost/ondemand.rm |
ここでは、クリップを作成しないでストリームをブロードキャストする基本的な手順を説明します。この手順は、Helix Producer がインストールされているコンピュータで行います。
この手順では、音楽 CD から連続的なストリームをエンコードし、Helix Universal Server にストリームを送信できるように Helix Producer を設定します。
| ライブ ストリームを作成するには、以下の手順に従ってください。 |
| 注意 : RealJukebox と RealOne Player では、エンコーディングに必要なオーディオ機器が初期化されません。どちらかのプログラムで CD の再生が始まった場合は、再生を停止し、コンピュータの汎用 CD プレイヤーを起動して CD を再生します。 |
live.rm にします。127.0.0.1 を指定できます。Web サーバーで提供する HTML ページにクリップのリンクを作成します。リンクの形式は次のとおりです。address の部分は、使用する Helix Universal Server のコンピュータ名または、IP アドレスに置き換えてください。
<a href="http:// |
インストール時に HTTP ポートとしてポート 80 を選択した場合、HTTP ポート番号は不要です。たとえば、次のようになります。
<a href="http://helixserver.example.com/ramgen/broadcast/live.rm">ここをクリック</a> |
RealOne Player が Helix Universal Server と同じマシンにある場合、通常は localhost アドレスを使用できます。
<a href="http://localhost/ramgen/broadcast/live.rm">ここをクリック</a> |
詳細情報 : /ramgen/ パラメータを指定すると、Web ブラウザが RealOne Player を起動します。/ramgen/ パラメータについては、「メディア プレイヤーの起動と URL のオープン」 を参照してください。
|
Web ページにリンクを作成した場合は、ページをブラウズしてブロードキャスト リンクをクリックします。Web ページにリンクを作成しなかった場合は、RealOne Player を起動し、[File (ファイル)] メニューの [Open Location (場所を指定して開く)] をクリックしてから、次の URL を入力します。
rtsp:// |
インストール時に RTSP ポートとしてポート 554 を選択した場合、RTSP ポート番号は不要です。たとえば、次のようになります。
rtsp://helixserver.example.com/broadcast/live.rm |
RealOne Player が Helix Universal Server と同じマシンにある場合、通常は localhost アドレスを使用できます。
rtsp://localhost/broadcast/live.rm |
| 注意 : 再生が始まるまでに数秒の遅れが生じる場合があります。このわずかな遅れによって、ブロードキャストの信頼性が維持されます。 |
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