第 15 章 トラブルシューティング
この章では、Helix Universal Proxy で問題が発生したときの一般的なトラブルシューティングの手順について解説しています。
概要
Helix Universal Proxy 実行中に問題が発生したとき、以下のタスクで問題の原因を絞り込むことができます。
- 問題の範囲を確定します 問題となっているのは Helix Universal Proxy に接続しているクライアントなのか、配信元の Helix Universal Server に接続している Helix Universal Proxy なのか。
- エラー ログを確認します エラー ログ ファイル (ログ ファイルのローリングをセット アップしている場合は複数のファイル) にあるメッセージで、何が問題なのかが示されています。ログ ファイル形式を解読する手順は、「エラー ログ」を参照してください。
一般的なトラブルシューティングの手順
これから解説する手順は、Helix Universal Proxy 機能に問題が生じたときに、必ず確認してください。
手順 1 : Helix Universal Proxy が実行中かを確認する
Helix Universal Proxy を起動したとき、何かエラー メッセージが表示されたでしょうか。表示されていた場合は、このマニュアルの索引で、メッセージの内容を調べてください。
Helix Universal Proxy を起動できません。
Helix Universal Proxy が起動しない原因は、いくつか考えられます。
- Windows NT を起動している場合、Helix Universal Proxy は自動的にサービスとしてインストールされます。つまり、自動的に実行されることになります。サービスとしてインストールされたときに、ほかの方法を使用して Helix Universal Proxy を起動しようとしても、起動しません。エラー メッセージが表示されることがあります。すでに RealSystem Proxy が起動しているかを確認するには、[Start (スタート)] > [Settings (設定)] > [Control Panel (コントロール パネル)] > [Administrative Tools (管理ツール)] > [Services (サービス)] の順にクリックし、リストで
[Helix Proxy] を検索します。Status (状態) フィールドに "Started (開始)" の文字がある場合は、すでに起動されています。
- UNIX を実行している場合は、正しいユーザー名でログオンしているかを確認します。Helix Universal Proxy ではポート 554 を使用する必要があり、このポートにアクセスするにはルートとしてログオンする必要があります。そうでない場合、起動しようとすると "Could not open port 554 (ポート 554 を開けませんでした)" というエラー メッセージが画面に表示されます。
- ライセンスの使用期限が切れているか、ライセンス ファイルが破損した可能性があります。以下のようなメッセージが表示された場合は、この問題が考えられます。
"Error - RTSP proxy not licensed for use. (RTSP プロキシを使用するためのライセンスがありません)Either no license key exists, or the license key present is invalid.(ライセンス キーが存在しないか、ライセンス キーが無効です)"
"Error - PNA proxy not licensed for use. (PNA プロキシを使用するためのライセンスがありません)Either no license key exists, or the license key present is invalid.(ライセンス キーが存在しないか、ライセンス キーが無効です)"
- エラー メッセージ "Could not open port 7070 (ポート 7070 が開けませんでした)" が表示される場合は、ほかのソフトウェアがそのポートを使用しているか、Helix Universal Proxy が必要なアドレスにバインドできなかったと考えられます。特定のアドレスへのバインドに関しては、次の項目を参照してください。
- Helix Universal Proxy は特定の IP アドレスにバインドされる必要があります。エラー メッセージ "Server not responding properly: Heartbeat check disabled. (サーバーが正しく応答していません。ハートビート チェックが無効になりました)" が表示される場合の多くは、この問題だと考えられます。(ハートビート チェックとは、RTSP ポートが利用できるかを確認する、自己監視機能です。)「特定 IP アドレスにバインドする」を参照してください。
- Helix Universal Proxy は、存在しないアドレスにバインドされているときがあります。「特定 IP アドレスにバインドする」にある情報を使用して、
[IPBindings] セクションを削除するか、0.0.0.0 アドレスだけを使用するように変更します。
特定 IP アドレスにバインドする
IP アドレスにバインドするには、テキスト エディタで設定ファイルを開きます。初めて RHelix Universal Proxy をインストールするため、設定ファイルがカスタマイズされていない場合、設定ファイルに以下のテキストを追加する必要があります。設定ファイル名は rmproxy.cfg で、Helix Universal Proxy のメイン ディレクトリにあります。ファイルの最後に以下のテキストを追加します。
<List Name="IPBindings"> <Var Address_01="0.0.0.0"/> </List>
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アドレス 0.0.0.0 により、Helix Universal Proxy は、そのマシン上で利用可能なすべての IP アドレスにバインドされます。このアドレスの代わりに、マシンの実際のアドレスを使用できます。実際のアドレスにバインドした場合、必ずループバック アドレス (127.0.0.1) にもバインドする必要があります。
コンピュータの IP アドレスを確認する
ご使用のオペレーティングシステムに適した方法を使用します。
- Windows NT [Start (スタート)] > [Run (ファイル名を指定して実行)] をクリックします。 [ファイル名を指定して実行] ダイアログボックスで、cmd と入力し、[OK] をクリックします。表示されたプロンプトに、
ipconfig と入力します。
- UNIX ほとんどの UNIX プラットフォームでは、コマンド
ifconfig を使用した場合、IP アドレスが報告されます。
Helix Universal Proxy アイコンをクリックすると、コマンド ウィンドウが表示されてもすぐに消えてしまいます。
Helix Universal Proxy はエラーが発生すると、ウィンドウを表示したままにせず、閉じてしまいます。エラーが何かを見つけるには、以下の手順を使用します。
- コマンド プロンプトを開きます。
Bin ディレクトリに移動します。
- 以下を入力して Helix Universal Proxy を起動します。
Helix Universal Proxy は起動を試みますが、画面にエラー メッセージが表示されます。このタイプの問題は、多くがライセンスの使用期限切れか、ポート使用の競合によるものです。
また、Helix Administrator の About (バージョン情報) ページに記載されている、[Issue and Expire date (発効日および失効日)] とシステムの日付を比較して、システムの日付が正確であることを確認します。
Helix Universal Proxy は実行中ですが、多くの機能が途中で停止してしまいました。
ライセンス ファイルの期限が切れていると、Helix Universal Proxy は最小限の設定で動作します。常時利用できる機能のリストは、「ライセンス ファイル情報」を参照してください。更新版ライセンスのご購入は、RealNetworks または販売店にご連絡ください。
メッセージの確認のため、エラー ログを調べます。
Helix Universal Proxy のエラー ログ (proxyerr.log または proxyerr という名前のテキスト ファイルで、Logs ディレクトリにある) には、問題の内容を表すメッセージが含まれる場合があります。
手順 2 : ネットワークのルートを追跡する
RealNetworks システムのパケットがネットワーク上を移動するルートに障害物があると、Helix Universal Proxy は、RealPlayer や Helix Universal Server といった RealSystem のほかのコンポーネントと交信できないことがあります。
下にある 2 つの一般的領域を確認します。
- Helix Universal Proxy が、配信元の Helix Universal Server から受信できるか。
- クライアントが Helix Universal Proxy からのコンテンツを受信できるか。
Helix Universal Proxy と Helix Universal Server の接続
クライアントと Helix Universal Proxy 間の問題を調べる前に、Helix Universal Proxy と Helix Universal Server 間の接続が正しく行われているかを確認します。
問題は以下のいずれかが原因と考えられます。
- 配信元のトランスミッタとして動作している Helix Universal Server で、クリップのブロードキャストが行われなくなったか、できなくなった。
- 配信元の Helix Universal Server の管理者が、すべての Helix Universal Proxy へのアクセスを無効にしたか、Helix Universal Proxy へのアクセスだけをブロックした。
- 配信元のトランスミッタ として動作している Helix Universal Server のプル スプリットの設定が正しくない。
- ファイヤーウォールがアクセスを遮断している。詳細に関しては、第 6 章「ファイヤー ウォール」を参照してください。
Helix Universal Proxy 実行中のマシンで、「TELNET を使用して接続をテストする」で解説されている方法を使用して、Helix Universal Proxy と Helix Universal Server の接続に問題がないかを確認します。
クライアントと Helix Universal Proxy の接続
- クライアントが Helix Universal Proxy に接続できるかを確認します。
- Helix Universal Proxy でブロードキャストやストリームの受信を禁止するアクセス コントロール ルールが設定されていないかを確認します。
- Helix Universal Proxy がネットワーク内でのストリームの配信にマルチキャストを使用している場合、クライアントがブロードキャストをマルチキャスト モードで受信するように要求している、マルチキャスト ユーザー リスト ルールを調べます。クライアントがマルチキャストを受信するように設定されていない場合、ブロードキャストを受信できません。詳細に関しては、第 8 章「マルチキャスト」を参照してください。
Helix Universal Proxy 実行中のマシンで、「TELNET を使用して接続をテストする」で解説されている方法を使用して、クライアントと Helix Universal Proxy の接続に問題がないかを確認します。
TELNET を使用して接続をテストする
このセクションにある手順では、2 台のコンピュータ間に TCP 接続が存在するかを判断する TELNET プログラムの使用方法を解説しています。この情報は、問題の所在を明らかにするときに、よく使用される最初の手順です。
TELNET が問題なくコンピュータ間の接続を行える場合、問題はルートに関するものではありません。この章にあるトラブルシューティングのガイドラインを使用して、解決を図ってください。
プログラムによる接続に問題がある場合、別のコンピュータでの設定に問題があるだけなのか、ネットワークのルートの問題なのか、双方が考えられます。
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TELNET を使用してクライアントと Helix Universal Proxy 間の接続をテストするには、以下の手順に従ってください。
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- TELNET セッションを開きます。
telnet> プロンプトで、以下のコマンドを入力します。
telnet>open proxy.example.com port
|
それぞれ、
proxy.example.com は、Helix Universal Proxy が実行されているマシン名です。
port は、以下のポートのうちいずれかです。
クライアントと Helix Universal Proxy の接続用ポート番号
| ポート |
目的 |
| 554 |
RTSP プロキシ要求 |
| 1090 |
PNA プロキシ要求 |
- 応答によって、次の手順が変わります。
クライアントと Helix Universal Proxy の接続用 Telnet 情報
| TELNET の応答 |
意味 |
Trying 172.23.16.123... Connected to realserver.example.com. Escape character is `^'. |
Helix Universal Proxy は指定したポートをリッスンしています。この章にあるトラブルシューティングの手順を使用してください。 |
Trying 172.23.16.123... telnet: Unable to connect to remote host:Connection refused |
Helix Universal Proxy は指定したポートをリッスンしていません。アクセス コントロール ルールによりアクセスが遮断されている可能性があります。または、Helix Universal Proxy がアドレスに正しくバインドされていない可能性があります。 |
Trying 172.23.16.123... telnet: Unable to connect to remote host: No route to host |
Helix Universal Proxy のホスト コンピュータに信号が届きません。Helix Universal Proxy へのネットワーク接続を確認してください。 |
helixserver.example.com: Unknown host または
helixserver.example.com: Host name lookup failure |
別のコンピュータが存在しないか、ローカル DNS サーバーでホスト名を解決できません。 |
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TELNET を使用して Helix Universal Proxy と トランスミッタ間の接続をテストするには、以下の手順に従ってください。
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- TELNET セッションを開きます。
telnet> プロンプトで、以下のコマンドを入力します。
telnet>open server.example.com port
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それぞれ、
server.example.com は、Helix Universal Server が実行されているマシン名です。
port は、テストしているポート番号です。
Helix Universal Proxy と Helix Universal Server の接続用ポート番号
| ポート |
目的 |
| 554 |
RTSP 要求の制御チャネル (TCP が要求された場合は、データ チャネルを兼ねる) |
| 3030 |
プル スプリット要求のデータ チャネル |
| 7070 |
PNA 要求の制御チャネル (TCP が要求された場合は、データ チャネルを兼ねる) |
| 7878 |
Helix Universal Server へのキャッシュによる Helix Universal Proxy のデータ要求 (RealSystem Proxy の version 8.02 またはそれ以前で使われた) |
| 1755 |
Helix Universal Proxy が、ライブまたはオンデマンドの Windows Media クリップに対する MMS 要求をリッスンするポート。 |
- 応答によって、次の手順が変わります。
Helix Universal Proxy と Helix Universal Server の接続の Telnet 情報
| TELNET の応答 |
意味 |
Trying 172.23.16.123... Connected to host.domain.
Escape character is `^'. |
配信元のサーバーは指定したポートをリッスンしています。この章にあるトラブルシューティングの手順を使用してください。 |
Trying 172.23.16.123... telnet: Unable to connect to remote host:Connection refused |
配信元の Helix Universal Proxy は指定したポートをリッスンしていません。アクセス コントロール ルールによりアクセスが遮断されている可能性があります。または、配信元のサーバがアドレスに正しくバインドされていない可能性があります。 |
Trying 172.23.16.123... telnet: Unable to connect to remote host: No route to host |
配信元の Helix Universal Server に信号が届きません。 |
host.domain: Unknown host または
host.domain: Host name lookup failure |
誤ったアドレスを入力したか、配信元サーバが存在しません。 |
手順 3 : クライアントが正しく設定されているかを確認する
クライアント ソフトウェアが Helix Universal Proxy に接続するよう設定されているかを確認します。第 5 章「クライアントの設定」を参照してください。
手順 4 : 残りの領域を確認する
特定の機能については、この章のあとの部分をお読みください。
- Helix Universal Proxy ホスト マシンのアドレスが、ネットワーク ルーターで正しく設定されていますか?クライアントがネットワーク経由で Helix Universal Proxy にアクセスできない場合、メディアの再生もできません。IP アドレスとルーターの設定は複雑です。詳細は、ネットワーク スペシャリストにお尋ねください。
- クライアントと Helix Universal Proxy の間にファイヤーウォールがありますか?ファイヤーウォールは、メディアの再生を許可するように設定されている必要があります。詳細に関しては、第 6 章「ファイヤー ウォール」を参照してください。
- 使用中の親 RealSystem Proxy がありませんか? 設定が間違っていると、すべてのクライアントでストリームの受信が困難になります。親 Helix Universal Proxy が Helix Universal Server へ、必要な接続が行えるかを確認します。第 7 章「プロキシ ルーティングと冗長プロキシ」を参照してください。
手順 5 : システム管理者またはネットワーク管理者と作業する
利用可能なポート番号や帯域幅の制限など、必要な情報を知っている人が組織内にいることがあります。
Helix Administrator のトラブルシューティング
Helix Administrator に使用できるポート番号は、どうすれば分かりますか?
- テキスト エディタを使用して、メイン Helix Universal Proxy ディレクトリにある
rmproxy.cfg という名前の設定ファイルを開き、そのファイルで AdminPort を検索します。
- エントリは以下に近いものとなります (ポート番号は異なります)。
この番号を控えておきます。
- Web ブラウザで以下を入力します。ただし、
address にはお使いのコンピュータの IP アドレスを、AdminPort には前の手順で控えておいた番号をそれぞれ入力します。
http://address:AdminPort/admin/index.html
|
- Helix Administrator からユーザー名とパスワードを入力するよう要求されます。それらを入力し、[OK] をクリックします。
Helix Administrator が表示されます。
ユーザー名とパスワードは、どうすれば調べられますか?
Helix Universal Proxy インストール時に、セットアップ プログラムからユーザー名とパスワードを要求されます。入力したユーザー名とパスワードは、Helix Administrator で使用されます。また、Helix Universal Proxy にマテリアルを送信して G2 エンコーディング ソフトウェアを使用するコンテンツ製作者もこのユーザー名とパスワードを使用します。
パスワードを忘れてしまった場合は、Helix Universal Proxy をインストールし直すか、RealNetworks テクニカル サポート部門にお問い合わせください (「RealNetworks テクニカル サポートへの問い合わせ」を参照してください)。
Helix Administrator が起動しません。
- Helix Universal Proxy が実行中かを確認する。Helix Universal Proxy が実行中の場合、Helix Administrator を起動できません。
- IP バインディング セクションを追加しなければならない場合があります。「特定 IP アドレスにバインドする」を参照してください。
- URL に Helix Universal Proxy を実行中のマシン名を使用しているかを確認します。NetBIOS を使用せず、ホスト名か IP アドレスを使用してください。
- 新しいバージョンのブラウザを使用してください。 Helix Administrator へのアクセスには、最新版の Web ブラウザを使用することを推奨します。
- それ以前のバージョンで実行し、最近新しいアクセス コントロール ルールを作成していると、管理者から遮断されてしまう場合があります。設定ファイルを編集して、Helix Administrator へのアクセスが可能になる新規ルールを作成する必要があります。必要なルールに関する解説は、「アクセス ルール メソッド」を参照してください。
Javascript エラーが表示されます。
Javascript のエラーは、通常はブラウザのバージョンが古いか、お使いのオペレーティング システムに Helix Universal Proxy のバージョンが合っていない場合に表示されます。 Helix Administrator は、最近のバージョンのブラウザと一緒に動作するように設計されています。
プル スプリットのトラブルシューティング
プル スプリットのトラブルシューティングに掲載されている手順は、大きく 2 つの領域に分かれています。
- Helix Universal Proxy が、配信元の Helix Universal Server から受信できるか。
- クライアントが Helix Universal Proxy からのスプリット ストリームを受信できるか。
プル スプリットが配信元 Helix Universal Server で無効になっていると、Helix Universal Proxy はプル スプリットを経由してクリップを提供できません。その場合、クリップにはパススルー モードが使用されます。
配信元のトランスミッタと Helix Universal Proxy の接続
Helix Universal Proxy とクライアント間の問題を調べる前に、配信元のトランスミッタと Helix Universal Proxy 間の接続が正しく行われているかを確認します。
スプリットの問題は、以下のいずれかが原因と考えられます。
- 配信元のトランスミッタとして動作している Helix Universal Server で、クリップのブロードキャストが行われなくなったか、できなくなった。
- トランスミッタ Helix Universal Server の管理者が、プル スプリットを無効にした。この機能は、デフォルトで有効になるので、その可能性はあまり高くありません。
- Helix Universal Server により、Helix Universal Proxy のアクセスが遮断されている。
クライアントを配信元のトランスミッタである Helix Universal Server に接続してテストし、クリップが存在するか、クリップがブロードキャストされているかを確認します。この場合、Helix Universal Proxy をルートとして介さないマシンのクライアントを使用します。
Helix Universal Proxy とクライアントの接続
Helix Universal Proxy が配信元の Helix Universal Server からの通常のユニキャストを受信できるかを確認します。ユニキャストが機能していない場合、スプリットも機能しません。
Helix Universal Proxy でブロードキャストやストリームの受信を禁止するアクセス コントロール ルールが設定されていないかを確認します。
Helix Universal Proxy がネットワーク内のスプリット ブロードキャストの配信にマルチキャストを使用している場合、クライアントがブロードキャストをマルチキャスト モードで受信するように要求している、マルチキャスト ユーザー リスト ルールを調べます。クライアントがマルチキャストを受信するように設定されていない場合、ブロードキャストを受信できません。
"bit save" という語句を含んだメッセージは、プル スプリットに関係があります。
- "Warning - No split mount point has been defined. (警告 - スプリットのマウント ポイントが定義されていません) Bit save playback will not be supported. (ビット セーブの再生はサポートされていません)"
- "Warning - RTSP proxy discarding message from server, data playback occurring from live splitter. (警告 - RTSP プロキシは、サーバーからのメッセージを破棄し、データの再生がライブ スプリッタから実行されています)"
- "Warning - RTSP proxy is detecting redundant splitter challenges. (警告 - RTSP プロキシは、冗長スプリッタ要求を検出しています)"
マルチキャストのトラブルシューティング
バックチャネル マルチキャストをセットアップする前に、以下の 2 つの条件が満たされている必要があります。
- Helix Universal Proxy はバックチャネル マルチキャストのライセンスを持っている必要がある。
- ネットワークは、バックチャネル マルチキャスト用にセット アップされている必要がある。
以上の 2 つの条件が満たされている場合は、以下の情報を利用してこの機能のトラブルシューティングを行います。
バックチャネル マルチキャストのトラブルシューティングの手順は、大きく 2 つに分かれます。
- Helix Universal Proxy でマルチキャストを実行する
- クライアントを使用して、マルチキャストに接続する
Helix Universal Proxy を確認する
エラー ログに表示される以下のエラー メッセージは、Helix Administrator のバックチャネル マルチキャストで、[Delivery Only (配信のみ)] が [Yes (はい)] (設定ファイルでは DeliveryOnly=True) に設定されていることを示します。
- "Multicast delivery only (マルチキャスト配信のみ)"
- "This server is configured to support only multicast connections. (このサーバーはマルチキャスト接続のみをサポートするよう設定されています)Please contact the content provider for more information on listening to this broadcast. (このブロードキャストのリスニングに関する詳細は、コンテンツのプロバイダにお問い合わせください)"
メッセージ "Error in creating Back-channel multicast session. (バックチャネル マルチキャスト セッションを確立する間にエラーが発生しました)Please increase the AddressRange configuration variable. (AddressRange 設定変数を増やしてください)" は、Helix Universal Proxy が バックチャネル マルチキャスト モードでブロードキャストするために、さらに多くのマルチキャスト アドレスを必要としていることを表します。Helix Administrator で、[IP Address Range (IP アドレスの範囲)] ボックスで広い範囲を使用してください。
設定ファイルの特殊な問題
設定ファイルを直接編集してバックチャネル マルチキャストを設定している場合、誤って必要なセクションを削除してしまうことがあります。ControlList セクションがないと、マルチキャストは動作しません。 Helix Administrator を使用してクライアント アクセス ルールをオプションとしてセットアップします。ControlList section を設定ファイルに手動で加えます。 『Helix Universal Proxy 設定ファイル リファレンス』の「マルチキャスト」の章にあるマルチキャスト タグを必ず使用します。
- "Back-channel multicast is enabled and the control list is empty. (バックチャネル マルチキャストは有効ですが、制御リストに何もありません)No clients will receive multicast. (どのクライアントもマルチキャストを受信しません)Please add a control list. (制御リストを追加してください)"
設定ファイルのマルチキャストのセクションを変更し、その変更が適切でなかった場合、以下のエラー メッセージがエラー ログに表示されることがあります。
- "Warning - Proxy detects that the multicast address range provided is invalid. (警告 - プロキシは、提供されたマルチキャスト アドレス範囲が無効であることを検出しました)Check the configuration file. (設定ファイルを確認してください)"
- "Warning - Proxy cannot determine the IP multicast address range. (警告 - プロキシは IP マルチキャスト アドレス範囲を決定できません)Check the configuration for proper entry and/or syntax. (エントリと構文のいずれか、または両方の設定が正しいことを確認してください)"
Helix Administrator を使用して、マルチキャストを設定します。ネットワークに使用する正しいアドレス範囲を決定するには、ネットワーク管理者に確認する必要があります。
クライアントで接続する
Helix Universal Proxy がインストールされているのと同じシステムから、クリップの再生を行ってみてください。
マルチキャストの問題は、以下のいずれかが原因と考えられます。
- ネットワークまたはクライアントで、マルチキャストが有効になっていない。
- アクセス コントロール ルールで、クライアントによるブロードキャストやストリームの受信が禁止されている。
- マルチキャスト ユーザー リスト ルールでは、クライアントがマルチキャスト モードでブロードキャストを受信するよう要求されているが、クライアントはマルチキャストを受信するように設定されていない。
アクセス コントロールのトラブルシューティング
「アクセス ルール メソッド」で解説されているように、Helix Administrator への接続を継続するには、必要なルールのほかに、少なくとも 3 つのルールが必要です。
まず作成するルールは、必ず Helix Administrator へのアクセスが可能となるルールとしてください。先に別のルールを作成すると、Helix Administrator から遮断されてしまい、設定ファイルを編集し、ルールを手動で削除し、Helix Universal Proxy を再起動する必要が出てきます。 『Helix Universal Proxy 設定ファイル リファレンス』の「アクセス コントロール」の章を参照してください。
"Invalid player IP Address (無効なプレーヤー IP アドレス)" というメッセージが表示された場合は、この Helix Universal Proxy が、特定 IP アドレスのクライアントによるコンテンツの再生を禁じるアクセス ルールで設定されていることが原因です。コンテンツを要求しようとしたクライアントは、アクセス ルールを経由して除外されます。アクセス コントロールについては、 第 10 章「アクセス コントロール」で解説しています。
キャッシュのトラブルシューティング
キャッシュに影響を与える可能性のある要素について解説します。
設定ファイルでのキャッシュ設定
この機能の設定のために設定ファイルを直接編集する場合、重要なセクションを誤って削除する危険性があります。キャッシュのマウント ポイント情報を削除すると、以下のエラー メッセージが表示されます。
- "Warning - Proxy can not find the cache mount point. (警告 - プロキシはキャッシュ マウント ポイントを見つけられません)Proxy will fall to pass-through. (プロキシはパススルー モードになります)"
Helix Administrator を使用して、キャッシュの情報をセットアップします。
Helix Universal Proxy に関連した問題
- Helix Universal Proxy でキャッシュが有効になっているか確認してください。 インストール時にはデフォルトでキャッシュは有効です。設定に変更を加えた場合には、キャッシュが有効になっているかチェックします。Helix Administrator で、[Proxy Setting (プロキシのセットアップ)] > [Cache (キャッシュ)] をクリックします。次に、[Enable Template (テンプレートを有効にする)] ボックスから、[Yes (はい)] を選択します。
Helix Universal Server に関連した問題
配信元の Helix Universal Server の設定によっては、Helix Universal Proxy にキャッシュからでなくパススルーでファイルを配信させることがあります。理由は以下のとおりです。
- Helix Universal Server がコンテンツのキャッシングを許可しないとき
- Helix Universal Server がメディア ファイルを暗号化し、ビット情報を隠しているとき
- Helix Universal Server が Helix Universal Proxy のインストールに含まれていないプラグインを使用しているとき RealNetworks のシステムには、SDK 製品があります。サード パーティの開発者はそれを使用することにより、Helix Universal Server と Helix Universal Proxy がカスタム データ形式でメディアを配信するためのプラグインを作成できます。
- Helix Universal Proxy が、キャッシュの取得をサポートしていない旧式 RealSystem Server に接続を試みているとき(RealSystem Server 5.0 およびそれ以前)
- Helix Universal Proxy が RealSystem Server (version 6.0 - 8.0) にキャッシュ ポートで接続を試みるが、ファイヤーウォールまたはネットワークの問題によって制限されているとき
プロキシ ルーティングのトラブルシューティング
この機能は「第 7 章プロキシ ルーティングと冗長プロキシ」で解説されています。
子 Proxy だけが設定されていることを確認します。親 Proxy は、子 Proxy の要求を自動的に受信しますが、この受信に設定は必要ありません。親 Proxy が別の Helix Universal Proxy に要求を送信するよう設定されているのに、対象となる Helix Universal Proxy が利用できない場合、クライアントはエラー メッセージを表示します。
一部の要求だけが正常に処理されていて、親 Proxy には何も設定されていないことを確認済みの場合は、ほかのルールで指定されていないすべての要求を扱う広範囲なルールが、子のルールのリストに含まれているかを確認します。
RealNetworks テクニカル サポートへの問い合わせ
この章にあるトラブルシューティングのヒントに従っても問題が解決されない場合は、RealNetworks Knowledge Base を参照してください。Knowledge Base には、ここで解説されていない問題に対する解決策が掲載されています。
RealSystem のテクニカル サポートのご利用にあたっては、以下にあるフォームにご記入ください。
このフォームにご記入いただくことで、テクニカル サポートの担当者はお問い合わせに迅速に対応できます。RealNetworks のテクニカル サポートに関する一般的な情報は、以下に掲載されています。
RealNetworks テクニカル サポート部門が必要とする情報
また、発生した障害の詳細な説明のほかに、以下のフォームにある情報もお伝えいただくことで、サポート担当者の対応がスムーズに行えます。
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注意 : Helix Universal Server に関する情報を記入する欄は、ネットワーク上で Helix Universal Server も実行しているお客様のための欄です。
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ご使用のソフトウェアに関する情報
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Helix Universal Proxy |
Helix Universal Server |
| サーバーの正確なバージョン |
9._._._ _ _ |
9._._._ _ _ |
ご使用のシステムに関する情報
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Helix Universal Proxy |
Helix Universal Server |
| オペレーティング システム |
- |
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| プロセッサのタイプとスピード |
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| 利用可能な RAM |
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| ポート番号 |
- |
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| インターネット接続のタイプ |
- |
- |
| システム上の Web サーバーの有無 |
- |
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| キャッシュの場所がリモートかローカルか |
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ご使用のシステムに関する情報
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Helix Universal Proxy |
Helix Universal Server |
| オペレーティング システム |
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| プロセッサのタイプとスピード |
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| 利用可能な RAM |
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| ポート番号 |
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| インターネット接続のタイプ |
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| システム上の Web サーバーの有無 |
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| キャッシュの場所はリモートかローカルか |
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ほかのソフトウェアに関する情報
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Helix Universal Proxy |
Helix Universal Server |
| クライアント ソフトウェアのバージョン |
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- |
| エンコーディング ソフトウェアのバージョン |
- |
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| 使用中のサードパーティ製プラグインはありますか? |
- |
- |
| できるだけ詳細に問題を説明してください。 |
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障害に関する情報
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Helix Universal Proxy |
Helix Universal Server |
| エラー メッセージの正確な内容 (表示されている場合) |
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| コンテンツの配信方法 オンデマンド クリップをストリーミング配信しようとしていますか、またはライブ クリップをブロードキャストしようとしていますか? |
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ストリームするコンテンツが以下のうちどれですか。 ライブ パススルー ライブ スプリット バックチャネル マルチキャスト オンデマンド パススルー オンデマンド キャッシュ |
- |
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| 同時にストリーミング配信先としていたクライアント数 (ライブ ストリーム およびオンデマンド ストリームの両方を含みます) |
- |
- |
| 障害が特定の機能に関する場合、最後に正しく機能したのはいつでしたか?変更点は何ですか? |
- |
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| 関連する問題がありますか? |
- |
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| どの機能を使用していましたか? |
- |
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| すでに試したトラブルシューティングの手順は何ですか? |
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| コンテンツはどれくらいのビットレートですか? |
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| 特定のファイルタイプに困難がありますか? |
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| 使用中のサードパーティ製プラグインはありますか? |
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| できるだけ詳細に問題を説明してください。 |
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Helix Universal Proxy のバージョンを確認する
実行中の Helix Universal Proxy の正確なバージョンを確認する方法は 2 つあります。
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Helix Universal Proxy のバージョンを (コマンド プロンプトで) 確認するには、以下の手順に従ってください。
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コマンド プロンプトで、Bin ディレクトリに移動し、以下を入力します。
9.x.x.xxx という形式でバージョン番号が表示されます。ここの x は、オペレーティング システムによって異なります。
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Helix Universal Proxy のバージョンを (Helix Administrator で) 確認するには、以下の手順に従ってください。
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Helix Administrator で、[About (バージョン情報)] をクリックします。
新しいブラウザのウィンドウが開き、お使いのプロキシに関する情報が表示されます。
バージョン番号は、ご使用のオペレーティング システムによって変わります。RealNetworks のテクニカル サポート部門にご質問いただく場合、ご使用の正確なバージョンが必要となります。
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注意 : Helix Universal Server もご使用の場合、Helix Universal Server のバージョン番号の確認にも、同様の手順を使用してください。
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