この章では、Helix Universal Proxy がクライアントの接続とその他のイベントに関する情報を記録する方法を説明します。 ログ ファイルを使用すると、必要な統計情報を集めて、システムのアクティビティに関するレポートを作成できます。
| ヒント : Helix Universal Proxy の特定のアクティビティを追跡してカスタム レポートを作成する場合には、第 14 章を参照してください。 |
Helix Universal Proxy はクライアント接続に関する統計を含むアクセス ログを保持します。 Helix Universal Proxy の処理に関するエラーメッセージと情報メッセージのログ ファイルも別に作成します。 ログ ファイルはテキスト ファイルなので、テキスト エディタで開いたり、スクリプトまたはアプリケーションで解析したりできます。 アクセスまたはエラーが発生した場合、Helix Universal Proxy は適切なログ ファイルの末尾に情報を追加します。 以下のセクションでは、ログ ファイルとその機能について説明します。
アクセス ログには RealNetworks のメディアプレーヤー、Windows Media Player、および QuickTime Player からの要求に関する情報を記録します。 これらのログ ファイルを使用すると、再生されたクリップ、メディア プレーヤーが接続された時間などの情報を知ることができます。 たとえばこの情報は、どのクリップが一番人気があるかを把握するのに役立ちます。
デフォルトのアクセス ログは、proxy.log で、メインの Helix Universal Proxy をインストールしたディレクトリの Logs サブディレクトリにあります。
Helix Universal Proxy には、アクセスが発生するごとにどのような情報を集めるかを決定するロギング スタイルが 6 種類用意されています。 一般的には、各スタイルは直前のスタイルに基づいて、さらに情報を付け加えます。 たとえば、ロギング スタイル 0 は最小限の情報を集めます。 ロギング スタイル 1 には、スタイル 0 の情報が含まれ、さらに追加の情報も含まれます。 必要なログ情報に応じて、ロギング スタイルを 1 つだけ選びます。
| 詳細情報 : 「アクセス ログ ファイルの形式」では、ロギング スタイルと情報フィールドに関して説明します。 |
すべてのロギング スタイルは、メディア プレーヤーの再生に関する統計を記録できます。 これらの統計では、たとえばメディア パケットがどれぐらい失われたか、視聴者がクリップを一時停止したかどうかなどがわかります。 クライアント統計には 4 つのタイプがあります。 これらの統計のタイプは 4 つまで自由に組み合わせて使用することができます。 または、クライアント統計の収集を完全に無効にすることもできます。 同様に、ユーザーも統計をレポートしない設定を選ぶことができます。
| 詳細情報 : 「クライアント統計」を参照してください。 |
エラー ログには、Helix Universal Proxy の動作に関する情報とエラー メッセージが含まれます。エラーのパターンを調べれば、サイトで問題のありそうなところをトラブルシューティングし、修正できます。デフォルトのファイル名は、proxyerr.log で、メイン の Helix Universal Proxyディレクトリの Logs サブディレクトリに作成されます。 Helix Universal Proxy は、エラーが発生したときだけこのログにエントリを記録します。エラーが発生するまで、このファイルは存在しません。エラー ログでは、以下の構文を使用します。
***date time proxyname(process_ID):error_message |
以下の表では、このエラー ログ ファイルのこれらのフィールドを説明します。
| 注意 : エラー ログに重大なエラーを示すエラー メッセージがある場合は、RealNetworks のテクニカル サポート部門に連絡し、ご相談ください。 |
アクセスおよびエラー ログ ファイルは、データを蓄積するにつれて無限に大きくなる可能性があります。 ログ ファイルを扱いやすいサイズにしておくためにログ ファイルを一定の大きさに設定できます。 アクセス ログに関しては、ロギングするデータの量に応じて6時間ごとあるいは2週間ごとのように、あらかじめ設定した間隔で新しいログ ファイルを作成することができます。 Helix Universal Proxy は、ログ ファイルが設定したサイズに達すると新しいログ ファイルを新規作成またはロールします。ロールされたログ ファイルには、以下の形式で名前がつけられます。
|
名前と拡張子は、「アクセスおよびエラーログのカスタマイズ」で説明されているように Helix Administrator で設定します。 タイムスタンプは、24時間制で以下の形式です。
YYYYMMDDHHMMSS |
たとえば、2002年6月22日午後1時49分53秒に作成されたファイルは以下のようになります。
proxy.log.20020622134953 |
Helix Universal Proxy では、アクセス要求毎にアクセス ログに新しく行を付け加えて別のレコードとして記録します。また、各レコードのフィールドは、スペースまたはパイプ (|) で区切られています。 配信されたクリップごとに、1 つのレコードが作成されます。クライアントが複数のクリップを含むコンテンツを要求した場合、コンテンツにある各クリップに対してレコードが 1 つずつ作成されます。
Logging Style (ロギング スタイル) には、0 から 5 という 6 つのオプションが用意されています。スタイル 1 から 4 にはそれぞれ、そのスタイルより低い数値のロギング スタイル情報が含まれています。 たとえば、スタイル 3 には、スタイル 3 で追加された情報のほかに、スタイル 0、1、2 で収集された情報も含まれています。 デフォルトはスタイル 5 で、スタイル 2 の情報に presentation_ID フィールドが追加されています。以下のセクションでは、それぞれのロギング スタイルでどのようなフィールドが収集されるかを説明します。 「アクセス ログ フィールド」のセクションには、各フィールドにログされる情報がまとめてあります。
| ヒント : 本マニュアルのほかの部分では、角カッコはオプションの項目を表しますが、以下のアクセス ログのシンタックスでも示されるように、角カッコは実際にアクセス ログ レコード内に表示されます。 |
注意 : 以下の例では、クライアント統計はログされません。したがって、統計フィールドには [UNKNOWN] と表示されています。 クライアント統計を収集する場合、各ログ エントリに追加情報が含まれます。詳細については、「クライアント統計」を参照してください。
|
client_address - - [timestamp] "GET filename protocol/version" HTTP_status_code |
実際に記録されたログの例です。要求された 858,636 バイトが RTSP で送信されたことを示しています。
207.188.7.125 - - [26/Jun/2002:10:31:44 -0700] "GET real9video.rm RTSP/1.0" |
client_address - - [timestamp] "GET filename protocol/version" HTTP_status_code |
以下のサンプル ログ レコードは、ロギング スタイル 0 と同じ情報が表示されていますが、ファイルサイズ、クリップ タイムライン長、ストリームの実時間、および再送パッケージに関する情報が追加されます。
207.188.7.125 - - [26/Jun/2002:10:06:33 -0700] "GET real9video.rm RTSP/1.0" |
ロギング スタイル 2 のフォーマットです。スタイル 1 と同じですが、グローバル クライアント ID が追記されます。
client_address - - [timestamp] "GET filename protocol/version" HTTP_status_code |
207.188.7.125 - - [26/Jun/2002:10:07:42 -0700] "GET real9video.rm RTSP/1.0" |
Logging style 3 はこの形式に従います。 スタイル 2 に基づいたスタイルです。ストリームと Helix Universal Server またはクリップを配信する親 Helix Universal Proxy に関する情報が追加されます。
client_address - - [timestamp] "GET filename protocol/version" HTTP_status_code |
この例では、レコードの末尾に追加される配信元サーバーとストリームの情報を示します。
207.188.7.125 - - [26/Jun/2002:10:09:09 -0700] "GET real9video.rm RTSP/1.0" |
ロギングスタイル 4 では、クリップの平均ビット レートと送信されたパケット数に関する情報が追加されます。
client_address - - [timestamp] "GET filename protocol/version" HTTP_status_code |
207.188.7.125 - - [26/Jun/2002:10:10:04 -0700] "GET real9video.rm RTSP/1.0" |
ロギングスタイル 5 はデフォルトのスタイルで、より低い数値のロギング スタイルの情報は含まれていません。 その代わりに、スタイル 2 をコピーし、複数クリップを含むプレゼンテーションを追跡するのに役立つプレゼンテーション ID を追加します。
client_address - - [timestamp] "GET filename protocol/version" HTTP_status_code |
207.188.7.125 - - [26/Jun/2002:10:11:03 -0700] "GET real9video.rm RTSP/1.0" |
以下の表は、アクセス記録に表示されるさまざまなロギング フィールドをまとめ、フィールドがどのロギング スタイルに含まれるか示したものです。 以下のセクションでは、アクセス ログ フィールドについて詳しく説明します。
| ログ フィールド | ロギング スタイル | 参照先 |
|---|---|---|
client_address |
0, 1, 2, 3, 4, 5 |
ここをクリック |
[timestamp] |
0, 1, 2, 3, 4, 5 |
ここをクリック |
"GET filename protocol/version" |
0, 1, 2, 3, 4, 5 |
ここをクリック |
HTTP_status_code |
0, 1, 2, 3, 4, 5 |
ここをクリック |
bytes_sent |
0, 1, 2, 3, 4, 5 |
ここをクリック |
[client_info] |
0, 1, 2, 3, 4, 5 |
ここをクリック |
[client_ID] |
2, 3, 4, 5 |
ここをクリック |
[client_stats_results] |
1, 2, 3, 4, 5 |
ここをクリック |
file_size |
1, 2, 3, 4, 5 |
ここをクリック |
file_time |
1, 2, 3, 4, 5 |
ここをクリック |
sent_time |
1, 2, 3, 4, 5 |
ここをクリック |
resends |
1, 2, 3, 4, 5 |
ここをクリック |
failed_resends |
1, 2, 3, 4, 5 |
ここをクリック |
[stream_components] |
3, 4 |
ここをクリック |
[start_time] |
3, 4 |
ここをクリック |
server_address |
3, 4 |
ここをクリック |
average_bitrate |
4 |
ここをクリック |
packets_sent |
4 |
ここをクリック |
presentation_ID |
5 |
ここをクリック |
proxy_info |
1, 2, 3, 4, 5 |
ここをクリック |
[client_address (クライアント アドレス)] フィールドには 123.45.123.45 のようにクライアントの IP アドレスが表示されます。IP アドレスに続けて標準的な Web サーバー ログ形式との互換性を表す 2 つのハイフンがあります。
[timestamp] フィールドは、クライアントがファイルにアクセスした時刻を Helix Universal Proxy が使うシステム クロックにしたがって表示します。この統計タイプでは、以下の形式が使用されます。
[dd/Mmm/yyyy:hh:mm:ss TZ] |
この TZ は協定世界時 (イギリス、グリニッジ) との時差で表現された時間帯です。次に例を示します。
[26/Jun/2002:10:10:04 -0700] |
"GET filename protocol/version" フィールドには、クライアントが要求したファイル名 (およびパス) が表示されます。 パスは、URL のうちポート番号以降の部分全体です。クライアントが存在しないファイルを要求した場合、ファイル名の場所に UNKNOWN が表示されます。クリップをクライアントに送信するとき使用されるアプリケーションレイヤ プロトコルは、RTSP、PNA、および MMS です。また、文字列最後の文字は、どの転送タイプを使用しているかを示します。
(空欄) |
UDP 接続 |
T |
TCP 接続 |
M |
マルチキャスト |
たとえば RTSPT は、TCP 接続を介し、RTSP プロトコルを使用してクリップが送信されたことを表します。バージョン番号は、プロトコルのエディションを表します。
| 詳細情報 : 「GET ステートメント」を参照してください。 |
HTTP_status_code フィールドは、HTTP標準エラー コードを使用するリターン コードを保持します。通常は 200 を返します。
bytes_sent フィールドには、プロキシ配信のタイプ (パススルー、プルスプリット、またはキャッシュ モードのどれか) によってクライアントに転送されたバイト数を記録します。
[client_info] フィールドは、使用されているクライアントのバージョンとタイプを表します。
RealNetworks のクライアントの場合、[client_info] には下記の形式が使用されます。
|
[WinNT_5.0_6.0.10.714_RealPlayer_RN92PD_en_686] |
注意 : RealAudio Player バージョン 1 では、[client_info] に対して 2 つのフィールドだけ表示されます。表示されるフィールドは、 platform と client です。
|
Windows Media Player の場合、[client_info] フィールドにはプレーヤーのバージョンが次のように記録されます。
[NSPlayer/7.1.0.3055] |
QuickTime Player の場合、クライアント情報にはプレイヤーのバージョンと、オペレーティング システムが記録されます。次に例を示します。
[QTS (qtver=5.0.2;os=Windows NT 5.0)] |
クライアント情報を収集できない場合 (統計を送信しないことを選択したクライアントからの要求の場合)、[client_info] に [UNKNOWN] が表示されます。
[client_ID] には、各メディア プレーヤーに対する識別番号が記録されます。 これは、グローバル ユニーク ID です。 Helix Universal Proxy は通常はファイヤ−ウォールの内側に存在します。したがって、プロキシはクッキーを基にしたクライアント ID を収集しません。 以下のセクションでは、可能なフィールド エントリについて説明します。 Helix Universal Proxy と RealNetworks クライアントのデフォルト設定では、各クライアントのアクセス試行に対するグローバル ID が記録されます。 ただしユーザーは GUID (グローバル ユニーク ID) を送信するかどうか制御できます。 同様に、クライアント設定とは関係なく、Helix Universal Proxy を通じて GUID のロギングを無効にできます。
| 詳細情報 : クライアント ID のロギングを無効にする手順については、「アクセス ログを修正する」を参照してください。 |
RealNetworks クライアントがグローバル ユニークID を送信する設定になっている場合には、送信されます。 プライバシー保護のために、デフォルトでは RealOne Player は GUID を送信しないように設定されています。 GUID の送信は各ユーザーの判断によることなので、ユーザーはアクセス ログに表示される GUID のデフォルト設定を変更する必要があります。RealOne Player で GUID を制御するためのユーザー コマンドは、[Tools (ツール)] メニューで [Preferences (環境設定)]、[Connection (接続)] の順にポイントし、[Internet Settings (インターネット設定)] をクリックします。
| 詳細情報 : RealNetworks のコンシューマ向けソフトウェアプライバシー 規定を確認するには、次の Web ページをごらん下さい。http://www.realnetworks.com/company/privacy/software.html |
Windows Media Player と QuickTime Player が GUID を送信するように設定されている場合には、Helix Universal Proxy はそれらの ID 値を記録します。 プレーヤーが GUID を送信しない場合は、Helix Universal Proxy がログのための ID を生成します。 この場合、同じメディアプレーヤーでも複数の ID として記録されることがあります。
クライアントが GUID をサポートしていないために Helix Universal Proxy が ID を収集できないときには、[ ] のように空の角かっこが [client_ID] フィールドに表示されます。 GUID レポートが Helix Universal Proxy または メディア プレーヤー側で無効になっている場合には、[client_ID] フィールドには固有のクライアント ID ではなくゼロの文字列が表示されます。
00000000-0000-0000-0000-000000000000 |
[client_stats_results] フィールドには、「クライアント統計」の説明にあるように、クリップの再生終了時にクライアントが送信した詳細接続統計が記録されます。クライアントが接続統計をブロックしていたり、統計が収集できない場合には、フィールドには [UNKNOWN] と表示されます。
以下のフィールドには要求されたクリップに関する情報が保持されます。
file_size フィールドには、ファイルのメディア データの量がバイト数で記録されます。 ファイル ヘッダおよびその他のメディア以外の情報は含まれないので、この数字はメディア ファイルの合計サイズより小さくなります。ライブ ブロードキャストの場合、file_size は常時 0 です。file_timeフィールドは、メディア ファイルに保存されたメディアの長さが秒単位で表示されます。ライブ ブロードキャストの場合、file_time は常時 0 です。SML ファイルの場合、このフィールドは常時 20 です。sent_timeフィールドは、クライアントに送信されたメディアの再生時間の合計が秒単位で表示されます。resends フィールドには、送信エラーのあと、再送信できたパケット数が表示されます。failed_resends フィールドには、時間内に再送信できず、送信エラーを修正できなかったパケット数が表示されます。
[stream_components] が記録されるのは、RealNetworks メディア プレーヤーの場合だけです。 送信されたコンテンツのタイプを次の形式で説明します。
RealAudio_stream RealVideo_stream Event_stream Image_maps |
値 1 はこのタイプのストリームがクリップに含まれることを意味します。 値 0 は含まれないことを意味します。つまり、RealVideo と RealAudio が含まれ、イベントと画像マップが含まれていないストリームは、アクセス ログでは以下のように表示されます。
1 1 0 0 |
[start_time]フィールドは、クリップのストリームが開始されたタイムスタンプを Helix Universal Proxy の使うシステム クロックにしたがって表示します。 各アクセス レコードが開始される時には、タイムスタンプと全く同じフォーマットですが、協定世界時からの時間差はリストしません。 例です。
[26/Jun/2002:10:05:14] |
server_address フィールドには、クリップを配信する Helix Universal Server または Helix Universal Proxy の IP アドレスがリストされます。これは、配信元Helix Universal Server、レシーバとして動作している Helix Universal Server、レシーバとして動作している別の Helix Universal Proxy のいずれかの場合があります。
プロキシ キャッシュ モードでは、RTSP の要求でキャッシュのアドレス (通常は 127.0.0.1) が表示されます。配信元 Helix Universal Proxy のアドレスを検索するには、GET フィールド (「GET ステートメント」を参照) を調べます。
average_bitrate には、クリップの帯域幅の平均が、1 秒あたりのビット数で表示されます。
packets_sent フィールドには、クライアントに送信されたパケット数の合計がリストされます。
presentation_ID フィールドには、SML または Ram プレゼンテーション等の、すべてのクリップによって使用された数字が記録されます。SML ファイルもログに含まれ、クリップと同じ数字を使用します。 たとえば、SML ファイル、ビデオ クリップ、および GIF 画像のログ エントリで、共通してプレゼンテーション ID 437 が記録された場合には、SML プレゼンテーションはビデオおよび画像で構成されていると考えられます。 Helix Universal Proxy は、クリップを配信するときにロギング スタイル 5 で記録される ID を割り当てます。
proxy_info フィールドには、プロキシされたストリームのタイプに関する情報 (ライブか、オンデマンドか) や、Helix Universal Proxy がどのようにメディア ストリームを配信したか (パススルー、プルスプリット、またはキャッシュ モード) を表示します。
アクセス ログ レコード内の GET ステートメントには、Helix Universal Proxy が配信した各ファイルのパスとファイル名が表示されます。ファイルをストリームまたはブロードキャストするのに使用されたプロトコルとプロトコルのバージョンも表示されます。 以下のセクションでは、異なるタイプのオンデマンド コンテンツとライブ コンテンツと共に使用された GET ステートメントの例を示します。
詳細情報 : GET ステートメントの実際の使用例については、「ロギング スタイル」を参照してください。
|
以下の表では、オンデマンド コンテンツの各タイプがアクセス ログのGET ステートメントで表示されるフォーマットです。 SMIL プレゼンテーションでは、SML ファイル用とプレゼンテーションのその他のファイル用と別々のレコードが生成されます。 ロギングスタイル 5 が設定されると、各アクセス レコードの末尾の判別数字によって、どのファイルが同じプレゼンテーションにあるかを特定できます。
以下の表には、ライブ コンテンツの各タイプがアクセス ログで表示されるフォーマットをまとめてあります。
すべてのロギング スタイルにはクライアント統計が含まれます。[client_stats_results] として前のセクションに示しました。 4 種類のタイプの統計があり、アクセス ログはそれらを任意の組み合わせで記録できます。 各セットの統計は角括弧で囲まれており、Stat1 のようなプレフィックスで始まります。 4 つの統計 type すべてをログする場合には、[client_stats_results] フィールドは次のように表示されます。
[Stat1: |
アクセス ログの他のフィールドはスペースで区切られていますが、前の統計 type の閉じる角かっこと、次の統計 type の開く角かっこの間にスペースがないことに注意します。 以下の例では、ロギング スタイル 5 (ここをクリック) で統計 type 1 を収集します。
207.188.7.125 - - [26/Jun/2002:10:11:03 -0700] "GET real9video.rm RTSP/1.0" |
このセクションでは、4 つの各統計 type で収集される情報を説明します。 統計 1 と統計 2 は、再生に関する基本的な情報をレポートします。 統計 3 は視聴者のアクションに関する情報を提供します。 統計 4 は RealOne Player からの詳細再生情報をレポートします。 デフォルトのロギング設定では、統計 1 と統計 2 を収集します。以下の表では、さまざまな統計 type を送信できるメディア プレーヤーとそのバージョンをリストします。
Stat1 と Stat2 では、クリップのオーディオ部分だけのコーデック情報をレポートします。0 が入力されます。[UNKNOWN] がログされます。[UNKNOWN] が表示されます。Statistics Type (統計 type) 1 では、クライアントの正常なメディア クリップ受信に関する基本情報が収集されます。また、クリップのオーディオ部分のデコードに使用したコーデックも示します。 フィールドは以下のようになります。
[Stat1: packets_received out_of_order missing early late audio_format] |
Statistics Type (統計 type) 2 には、成功したクリップ配信に関する詳細が、帯域幅の要求に関する情報とともに用意されています。再送信されたパケットに関しては、ここで詳細が解説されます。統計 type 2 では、接続の確立にどの送信タイプが使用され、どのビデオ コーデックがクリップを再生したかが確認できます。この一連の統計では、以下の形式が使用されます。
[Stat2: bandwidth available highest lowest average requested received late |
Statistics Type (統計 type) 3 では、クリップを視聴している間、ユーザーがとるアクションに関する詳細情報が提供されます。特に広告や画像マップなど、詳細な機能が用意されています。 たとえば、クリップを視聴しているユーザーが、クリップのどの点で画像マップをクリックしたか、また視聴を停止したかがわかります。 各ユーザーが複数のアクションを実行する可能性があるために、これらの統計を収集する場合には、アクセス ログ ファイルのサイズは急速に大きくなりがちです。 ログ ファイルの頻度を必ず確認するか、ログ ファイルのローリングをセット アップしてログのサイズを扱いやすい大きさにしておきます。この統計 type では、以下の形式が使用されます。
[Stat3:timestamp|elapsed_time|action|;] |
アクティビティの記録は、セミコロン (;) で区切られ、以下の形式をとります。したがって、ユーザーがクリップの視聴を一時停止してから再開し、終わりまで見た場合の Stat3 の記録は、以下のようになります。
[Stat3:4360|2107|PAUSE|;8401|2107|RESUME|;12608|6321|STOP|;] |
初期状態のタイムスタンプのフィールドには、アクションが発生した時間がミリ秒単位で表示されます。この時間は、クライアントの接続時間に関連しています。 前の例では、最初のタイムスタンプは 4360 で、これはクライアントが接続してから 4.360 秒後にアクションが発生したことを意味します。.
elapsed_time フィールドには、アクションが発生したクリップ タイムラインがミリ秒単位で記録されます。 前の例では、PAUSE アクションがクリップ タイムラインに入って 2107 ミリ秒 (または 2.107 秒) の時点で発生しました。 RESUME アクションも同じ経過時間をリストすることに注意してください。このアクションが、一時停止したのと同じ点からクリップを再開するためです。
action フィールドには、以下に説明のある STOP や PAUSE のようないくつかの異なるアクションのうちの 1 つが記録されます。
ユーザーが画像マップ上でクリックしました。ほかに含まれる情報としては以下のとおりです。
x-coord |
クリックの水平座標。 |
y-coord |
クリックの垂直座標。 |
action |
発生したアクション。 これは、以下のうちいずれかになります。url"ユーザーがクリックしたリンクの URLURL="url"ブラウザで使用される、ユーザーがクリックしたリンクの URLSEEK="destination"シークの目的ポイントをミリ秒単位で表示 |
メディア プレイヤーにより、クリップの記録が開始されました。
メディア プレイヤーにより、クリップの記録が停止されました。
RealOne Playerからだけ送信される統計 type 4 は、統計 1 と統計 2 に含まれる情報とほとんど同じ情報を収集します。各ストリームのパケットと帯域幅の情報が追加されます。 統計 type 4 では、クリップの各メディア ストリームの情報を以下の形式でレポートします。
[Stat4:stream_number|mime_type|codec|received|lost|resent|average_bandwidth |
以下は、RealVideo クリップのタイプ 4 のログ エントリの例です。
[Stat4:2 audio/x-pn-realaudio|44_kbps_Stereo_Music_High_Response_-_RA8 |
| 注意 : 統計 type 4 を統計 type 1 および 2 と同時に有効にすると、RealOne Player は統計 type 4 だけをレポートします。その他のメディア プレーヤーの場合は、統計 type 1 と 2 がレポートされますが、統計 type 4 はレポートされません |
stream_number フィールドには、クリップに含まれるメディア コンテンツの数が表示されます。 ビデオ クリップには 2 つのストリームがあります。オーディオ トラック 1 つとビジュアル トラック 1 つです。 以下には、各ストリームの情報がレポートされます。
Helix Universal Proxy は、各機能の情報をレポートします。 情報の末尾にはセミコロンがあります。 各ストリームについて、下記のフィールドがレポートされます。
transport フィールドには、接続に使用される転送プロトコルが表示されます。 値は、以下の通りです。
0 |
IP マルチキャスト |
1 |
UDP |
2 |
TCP |
3 |
クローキングされた HTTP |
3 つの turboplay フィールドには、RealOne Player のターボプレイ機能の使用とその結果が表示されます。 3 つのフィールドは以下のようにパイプで区切られます。
1|513234|1120 |
以下の表には、可能なフィールドの値をリストします。 1 番目のフィールドでのターボプレイの有効または無効の指定によって、2 番目と 3 番目のフィールドの値は変化します。
duration フィールドには、初期クライアント要求と、クライアントによって受信された最初のデータ パケットの間の時間がミリ秒単位で表示されます。
clip_end フィールドには、プレゼンテーションが終了した理由が表示されます。 可能な値は、次のとおりです。
0 |
プレゼンテーションの終わりに到達しました。 |
1 |
ストップコマンドが出されました。 |
2 |
再接続が必要です。 |
3 |
リダイレクト |
PNR_n |
エラー コード n が発生しました。 |
Helix Universal Server の管理も行っている場合にはお分かりのように、Helix Universal Proxy がプロキシ アクセス ログに記録するのと同様のクライアント要求に関する情報を、Helix Universal Server はサーバー アクセス ログに記録します。 さらに、クリップがプロキシ プルスプリットまたはプロキシ キャッシュによって配信されるときには、サーバー アクセス ログには IP アドレスのような追加情報が記録されます。
Helix Universal Server と Helix Universal Proxy のアクセス ログの設定は、お互いに独立しており、それぞれのインストールでは別々のログファイルが作成されます。 たとえば、Helix Universal Proxy を管理している場合には、ロギングスタイル 0 で情報を記録するように設定できます。その後、Helix Universal Server がロギングスタイル 5 のすべての情報を収集するように設定できます。結果的に、異なる量の情報が収集されます。
以下のセクションでは、アクセスおよびエラー記録のロギングを修正する方法を説明します。ロギングはデフォルトでは有効になっています。 ただし、デフォルト オプションを変更することもできます。
アクセス ログはメディア プレーヤーの要求に関する基本的なクライアント統計を収集するようにあらかじめ設定されています。 ログ ファイルのローリングのセット アップだけでなく、ロギング スタイルやクライアント統計 type を変更することもできます。
| アクセス ロギングを修正するには、以下の手順に従います。 |
5 です。ロギング スタイルついての詳細は、「ロギング スタイル」を参照してください。[ (クライアント GUID を無効にする)] リストから、[Yes (はい)] をクリックします。クリックすると、クライアントのグローバル識別子が収集されません。詳細については、「クライアント識別子」を参照してください。30 という値は、クライアントの統計の送信、および Helix Universal Proxy による新規ログ エントリの作成が、30 秒ごとに行われるということを意味します。 この値を 0 に設定すると、クライアントはプレゼンテーションの終了時に統計を 1 度送信します。タイプ 1 とタイプ 2 です。詳細については、「クライアント統計」を参照してください。| ヒント : 統計 type 3 または 4 を収集するように設定している場合、アクセス ログ ファイルのサイズは急に大きくなります。この場合は、ログ ファイルを頻繁に確認するか、ログ ファイルのローリングを使用するようにしてください。 |
| ヒント : 一般的には、頻度またはサイズによってログ ファイルを制限します。 両方のメソッドを選択すると、先に達した制限値に従ってログ ファイルが作成されます。 たとえば、「ファイル サイズが 10 メガバイトに達した場合」、または、「3 日間のアクティビティが記録された場合」、という 2 つの制限値を設定すると、どちらかの制限値に達した段階で新規ログファイルが作成されます。 |
Logs サブディレクトリです。プロキシ ログ ファイルの デフォルトのファイル名は、proxy.log です。| 注意 : Proxy Log File (プロキシ ログ ファイル) が空欄の場合、Helix Universal Proxy では、Helix Universal Proxy の実行ファイルと同じディレクトリにある、proxy.log というファイルにアクセス情報が記録されます。 |
エラーログを使用するための設定は必要ありません。 ただし、ログ ファイルのローリングを設定したり、エラー ログの場所や名前を指定することはできます。エラーログの構文の基本的な情報については、「エラー ログ」を参照してください。
| エラー ログを修正するには、以下の手順に従います。 |
| ヒント : 一般的には、頻度またはサイズによってログファイルを制限します。 両方のメソッドを選択すると、先に達した制限値に従ってログファイルが作成されます。 たとえば、ファイル サイズが 10 メガバイトに達した場合、または、3 日間のアクティビティが記録された場合、という 2 つの制限値を設定すると、どちらかの制限値に達した段階で新規ログファイルが作成されます。 |
Logs サブディレクトリです。エラー ログ ファイルの デフォルトのファイル名は、proxyerr.log です。|
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