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第 2 章 概要

安全にストリーミングメディアを「再配信」するために設計された、Helix Universal Proxy は、幅広い範囲のメディア プレーヤーへすばらしい数々のメディアを配信します。 この章では、Helix Universal Proxy のコンセプトと機能を紹介します。

Helix Universal Proxy を理解する

Helix Universal Proxy は、ネットワークまたは ISP ゲートウェイにインストールするソフトウェアであり、Helix Universal Server からストリームされるメディアに対するクライアント要求を集約して処理します。Helix Universal Proxy を使用することでストリーミング メディアへの冗長な要求が解消され、ネットワーク トラフィックが減少します。

プロキシには、次の 4 つの利点があります。

メディア タイプ

Helix Universal Proxy は、Helix Universal Server が提供できるすべてのメディア タイプをプロキシできます。 Helix Universal Server は、他のどのメディアサーバーよりも多くのメディアフォーマットに対応しており、オンデマンド クリップをストリーム配信し、ライブ イベントをブロードキャストします。 ライセンスのタイプに応じて異なりますが、Helix Universal Server は以下のリストのフォーマットでの配信ができます。 すべてを網羅している訳ではありませんが、Helix Universal Server と Helix Universal Proxy で使用可能な主なメディア フォーマットを以下にがリストします。またサードパーティ製のプラグインを追加すれば、さらに多くのフォーマットに対応できます。

RealNetworks : RealAudio (.rm)、RealVideo (.rm)、RealPix (.rp)、RealText (.rt)、RealMedia Variable-Bit Rate (.rmvb)
Macromedia : Flash 4 (.swf)
Microsoft : Windows Media (.asf.wma.wmv)
Apple : QuickTime (.mov)
その他 MPEG 4 (.mpg、.mpeg)、MP3 (.mp3)、AU (.au)、AIFF (.aif、.ief)、WAV (.wav)、SMIL (.smi、.smil)
画像形式 GIF (.gif)、JPEG (.jpgjpeg)、PNG (.png)

Helix Universal Server と組み合わせることにより、Helix Universal Proxy は、Windows および 多くの UNIX の変種を含むさまざまなプラットフォームに、同じメディア フォーマットを配信できます。 これによって、サポートされるフォーマットを自分の好きな OS を使用してストリームすることができます。 異なる OS 上で動作する Helix Universal Proxy は、完全に相互運用が可能なので、異機種ネットワーク環境でも複数のプロキシとサーバーを設置することができます。

Helix Universal Server と Helix Universal Proxy でサポートされている特定のバージョンのメディア フォーマットとメディア プレーヤーは変更される場合があります。最新情報は、http://www.realnetworks.com/resources/index.html を参照してください。

Helix Universal Proxy がメディアを配信する方法

Helix Universal Proxy プロセスの最初のステップは、RealOne Player や Windows Media Player などのクライアントが Helix Universal Proxy 経由のメディア ファイルのストリームを要求するところから始まります。

次のステップとして、Helix Universal Proxy は、要求されたストリーム メディア ファイルが保存されている Helix Universal Server (「配信元 Helix Universal Server」) にストリーム要求を転送します。

Helix Universal Server は、要求されたファイルが存在すること、およびクライアントが IP アドレスまたはコンテンツ認証によって承認されていることを確認します。要求が拒否された場合は、サーバーは要求されたファイルをストリームしません。Helix Universal Proxy は拒否を受け入れます。この場合、クライアントは該当のエラー メッセージを受信します。

この最初のトランザクションは「アカウンティング コネクション」と呼ばれ、Helix Universal Server が個々のクライアント要求を調査して承認します。次の図にアカウンティング コネクションを示します。

Helix Universal Proxy および Helix Universal Server とアカウンティング コネクションを確立する

Helix Universal Proxy および Helix Universal Server とアカウンティング コネクションを確立する

Helix Universal Proxy は、ストリーミング メディアの性質に応じて異なる機能を使用してクライアントにコンテンツを配信します。

ライブ ストリーム 配信

ライブ ストリームの場合、Helix Universal Proxy は、ストリームを要求するクライアントごとにライブ ストリームを複製します。配信元 Helix Universal Server から Helix Universal Proxy に送信されるストリームは 1 つだけです。

Helix Universal Proxy によるライブ コンテンツの複製

Helix Universal Proxy によるライブ コンテンツの複製

ライブ ストリームを複製できない場合、Helix Universal Proxy は Helix Universal Server に対してクライアントごとに別々にデータ要求を行います。 これは、パススルー機能と呼ばれていて、「パススルー モード (ライブおよびオンデマンド ストリーミング)」に示されています。

オンデマンド コンテンツの配信

ストリームがオンデマンドの場合、Helix Universal Proxy はまずメディア キャッシュを使用して要求に対応できるかどうかを調べます。

要求されたコンテンツがまだキャッシュに保存されていない場合、Helix Universal Proxy は配信元の Helix Universal Server からコンテンツを引き出し、それをクライアントに配信すると同時にキャッシュに保存します。

Helix Universal Proxy によるキャッシュからのオンデマンド コンテンツのストリーミング

Helix Universal Proxy によるキャッシュからのオンデマンド コンテンツのストリーミング

ストリームがオンデマンドで、クリップがキャッシュできない場合には、Helix Universal Proxy はパススルー機能を使用してメディアを配信します。 プロキシは、次の図のように要求したクライアントごとにデータ ストリームを送ります。

Helix Universal Proxy によるオンデマンド コンテンツのストリーミング (メディア キャッシュを使用しない場合)

Helix Universal Proxy によるオンデマンド コンテンツのストリーミング (メディア キャッシュを使用しない場合)

メディア キャッシュ ファイルを使用すると、要求されたコンテンツの配信元への接続数が少なくなるのでネットワーク トラフィックが軽減されます。また、ユーザーに近い位置にあるストリーミング コンテンツが配信されるので品質が向上します。メディア ストリームはキャッシュからクライアントまでの短い距離を移動するだけなので、ネットワーク輻輳やパケット消失の可能性が少なくなり、クライアントが受信するサービス品質が向上します。

Helix Universal Proxy の機能

Helix Universal Proxy がクライアントにクリップを送信する方法は 3 つあります。Helix Universal Proxy は、要求されたコンテンツの種類とネットワーク設定に基づいて、使用できる機能の中から最も効率的な機能を自動的に選択します。次にこの 3 つの方法を示します。

また、マルチキャストを使用してクライアントへの送信を行うように、プル スプリットを設定することができます。どの機能を使用する場合でも、Helix Universal Proxy は常にクライアントと配信元 Helix Universal Server 間にアカウンティング コネクションを確立します。

パススルー

これは Helix Universal Proxy の最も単純な動作方法です。クライアントと配信元の Helix Universal Server 間に通常確立されるアカウンティング コネクションのほかに、Helix Universal Proxy と各クライアント間にデータ接続が確立されます。帯域幅の節約は行われません。

パススルー モード (ライブ ストリームおよびオンデマンド ストリームの場合)

パススルー モード (ライブ ストリームおよびオンデマンド ストリームの場合)

プル スプリット

プル スプリットは、配信元の Helix Universal Server からの 1 本のライブストリームを複製することによって、ライブ コンテンツが使用する帯域幅を節約できます。特定のストリームに対する最初の要求をクライアントから受け取ると、Helix Universal Proxy はクライアントの代わりに配信元の Helix Universal Server に接続し、ストリームをクライアントに送信します。同じライブ ストリームを次に要求したクライアントは Helix Universal Proxy から直接ストリームを受信するので、Helix Universal Proxy は配信元の Helix Universal Server から新たにストリームを取得する必要はありません。

クライアントにとっては、ライブ コンテンツが近くにある Helix Universal Proxy から配信される点が有利です。Helix Universal Proxy と配信元の Helix Universal Server 間に 1 つだけ存在するスプリット チャネルの受信品質が維持されている限り、Helix Universal Proxy は高品質なライブ ストリームを受信し続けることができます。

さらに Helix Universal Proxy は、ネットワークで可能な場合には、マルチキャストを使用してライブ プルスプリット ストリームを配信できます。

プル スプリット モード(ライブ ストリームの場合)

プル スプリット モード(ライブ ストリームの場合)

キャッシュ

キャッシュ ソフトウェアを使用して、配信元の Helix Universal Server からのオンデマンド コンテンツを保存します。キャッシュ ファイルは安全な形で保存され、クライアントが直接アクセスすることはできません。Helix Universal Proxy がキャッシュにアクセスして、保存されているメディアをクライアントに再配信します。

キャッシュが有効な場合、メディア キャッシュは、最初のクライアントが要求したメディア ファイルを取得して保存します。次に別のクライアントがストリームを要求すると、Helix Universal Proxy はキャッシュを調べて、要求されたメディア ファイルがすでに保存されているかどうかを確認します。保存されているメディア ファイルが使用可能な最新バージョンであることを確認するために、Helix Universal Proxy は配信元の Helix Universal Server に問い合わせて、さらに新しいバージョンが存在するかどうかを調べます。保存されているメディア ファイルが最新バージョンであると判断したら、Helix Universal Proxy は 2 番目に要求したクライアントやその後に同じストリームを要求したほかのクライアントに、保存されているメディア ファイルをストリームします。

キャッシュできるのは、RealSystem Server 7.0 以降によってストリームされたオンデマンド ファイルだけです。 それ以外の場合は、パススルー機能を使用して配信されます。 ライブ コンテンツは、プル スプリットまたはパススルーのうち、より効率の良い、最適な方法で処理されます。

オンデマンド クリップをメディア キャッシュに保存する

オンデマンド クリップをメディア キャッシュに保存する

キャッシュからオンデマンド クリップを配信する

キャッシュからオンデマンド クリップを配信する

キャッシュ内のメディアが壊れた場合、ストリームは停止され、クライアントにエラー メッセージが返されます。クライアントと配信元の Helix Universal Server 間のアカウンティング コネクションが切断された場合も、ストリームは停止され、クライアントにエラー メッセージが返されます。

配信元の Helix Universal Server がキャッシュを拒否するように設定されている場合、Helix Universal Proxy はパススルー機能を使用してクライアントにコンテンツを配信し、メディアのキャッシュは行いません。Helix Universal Server をインストールした時点では、デフォルトですべてのストリームはキャッシュ可能です。キャッシュが使用可能であれば、Helix Universal Server が対応できるクライアント数が多くなるので、すべてのコンテンツをキャッシュ可能なまま残すことを推奨します。

Helix Universal Proxy の各機能を使用するための要件

次の表は、Helix Universal Proxy の各機能に対する設定要件をまとめたものです。さらに、マルチキャストが使用できる場合は、プル スプリット モードで配信されるライブ クリップにマルチキャストを適用するように Helix Universal Proxy を設定することができます。詳細については、第 8 章「マルチキャスト」を参照してください。

Helix Universal Proxy の各機能を使用するための要件
機能 Helix Universal Proxy の特別な設定 ネットワークの要件
(Helix Universal Proxy が動作中であることが前提)
配信元の Helix Universal Server 要件
ライブ パススルー なし。 なし。 ライブ コンテンツまたはオンデマンド コンテンツをブロードキャストすること。
プル スプリット なし。Helix Universal Proxy はデフォルトでプル スプリットを使用するように設定されます。 ネットワークで Helix Universal Proxy と Helix Universal Server 間に UDP トランスポートを使用できること。UDP が使用できない場合は TCP が使用されます。 ライブ コンテンツをブロードキャストすること。
デフォルト値によるプル スプリットが使用できるように設定されていること (Helix Universal Server のデフォルト設定)
キャッシング なし。Helix Universal Proxy はデフォルトでキャッシュを使用するように設定されます。 なし。 オンデマンド コンテンツを持ち、キャッシュからの要求を受け付けるように設定されていること (Helix Universal Server のデフォルト設定)
マルチキャスト(バックチャネル) マルチキャスト アドレス範囲を使用するように設定されていること。Helix Universal Proxy はプル スプリットを使用してクリップを配信します。 クライアントとルーターがマルチキャスト対応であること。 ライブ コンテンツをブロードキャストすること。

その他の機能

Helix Universal Proxy には、このほかにも簡単に設定、管理、保守を行うための機能が用意されています。

Helix Administrator

Helix Administratorr は Helix Universal Proxy の機能をカスタマイズするための Web ベースのコンソールです。ネットワーク上のあらゆる場所から、Java を有効にした web ブラウザを使用して Helix Administrator へアクセスできます。 Helix Administrator へのアクセスには、最新版の Web ブラウザを使用することを推奨します。詳細に関しては、「Helix Administrator を使用する」を参照してください。Helix Universal Proxy をカスタマイズする手順については、第 4 章「プロキシのセットアップ」を参照してください。

ヒント : このマニュアルでは、"Helix Administrator" の大文字の "Administrator" は、この Web ベースのツールを指します。一方、"RealNetworks 管理者" の "管理者" は、Helix Universal Proxy の管理者。

Helix Administrator を使用して変更した内容は、Helix Universal Proxy 設定ファイルに保存されます。このテキスト ファイルは XML (Extensible Markup Language) で記述されており、直接編集することができます。ただし、このファイルの構造は複雑なので、内容を変更する場合は Helix Administrator を使用することを推奨します。 付録 A には、設定ファイルについての説明があります。

ネットワーク トラフィックを制限する

Helix Universal Proxy が使用する帯域幅の大きさを制限するために多くの機能が用意されています。これらの機能を使用して、要求の数やそれが使用する帯域幅の大きさを制限することができます。Helix Universal Proxy の制限値に達した後にクライアントが Helix Universal Server への接続を試みると、エラー メッセージが返されます。

詳細情報 : 第 9 章「帯域幅の管理」を参照してください。

プロキシ ルーティング

詳細に規則を定めてネットワーク トラフィックを規制している組織では、プロキシ ルーティングを使用してストリーミング メディア トラフィックの制御を強化することができます。プロキシ ルーティングを使用すると、ある Helix Universal Proxy がそのクライアントからの要求を別の Helix Universal Proxy に転送するように設定することができ、WAN 上の帯域幅を節約できます。

詳細情報 : 第 7 章「プロキシ ルーティングと冗長プロキシ」を参照してください。

リアルタイムに Helix Universal Proxy をモニタする

Helix Administrator には、Helix Universal Proxy のステータスをリアルタイムに表示するモニタが用意されています。

詳細情報 : 第 12 章 「プロキシ モニタ」を参照してください。

Helix Universal Proxy のアクティビティを追跡する

Helix Universal Proxy は、配信したすべてのクリップに関する情報をアクセス ログに記録します。エラーはエラー ログに記録されます。 プロキシ アクティビティに基づいたカスタム ログを作成することもできます。

アクセス ログは Helix Universal Server のログに似ていますが、それ以外にも配信元の Helix Universal Server のアドレスや、プル スプリット、キャッシングなどの Helix Universal Proxy 動作モードが記録されます。Helix Universal Proxy のエラー ログでは、Helix Universal Server のエラー ログと同じ形式を使用します。 カスタム ログの内容と形式は、Helix Universal Proxy への指示によって異なります。

配信元の Helix Universal Server のログ ファイルには、クライアント データに加えて、Helix Universal Proxy が使用されているかどうかが記録されます。

詳細情報 : アクセス ログとエラー ログ情報の詳細については、第 13 章「アクセスとエラーのログ」を参照してください。 カスタム ログの詳細については、第 14 章「カスタム ログ」を参照してください。

クライアントに関する作業

Helix Universal Proxy がメディア要求に対応するには、RealOne Player や Windows Media Player などのクライアントの要求が Helix Universal Proxy に送信されるようにする必要があります。

そのための方法は 2 つあります。

Helix Universal Server との対話

このセクションでは、Helix Universal Proxy がクライアント要求を転送するときに、配信元の Helix Universal Server で何が起きているかについて説明します。

詳細情報 : Helix Universal Proxy と Helix Universal Server の両方を管理する場合には、「Helix Universal Proxy と Helix Universal Server の両方を管理する」のセクションを参照してください。

クライアント アクセスを制御する

要求を受信するたびに、Helix Universal Server は使用可能なストリーム数と帯域幅に基づいて特定のクライアントにストリームの受信を許可するかどうかを判断します。また、特定のコンテンツに対してユーザー名とパスワードの入力を要求するように Helix Universal Server を設定することができます。要求されたコンテンツがパスワードを必要とする場合、ユーザーに対してパスワードの入力を求めるメッセージが表示されます。この場合、Helix Universal Server は正しいパスワードを受け取るまでストリーミングを開始しません。

Helix Universal Server は、クライアントの要求を承認してからストリーミングを開始します。配信元の Helix Universal Server の管理者がクライアントからのアクセスに制限を適用する場合、Helix Universal Proxy も常にその制限を適用します。キャッシュが使用中の場合も同じように、Helix Universal Server が要求を承認してから Helix Universal Proxy がキャッシュからのストリーミングを開始します。

クライアント アクセスを拒否する

配信元の Helix Universal Server が要求を拒否する場合は、次の理由が考えられます。

何らかの理由によってアクセスが拒否されると、クライアントにメッセージが返されます。

アクティビティを追跡する

配信元の Helix Universal Server は、Helix Universal Proxy を使用した要求か、クライアントによる直接の要求かを区別することができます。 サービス品質に関する情報は、アクセスログに記録されます。他のタイプの接続の場合と同じです。サービス品質に関する情報はアカウンティング コネクションから取得します。

キャッシュ要求

Helix Universal Proxy は、配信元の Helix Universal Server へのアカウンティング コネクションをまず確立し、それからキャッシュにあるメディアをストリームします。アカウンティング コネクションを確立できない、または確立したアカウンティング コネクションが切断された場合、プロキシはキャッシュからクライアントへのストリームを行いません。

Helix Universal Proxy は、配信元の Helix Universal Server の管理者がキャッシュ不可能として設定したコンテンツをキャッシュすることはできません。その場合は、キャッシュではなく、パススルー モードでクライアントにコンテンツを配信します。

Helix Universal Proxy が帯域幅を節約しない場合

次のような状況下では、Helix Universal Proxy が帯域幅を節約することはできません。

ただし、どの場合でもネットワークで Helix Universal Proxy を使用してすべてのストリーミング メディアを 1 か所に集約できるので、アクティビティのモニタおよびセキュリティの維持を効率よく行うことができます。

プロトコル、トランスポート、およびパケット形式

Helix Universal Proxy では、マルチメディア ストリーミング用のインターネット標準制御プロトコルである RTSP (Real Time Streaming Protocol) と RealNetworks の従来のプロトコルである PNA を使用して、クライアント要求の処理と Helix Universal Server ストリームのプロキシが行われます。 さらに、Helix Universal Proxy では MMS を使用して Windows Media をストリームすることができます。Helix Universal Server は HTTP を使用してストリームできますが、Helix Universal Proxy は HTTP プロトコルに対応していないので、クライアントと配信元の Helix Universal Server 間で HTTP を使用して送信されたストリーミング メディア要求を処理することはできません。

Helix Universal Proxy は接続している RealOne Player や Windows Media Player などと協力して、指定されたストリームに最適なトランスポートを決定します。ライブ ブロードキャストでは IP マルチキャストを、ライブ コンテンツおよびオンデマンド コンテンツでは UDP と TCP を使用します。

Helix Universal Server と Helix Universal Proxy がストリームするデータ タイプでは、2 つのプライマリ パケットフォーマットが使用されます。 RealNetworks ネイティブの独自パケットフォーマットである RDT、およびインターネット標準データタイプパケットフォーマットである RTP です。

次の表は、Helix Universal Proxy がサポートするプロトコル、トランスポート、パケット形式をまとめたものです。

サポートされているプロトコルとデータ パケット形式
制御プロトコル 制御トランスポート データ パケット形式 データ パケット トランスポート Helix Universal Proxy によるサポート
RTSP TCP
TCP
RDT (RealNetworks)
RTP
IP マルチキャスト、UDP、TCP あり
PNA (RealSystem Server 5.0 以前) TCP
TCP
RDT (RealNetworks)
RTP
UDP、TCP あり
MMS TCP UDP、TCP あり
HTTP (ストリーミング) TCP
なし
HTTP (クローキング) TCP RDT (RealNetworks)、RTP TCP

詳細情報 : 各ポートで使用できる制御トランスポートとデータ パケット トランスポートの詳細については、第 6 章「ファイヤーウォール」を参照してください。


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