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第21章: トラブルシューティング

この章では、RealServerを使っていて問題が生じたときに実行する、一般的なトラブルシューティングの手順について説明します。また、メッセージ(情報メッセージおよびエラー関連のメッセージ)についても説明します。

概要

RealServerの実行時に問題が生じた場合は、以下を行うことによって問題を限定できます。

一般的なトラブルシューティングの手順

以下に示すステップは、RealServerのどの機能にトラブルが生じた場合でもチェックする必要があります。

まず、問題を特定します。その問題は、RealServer側で発生していますか?それとも、クライアント側で発生していますか?また、プロダクションツールの使用が困難になっていますか?

ステップ 1:RealServerが動作していることを確認する。

RealServerを起動したときに、エラーメッセージが表示されましたか?表示された場合には、このドキュメントの索引でそのメッセージを探してください。

Serverを全然起動できない。

Serverを起動できない場合は、いくつかの原因が考えられます。

コンピュータのIPアドレスの判定

お使いのOSに適した方法を使ってください。

Serverアイコンをクリックすると、コマンドウィンドウが一瞬開いた後に消えてしまう。

Serverがエラーを検出すると、ウィンドウが閉じて見えなくなります。どのようなエラーかを調べるには、以下の手順に従ってください。

  1. コマンドプロンプトを開きます。

  2. Binディレクトリに移動します。

  3. 以下のように入力してServerを起動します。
    
    Bin/rmserver rmserver.cfg
    

Serverが起動し、画面にエラーメッセージが表示されます。このタイプの問題の原因として最も多いのは、ライセンスの期限切れやポートの競合などです。

また、RealSystem AdministratorのAboutページに表示されるIssue and Expireの日付とシステムの日付とを比較し、システムの日付が正確なことを確認してください。

Serverは起動できるが、Serverに接続できない。

Serverが起動していることは認識できるがいずれのコンテンツも再生できない場合は、ポートが利用不能になっている可能性があります。このことを確かめるには、Webブラウザで以下を入力してください。

http://address:port

address にはServerの名前またはIPアドレスを、portにはServerが使うポートの1つ(5547070、または8080)を指定します。

ブラウザに、「File not found」などの応答が表示されます。

応答が表示されない場合や、エラーメッセージが表示された場合は、Serverが起動していないか、Serverを特定のIPアドレスにバインドする必要があります。具体的な手順については、「RealServerが使うIPアドレスの予約」を参照してください。

addressに指定するIPアドレスがわからない場合は、 「コンピュータのIPアドレスの判定」の手順に従ってください。

Serverは起動しているが、多くの機能が無効になった。

ライセンスファイルの期限が切れている場合は、Serverは最小限の設定で動作します。常に利用できる機能のリストは、「ライセンス情報」を参照してください。更新版ライセンスのご購入については、RealNetworksまたは販売店にお問い合わせください。

ステップ2:別の接続方法を試す。

Serverを起動した後は、このセクションの手順に従って問題の原因を限定してください。

DNS名ではなくIPアドレスを使ってみる。

あるコンピュータが別のコンピュータと通信する状況では、DNS名が正しく解決されなかった場合に問題が生じることがあります。IPアドレスを使い、RealServerを正しいIPアドレスにバインドすれば、DNSの解決が原因で起きる問題を回避できます。

サンプルファイルを再生する。

RealServerと同じマシンからサンプルファイルを再生してみてください。RealSystem Administratorから実行すれば簡単です。左側のフレームでSamplesをクリックします。右側のフレームに表示されているサンプルのどれかをクリックします。

次に、別のマシン(ただしネットワーク内のもの)からサンプルファイルを再生します。

RealPlayerに新しいプラグインが必要だがダウンロードできないことを知らせるメッセージが表示された場合は、ファイアウォールの設定が正しくない可能性があります。詳細は、第9章「ファイアウォールとRealServer」を参照してください。

ファイルを再生する。

RealPlayerのOpen LocationダイアログボックスにファイルのURLを入力して、ファイルの1つを再生してみます。

ステップ3:プロダクションツールをチェックする。

コンテンツ作成者がライブエンコードを実行する場合は、RealServerの情報を正しく使ったかどうかをチェックしてください。入力した仮想パスがRealServerで認識されるパスであることを確認します。

第4章「コンテンツのソース」またはエンコーディングソフトウェアのドキュメントを参照してください。

ステップ4:残りの分野をチェックする。

特定の機能ごとの説明は、この章の後の方にあります。

ステップ5:システム管理者またはネットワーク管理者とともに作業する。

利用可能なポート番号や帯域幅の制限などの、必要な情報を持っている人が組織内にいるかもしれません。

RealSystem Administratorのトラブルシューティング

RealSystem Administrator用に使うポート番号を知る方法は?

  1. テキストエディタを使って、コンフィグレーションファイルを開きます。このファイルは、rmserver.cfgという名前でRealServerのメインディレクトリにあります。ファイルからAdminPortという部分を探してください。

  2. 下記に似たエントリが見つかるはずです(ポート番号は異なります)。
    
    <Var AdminPort="7845"/>
    

    番号をメモしておきます。

  3. Webブラウザで以下のように入力します。addressの部分はお使いのコンピュータのIPアドレスに、AdminPortの部分は前の手順で調べたポート番号に置き換えてください。
    
    http://address:AdminPort/admin/index.html
    

  4. RealSystem Administratorから、ユーザ名とパスワードを入力するように要求されます。入力したらOKをクリックします。

    RealSystem Administratorが表示されます。

ユーザ名とパスワードを調べる方法は?

RealServerをインストールすると、セットアッププログラムによってユーザ名とパスワードの入力が要求されます。 入力したユーザ名とパスワードは、RealSystem Administrator用に使われます。また、G2エンコーディングソフトウェアを使ってRealServerにマテリアルを送信するコンテンツ作成者向けのユーザ名とパスワードにもなります。

パスワードを忘れた場合は、RealServerをインストールし直す必要があります。または、RealNetworksのテクニカルサポート部門にご連絡ください。

RealSystem Administratorを起動できない。

JavaScriptのエラーが表示される。

JavaScriptのエラーは、通常はブラウザのバージョンが古いか、RealServerのバージョンがお使いのOSに合っていないために起こります。RealSystem Administratorは、Netscape 4.06以上、およびInternet Explorer 4.01以上で動作するように設計されています。

オンデマンドストリーミングのトラブルシューティング

オンデマンドコンテンツをストリーミング配信できない。

オンデマンドコンテンツの問題は、通常はリンク参照が間違っているのが原因です。第5章「リンク形式の説明」に、コンテンツの正しい保存場所の詳細と、URL自体の書き方についての説明があります。

一般的な問題には、以下のようなものがあります。

「Error retrieving URL `file name and path' (Invalid path)」というエラーがエラーログに記録された場合には、以下のいずれかの状況になっている可能性があります。

ライブユニキャストのトラブルシューティング

ライブユニキャストは、RealServerのインストール直後に実行できます。リンクには必ず/encoder/を含めてください。

自分のライブクリップが見つからない。どこにあるのか?

ライブコンテンツは、ファイルの形式では存在しません。データパケットは、ブロードキャストされたときに破棄されます。

どのライブコンテンツがRealServerに到着するのかを調べるには、Java モニタを使ってServerへの接続状態を確認します。(RealSystem Administratorでは、Monitorをクリックします。Connectionsタブをクリックしてください。)

ライブブロードキャストがRealServerに到着した時点でアーカイブし、後で使えるように保存ができます。「ライブブロードキャストのアーカイブ」を参照してください。

ライブユニキャストが機能しない。対処法は?

ブロードキャストがServerに到着しているかどうかをチェックしてください。Java モニタを使って、エンコードされたストリームのうち、どのストリームが到着しているかを調べます。(RealSystem Administratorでは、Monitorをクリックします。Connectionsタブをクリックしてください。)

RealServerをインストールしたマシンから、ブロードキャストに接続できるかどうかをチェックしてください。

リンクに使っている形式が正しいことを確認します。

アクセス制御ルールによって誰も接続を妨げられないようにしてください。

ライブアーカイブのトラブルシューティング

ライブアーカイブは、デフォルトではオフになっています。RealSystem Administratorの Broadcasting > Live ArchivingページでEnabledをオンにし、必要に応じてServerを再起動してください。

ほかの解決策には、以下のものがあります。

G2SLTAのトラブルシューティング

必ずg2slta.batファイル(Windows)またはg2slta.shファイル(UNIX)を実行し、g2slta.exeまたはg2sltaファイルは実行しないでください。.batおよび.shファイルは、環境変数を正しく設定します。

「Data type not supported」 というメッセージが表示された場合は、サポートされていないファイルをG2SLTAでブロードキャストしようとしています。G2SLTAが配信できるのは、オーディオファイルとビデオファイルだけです。

スプリッティングのトラブルシューティング

スプリッティングのトラブルシューティングの手順は、大きく2つの分野に区分されます。

スプリッティングは、ご購入のライセンスによって制御されるいくつかの機能の1つです。ソースのRealServerとスプリッタの両方に、スプリッティング機能を使うためのライセンスがあることを確認してください。各RealServerのRealSystem AdministratorでAboutをクリックして、それぞれにスプリッティングのライセンスがあるかどうかを調べます。スプリッティング機能がライセンス許可されていない場合には、お使いのRealServerにスプリッティングのライセンスがないことを示すエラーメッセージがエラーログにも記録されます。

「This server cannot probe itself for split connections」というエラーメッセージは、RealServerがソースとスプリッタ(自体の)の両方になるように設定してあることを示しています。スプリッタをほかのスプリッタのソースとして動作させることは可能ですが(「スプリッタの連結」を参照)、ソースのスプリッタ制御リストに記入する名前は、別のRealServerを参照していなければなりません。

ソースからスプリッタへの接続

スプリッタからクライアントへの接続の問題を調べる前に、ソースからスプリッタへの接続が正常に機能していることを確認してください。

スプリッティングの問題は、以下のいずれかに関連している可能性があります。

スプリッタマシン上で、クライアントを使ってソースのRealServerに接続し、クリップが存在していてブロードキャストされていることを確認してください。

プッシュスプリッティングの場合は、ソースのRealServerをチェックして、スプリッタのホスト名またはIPアドレスがプッシュソースのページに存在していることを確認してください。

ソースのRealServerでエラーログをチェックして、メッセージが記録されていないかを調べます。

スプリッタからクライアントへの接続

スプリットブロードキャスト用に作成したURLを再度チェックしてください。リンク形式は複雑なため、URLの正確な作成が多くの場合問題になります。ソースとスプリッタの両方ですべてを正しく設定していても、リンクが正しくなければユーザは接続できません。

スプリッタがソースのRealServerから通常のユニキャストを受信できることを確認してください。ユニキャストが機能しなければ、スプリッティングも機能しません。スプリッタマシン上で、ソースから直接ストリームを受信できるかどうかを確認します。クライアントで、直接URLを使ってソースのRealServerに接続します。「G2エンコーダからのユニキャストコンテンツ」に示されている形式を使ってください。

クライアントがブロードキャストやストリームを受信するのを禁止するアクセス制御ルールがスプリッタ側に設定されていないことを確認してください。

スプリッタがマルチキャストを利用してスプリットブロードキャストをネットワーク内で分散させている場合は、クライアントがマルチキャストモードでブロードキャストを受信するように既定しているマルチキャストユーザリストルールを探します。マルチキャストを受信するようにクライアントが設定されていない場合は、ブロードキャストを受信できません。

マルチキャストのトラブルシューティング

マルチキャストをセットアップするには、以下の2つの条件が満たされていなければなりません。

この2つの条件が満たされている場合は、以下の情報を利用して、この機能のトラブルシューティングを行ってください。

マルチキャストのトラブルシューティングの手順は、大きく2つの分野に区分されます。

RealServerの確認

エラーログに記録される以下のエラーメッセージは、RealSystem AdministratorでバックチャネルマルチキャストのDelivery OnlyYesに設定してある(コンフィグレーションファイル内でDeliveryOnly=Trueになっている)か、バックアップユニキャストが設定されていないスケーラブルマルチキャストであるかのいずれかを示しています。

マルチキャスト用に設定されていないクライアントでは、RealPlayerのpreferenceタブでマルチキャストがオフにされているのにスケーラブルマルチキャストへのリンクをクリックすると、エラーメッセージが表示されます。表示されるのは、以下のメッセージです。

スケーラブルマルチキャストがライセンスによって許可されていることを確認してください。スケーラブルマルチキャストを設定していても、ライセンスにこの機能が含まれていない場合には、以下のエラーメッセージがエラーログに記録されます。

「Error in creating Back-channel multicast session. Please increase the AddressRange configuration variable.」 というメッセージは、バックチャネルマルチキャストモードでブロードキャストするためにはRealServerに追加のマルチキャストアドレスが必要なことを示しています。 RealSystem Administratorで、IP Address Rangeボックスに指定するアドレスの範囲の数値を大きくしてください。

コンフィグレーションファイルに関する特殊な問題

コンフィグレーションファイルを直接編集してバックチャネルマルチキャストを設定するときに、必要なセクションを誤って削除してしまうことがあります。ControlListのセクションがないと、マルチキャストは機能しません。「バックチャネルマルチキャストの設定の要素」に示されている形式を使ってこのセクションを追加するか、RealSystem Administratorを使ってクライアントアクセスリストをセットアップしてください。このセクションが欠落している場合に表示されるエラーメッセージは、以下のとおりです。

コンフィグレーションファイルの形式が間違っていたり、エラーが含まれていたりすると、以下のメッセージが表示されます。

コンフィグレーションファイルにSourcesリスト(どのパスがマルチキャストされるかを記述するリスト)がないと、「Scalable Multicast: Could not find Source List in the configuration file.」 というメッセージがエラーログに記録されます。RealSystem Administratorを使ってこのセクションを追加してください。

同様に、「Scalable Multicast: Could not find MountPoint [or AddressRange or PortRange] configuration variable.」というメッセージは、コンフィグレーションファイルのスケーラブルマルチキャストのセクションが欠落していることを示しています。この機能を確実にセットアップするには、RealSystem Administratorを使ってください。

クライアントとの接続

RealServerがインストールされているのと同じシステムから、クリップを再生してみてください。

マルチキャストの問題は、以下のいずれかに関連している可能性があります。

SDPファイルは、自動的に生成され、ユーザがスケーラブルマルチキャストへのリンクをクリックしたときにクライアントに送信されます。SDPファイル内で最初に作成された設定値を変更すると、クライアントは接続できなくなります。以下の2つのことに注意してください。

アクセス制御のトラブルシューティング

RealSystem Administratorへの接続を継続できるように、「作成規則の決定」の説明に従って、必ず最低3つのルールを設定してください。

最初に設定するのは、必ずRealSystem Administratorへのアクセスを許可するルールにします。別のルールを先に設定し、自分自身をRealSystem Administratorからロックアウトしてしまった場合には、コンフィグレーションファイルを編集する必要があり、ルールを手動で削除してから、RealServerを再起動しなければなりません。コンフィグレーションファイル内のどこを探すかについては、「アクセス制御」を参照してください。

「Invalid player IP Address」というメッセージが表示された場合は、そのRealServerには、特定のIPアドレスからクライアントがコンテンツを再生するのを禁止するアクセスルールが設定されています。コンテンツをリクエストしたクライアントは、アクセスルールによって除外されています。アクセスルールについての説明は、「IPアドレスでのアクセス制限」を参照してください。

認証のトラブルシューティング

以下のメッセージの多くは、ユーザを認証するPlayer認証方式に関連しています。この方式では、ユーザ名ではなくクライアントソフトウェアのIDが検証されます。

追加情報
「プレイヤ認証」を参照してください。

Your account has been locked, contact your content provider for more information.

別のユーザが、すでに同じユーザ名でこのRealServerに接続しています。複数の場所から同じユーザ名でログインできるようにRealServerを設定できます。RealSystem Administratorで、Security>Commerceをクリックしてください。ルールリストから、このクリップまたはディレクトリに適用させるルールを選択します。Allow Duplicate IDsリストで、Yesを選択します。

Your account has expired, contact your content provider for more information.

ユーザのアカウントが期限切れになっています。ユーザがクリップを再生している最中に、アカウントの期限に達しました。

ユーザのアカウントの期限を延長する手順や、クリップまたはディレクトリのパーミッションのタイプを変更する手順については、「パーミッションタイプの変更」を参照してください。

You must register your RealPlayer before viewing this content. Please contact your content provider for assistance.

クライアントには、コンテンツを再生する権限がありません。このエラーは、ユーザ認証コンテンツに適用されます。

This player doesnユt support user authentication

認証を実行できない古いクライアントが、セキュリティで保護されたコンテンツにアクセスしようとしました。

追加情報
認証できるクライアントソフトウェアのバージョンのリストは、 「互換性のあるクライアントのバージョン」を参照してくださ い。

監視のトラブルシューティング

Serverが使えないことを示すJava モニタのメッセージは、Serverが起動されていないか、またはアクセス制御ルールによってMonitor Port番号へのアクセスが許可されていないことを意味している可能性があります。

アドストリーミングのトラブルシューティング

お使いのRealServerにアドストリーミングのライセンスがない場合に、アド挿入URLによってクライアントがそのRealServerにアクセスすると、以下のメッセージがエラーログに記録されます。

RealSystem AdministratorでAboutをクリックすれば、お使いのRealServerでライセンス許可されている機能を確認できます。

SMILファイル内の<RealAdInsert/>の情報が間違っていると、以下のエラーメッセージがエラーログに記録されます。

このタグの正しいシンタックスについては、RealSystem G2 Production Guideを参照してください。このマニュアルを見るには、RealSystem AdministratorのHelpの下にあるResourcesをクリックします。

追加情報
このマニュアルを見るには、RealSystem AdministratorのHelp の下にあるResourcesをクリックします。

RealServerにアドURLを伝達するためのHTMLに、IMG SRCエントリの入ったアンカタグが含まれていない場合には、以下のメッセージが表示されます。

以下のメッセージは、RealServerが対象HTMLのURLへアクセスする機能に関連したファイルおよび画像に関係しています。トラブルシューティングを行うには、RealServerを実行しているのと同じコンピュータを使ってリンクをクリックし、 エラーメッセージがまだ表示されるかをチェックします。エラーが表示されなければ、問題はRealServerの設定に関連したものではありません。

RealServerが対象HTMLのURLへアクセスできない場合は、以下のエラーメッセージがエラーログに記録され、リンクが示されます。

コンフィグレーションファイルに関する特殊な問題

コンフィグレーションファイルを直接編集してアドストリーミング機能を設定するときに、必要なセクションを誤って削除してしまうことがあります。アドストリーミング機能は、コンフィグレーションファイルを直接編集するのではなく、RealSystem Administratorによって設定および変更するように設計されています。

コンフィグレーションファイルを間違って編集すると、以下のエラーメッセージを受け取ることがあります。

RealSystem Administratorを使ってアドストリーミング機能を設定してください。

SMILファイルの問題のトラブルシューティング

以下のエラーメッセージは、その多くが画像ソースタグに関係しています。これらのオプションは、SMILのパラメータではなく、画像のSMILソースタグの拡張機能です。RealSystem G2 Production Guideに説明があります。このマニュアルを見るには、RealSystem AdministratorのHelpの下にあるResourcesをクリックします。

一般に、「URL-encoded」 という句を含むメッセージは、SMILファイル内で画像タグの一部として入力できる追加のコマンドについて言及しています。

GIF [またはJPEG]: Bad URL-encoded bitrate.

ユーザは画像のビットレートを設定するコマンドを使いましたが、数値以外のテキストをビットレートに指定しました。このコマンドの形式は、以下のとおりです:


image.gif?bitrate=value

valueの部分にKbpsの値ではなく0を指定すると、「GIF [またはJPEG]: URL-encoded bitrate is zero.」というエラーメッセージが表示されます。

GIF [またはJPEG]: Bad URL-encoded url.

ユーザはURLコマンドを指定しましたが、値を指定しませんでした。値の指定は簡単です。特に、コマンドの直後に別のタグを指定した場合は、以下のようにします。


image.gif?url=&bitrate=12000

GIF: Bad URL-encoded background color.

ユーザは、GIFの透明色をオーバーライドするために以下のようにbgcolorオプションを使いました。


image.gif?bgcolor=value 

しかし、bgcolorの値または形式が間違っていました。bgcolorの形式は、RRGGBBにする必要があります。RRGGBBは、それぞれ赤色、緑色、青色の16進値です。

GIF [またはJPEG]: Bad URL-encoded target. または GIF [またはJPEG]: URL-encoded target must either be _player or _browser

ユーザはタグにtargetコマンドを含めましたが、targetの値を指定しませんでした。このようなミスは、直後に別のコマンドを入力したときなどに見落としがちです。


image.gif?target=&bitrate=12000

正しい形式は、以下のとおりです:


image.gif?target=value

valueの部分には、 _playerまたは_browserを指定します。

GIF [またはJPEG]: Bad URL-encoded reliable flag.

ユーザは、以下のようなコマンドを入力しました。


image.gif?reliable=value

しかし、reliableの値が間違っていました。reliableの値は、trueまたはfalseにする必要があります。

GIF: Unknown player command in URL-encoded url attribute. または JPEG: Unknown player command in url URL encoding.

ユーザは、以下のようなコマンドを入力しました:


image.gif?url=command:value

しかし、値が間違っていました。commandの次に指定する語は、stopseekなどにする必要があります。

GIF [またはJPEG]: Illegal time formatting in URL-encoded seek time.

ユーザは画像ソースタグオプションcommand:seek(time)を使いましたが、timeに指定した値がtimelineの値よりも大きくなっていました。

GIF [またはJPEG]: Cannot target browser with a player command.

ユーザは、target_browserコマンドと、クライアントを探索するseekコマンドとを組み合わせて使っていますが、これらは併用できません。


image.gif?target=_browser&url=command:seek(21)

その他の問題のトラブルシューティング

「The Server has reached capacity」 というメッセージが表示される

このメッセージが表示される原因には、以下のものがあります。

「License exceeded」 というメッセージが表示される

このRealServerに同時に接続されているクライアントの数が、ライセンスされている限界値に達しました。RealServerへの接続の数は、ライセンスキーファイルによって制限されています。このファイルの内容を見るには、RealSystem Administratorを起動してAboutをクリックします。2つめのブラウザウィンドウにライセンス情報が表示されます。

クライアントの問題のトラブルシューティング

Ramファイルが起動されずに、Ramファイルの内容が表示されてしまう

WebサーバでMIMEタイプを設定して、Ramファイルを認識できるようにしてください。「MIMEタイプ」およびWebサーバのドキュメントを参照してください。

ブラウザに「File not found」 というエラーメッセージが表示される

Webページ内のリンクに、/ramgen/が指定されていません。ファイルの探索は、RealServerではなくWebサーバが行います。RealServerだけがファイルの探索場所を認識しています。/ramgen/という語をリンクに追加してください。正しいシンタックスのリストは、付録A「リンク形式の要約」を参照してください。

または、Ramファイルを作成して、リンクがそのRamファイルを指すように設定します。Ramファイルは、Webサーバがアクセスできる場所に保存する必要があります。

RamgenがHTTP配信リストにまだ入っているかどうかを確認します。RealSystem AdministratorでGeneral Setup > HTTP Deliverをクリックし、リストから欠落している場合には/ramgenを追加します。

ソフトウェアのバージョンが適切でないことを告げるメッセージが表示される

このセクションのメッセージは、コンテンツを受信できるクライアントのバージョンを選択する機能に関係しています。コンテンツでSMILなどのRealSystemの新しい機能を利用する場合は、この機能を使います。

RealPlayerの一定のバージョンに対してのみ配信するようにRealServerが限定されている可能性があります。「RealPlayerバージョンによるアクセス制限」および「許可」MinPlayerProtocolを参照してください。

このようにRealServerを限定した場合は、メッセージが表示されることをユーザが予測できるように、Webサイトに注意書きを付けることを考えてください。

以下のようなメッセージが表示されます。

ただのRealPlayerではなくRealPlayer Plusが必要なことを告げるメッセージが表示される。

RealSystem AdministratorでRealPlayer Plus OnlyOnになっています。コンフィグレーションファイルでは、PlusOnly変数がTrueに設定されています。RealPlayer Plusクライアントだけがコンテンツを利用できるようにする場合は、設定をこのままにしてください。どのクライアントでもコンテンツを見ることができるようにする場合は、設定をOffまたはFalseに変更してください。

「insufficient bandwidth(不十分な帯域幅)」 についてのメッセージが表示される

帯域幅ネゴシエーションの選択肢を満たすのに十分な帯域幅がクライアントにありません。

多数のクライアントがこのメッセージを受け取っている場合は、コンテンツのエンコード時にビットレートを低くするようにコンテンツ作成者に依頼することを考えてください。可能であれば、代わりにマルチキャストを使う必要がある場合があります。

PNAやPNMを使うべきではないことを告げるメッセージが表示される

そのようなメッセージは、リンクがpnm://から始まっているが本来はrtsp://から始まるべきであることを示しています。PNAプロトコルでストリーミング配信できるのはRealAudio、RealVideo、RealEvents、およびRealFlashだけであるため、pnmで始まるリンクはこれらのデータタイプのいずれかを指していなければなりません。

以下のいずれかの問題が生じています。

最後の2つの場合は、コンテンツ作成者がリンクを訂正する必要があります。

以下のようなメッセージが表示されます。

次のメッセージが表示される:You cannot receive this content. Either your network bandwidth is not fast enough to receive this data or your CPU is not powerful enough to decode it.

このメッセージが表示される原因には、以下の2つがあります。

RealPlayerに必要なシステム要件のリストについては、クライアントのドキュメントを参照してください。システムを拡張すれば、その分使い勝手がよくなります。

状況によっては、システム要件が満たされていなくてもクライアントが機能することがあります。これは、各レンダラのプラグインで使うシステムリソースが異なるためです。また、あるシステムで最大要件が満たされていても、特定のレンダラのパフォーマンスが十分ではない場合もあります。

エンコードされたクリップの帯域幅、接続されているモデムの実際の速度、RealPlayerでの帯域幅の設定などの変数は、合致していなければなりません。

回避すべき一般的なミス

RealServerでは、できる限りの最高品質のパフォーマンスをユーザが体験できるようにするための方法が多数用意されています。しかし、Serverが正しく設定されていても、配信されるコンテンツが、システムで実現可能な最高品質のものにならないことがあります。このセクションには、ユーザが受け取るストリームの品質を悪くしてしまうような、管理者がよくするミスを列挙します。

このセクションでは、RealServerが正しくセットアップされ、動作が良好であることを前提としています。以下の情報は、コンテンツ作成者にも知らせた方がよいかもしれません。

クリップをストリーミング配信せずに、ユーザがダウンロードするようにリンクを作成してしまう。

以下のいずれかを行うと、ユーザはコンテンツをダウンロードすることになります。

第5章「リンク形式の説明」を参照してください。

ファイアウォール管理者として、HTTPトラフィックだけを許可している。

ユーザはコンテンツを見ることはできますが、表示は遅く、リバッファリングが繰り返されます。対処法として最適なのは、ストリーミングメディアを通すようにファイアウォールを変更することです。第9章「ファイアウォールとRealServer」を参照してください。

強制的なコンテンツを作成し、間違ってPNAをプロトコルとして使う。

RealSystem G2でSureStream付きで作成されたコンテンツを参照してプロトコルにpnm://を使うと、ユーザが受信するビットレートは最低になり、SureStreamの切り替えは行われません。

プロトコルにはrtsp://を使ってください。

クリップ名のスペリングは合っているが、大文字の使用箇所が違っている。

RealServerは、大文字と小文字を区別します。リンク内では、必ずエンコーディングソフトウェアやオンデマンドファイル名と同じ箇所で大文字を使うようにしてください。常に小文字を使うようにすれば簡単です。

作成状態の悪いコンテンツを配信している。

お使いのRealServerは完璧に動作するように調整されているかもしれませんが、クリップ自体に最高のプロダクションテクニックが駆使されていなければ、非常に大きな帯域幅が必要になることがあります。

RealNetworksのテクニカルサポートへの問い合わせ

この章に示されているトラブルシューティングの手順に従っても問題が解決しなかった場合には、RealNetworksのKnowledge Baseをチェックしてください。Knowledge Baseには、この章で説明されていない多くの問題の解決策が示されています。

RealSystem G2のテクニカルサポートを受けるには、以下の場所にあるフォームに記入してください。

このフォームに情報を記入していただければ、テクニカルサポートの担当者が即時に返答するのに役立ちます。RealNetworksのテクニカルサポートについての一般的な情報は、以下のサイトを参照してください。

発生している問題の詳細な説明を求めた上で、サポート担当者は、以下のフォームに示されている情報を必要とします。

RealNetworksのテクニカルサポート部門が必要とする情報 
Serverについての情報
Serverの正確なバージョン番号(バージョン番号を調べるには、「Serverのバージョンの確認」を参照してください) 6._._._ _ _
システムについての情報
OS
プロセッサのタイプおよび速度
利用可能なRAMの容量
ポート番号
インターネット接続のタイプ
システム上のWebサーバの有無
ほかのソフトウェアについての情報
クライアントソフトウェアのバージョン
エンコーディングソフトウェアのバージョン
問題についての情報
エラーメッセージの正確な内容(表示されている場合 ):
ストリーミング配信されているコンテンツのビットレートは?
コンテンツの配信方法は、オンデマンドクリップのストリーミング配信ですか?ライブクリップのブロードキャストですか?
同時にストリーミング配信しているクライアントの数は?
問題が特定の機能に関連している場合、前回は正しく機能しましたか?どのような点が変わりましたか?
関連する問題はありますか?
使っている機能は?
すでに試したトラブルシューティングの手順は?

Serverのバージョンの確認

実行中のServerの正確なバージョン番号の確認には、2つの方法があります。

Serverのバージョンの確認(コマンドプロンプトで):

コマンドプロンプトで、Binディレクトリに移動して、以下のように入力します。


rmserver  -v

バージョン番号が6.x.x.xxxの形式で表示されます。xは、お使いのOSによって変わります。

Serverのバージョンの確認(RealSystem Administratorから):

RealSystem AdministratorでAboutをクリックします。

新しいブラウザウィンドウが表示され、Serverについての情報が表示されます。

バージョン番号は、お使いのOSによって変わることがあります。RealNetworksのテクニカルサポート部門に連絡をとる場合には、正確なバージョン番号を知らせることが重要です。


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