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第4章: コンテンツのソース

この章では、RealProducer Plusを使ってオンデマンドファイルまたはライブファイルを作成する方法を簡単に説明します。また、オンデマンドファイルをライブのようにブロードキャストするツール、G2SLTAについても説明します。

RealServerは、この章では説明していない多くの異なるファイルタイプをストリーミング配信することもできます。その他のファイルタイプについては、RealNetworksのWebサイトを参照してください。

概要

ソースを作成するか、またはエンコーディングを始めたら、ユーザがコンテンツを受信できるようにそのリンクを作成します。リンクは、WebページまたはRamファイルに収められます。

コンテンツのソース

コンテンツ作成者はファイルを作って、それをRealServerが利用できる場所に置くか、(RealProducer Plusなどのエンコーディングソフトウェアを使って)エンコードして、即時にあなたのRealServerに送り出します。

RealServerは、以下のファイル形式をサービスすることができます(お使いのRealServerでサービスできる形式については、ライセンスを調べてください):

オーディオファイルタイプ RealAudio、WAV、AU、MPEG-1*、MPEG-2*、MP3*
ビデオファイルタイプ RealVideo、AVI、QuickTime
その他のファイルタイプ RealPix、RealText、GIF、JPEG、SMIL、Real G2 with Flash

*MPEG-1、MPEG-2、MP3は、Digital Bitcastingのオプションプラグインでサポートされます。 詳細は、http://www.bitcasting.comを参照してください。

ご自分のオンデマンドファイルやライブファイルをサービスするだけでなく、別のRealServerが配信するコンテンツをサービスすることもできます。これはスプリッティングと呼ばれています。これについては、第12章「ライブプレゼンテーションのスプリッティング」で説明します。

SMILファイル

SMILファイル(Synchronized Multimedia Integration Languageファイル)は、クリップの配信を調整するファイルです。SMIL(「スマイル」と発音)ファイルは、クライアントに対してどのクリップをどんな順番で画面上のどこに再生して表示するかを指示します。SMILでは、基本的なものから複雑なものまでさまざまなタイミングとレイアウトを実行することができます。SMILファイルは、オンデマンドクリップおよびライブクリップのどちらでも参照することができます。

追加情報
SMILファイルの作成について詳細は、RealSystem G2 Production Guideを参照してください。このマニュアルを表示するには、 RealSystem AdministratorのHelpメニューのResourcesをク リックしてください。

配信方法

ほとんどのファイルタイプについて、ユーザがクリップを見る方法を次の2つのうちのどちらにするか決めることができます:

三番目の方法である擬似ライブは、ユーザにはライブクリップと同じように見えます。

追加情報
「ストリーミングによる配信方法」を参照してください。

すべてのプレゼンテーションには、オンデマンドかライブかにかかわらずソースクリップが必要です。

RealProducer Plusによるオンデマンドソースの作成

このセクションの説明では、音楽CDとRealProducer PlusG2バージョン6.1を使って、1分間の短いオーディオクリップのデモを作成します。他のバージョンのRealProducer Plusでは、以下に説明する手順とは少し異なる場合があります。他のソフトウェアバージョンをお使いの場合は、以下の手順は手引きとして使ってください。

追加情報
エンコーディングのオプションについての詳細は、 http://service.real.com/help/library/index.htmlの RealProducer Plus User's Guideを参照してください。

パート1:クリップの作成

  1. 音楽CDをコンピュータのCDドライブに入れ、システムのCDプレーヤを使って再生を始めます。(RealJukeboxは、エンコーディングに必要なオーディオデバイスの初期化を行なわないので、使用しないでください。)

  2. RealProducer Plusを起動します。

  3. File > New Sessionを選択します。ダイアログボックスが表示されます。

  4. Input Sourceセクションで、Media Deviceを選択します。

  5. Capture Audioにチェックマークを入れ、Capture Videoのチェックを解除します。

  6. Outputエリアで、RealMedia Fileを選択します。

  7. その下のボックスに、ファイル名ondemand.rmを入力します。(必ず、拡張子.rm を使ってください。)

    RealServerと同じマシン上でエンコードする場合は、RealProducer Plusに完全なパスを入力することができます。

    メモ
    ファイル名は、スペースが入らない1語でなければなりません。

  8. OKをクリックします。

    New Sessionダイアログボックスが閉じ、RealProducer Plusのメインウィンドウに戻ります。

  9. Multi-rate SureStream for RealServer G2が選択されていることを確認します。

  10. Target Audienceエリアで、28K Modem56K Modemのボックスが選択されていることを確認します。

  11. その他のフィールドはすべて空白のままにしておきます。

  12. Controls > Startを選択します。

    クリップ情報を追加するかどうか確認するメッセージボックスが表示されます。

  13. Noをクリックします。

    RealProducer Plusは、音楽CDの記録を始めます。左下隅に「Encoding」という文字が表示されます。

  14. 1分間待ってから、Stopをクリックします。

    エンコードを終了するかどうか確認するメッセージボックスが表示されます。

  15. Yesをクリックします。

  16. Closeをクリックします。

    RealProducer Plusは記録を停止して、RealProducer Plusディレクトリまたは手順7で指定した場所のディレクトリにondemand.rmという名前のファイルを作成します。

パート2:クリップのRealServer

現在RealProducerのメインディレクトリにある前のセクションで作成したondemand.rm という名のクリップファイルを、RealServer Contentディレクトリにコピーします。

Windows 95、Windows 98、Windows NTでは、パスはC:\Program Files\Real\RealServer\Contentです。

UNIXでは、パスは/usr/local/RealServer/Contentです。

パート3:オンデマンドクリップへのリンク作成

このクリップへのリンクをWebページに作成します。(このWebページはローカルなものでもよく、リモートのWebサーバ上にある必要はありません。)

Webページに次のようなリンクを入力して、ページを保存します(addressは、お使いのRealServerのマシン名またはIPアドレスに置き換えてください):


<a href="http://address:8080/ramgen/ondemand.rm">Click here to listen to my CD</a>

これでこのWebページをブラウザで見ることができるようになります。リンクをクリックすると、RealPlayerが起動してondemand.rmファイルを再生します。

RealPlayerを起動してFile > Open Locationをクリックし、表示されるダイアログボックスに次のように入力しても、このクリップを再生することができます:


rtsp:address:554/ondemand.rm

コンテンツへのリンクの作成方法は、第5章「リンク形式の説明」で説明します。

メモ
ファイル名は大文字小文字を区別するので、リンクにはファイ ル名を作成したときと同じ大文字小文字を使うように注意して ください。

RealProducer Plusによるライブソースの作成

このセクションの説明では、音楽CDとRealProducer Plus G2バージョン6.1を使ってオーディオクリップのデモを作成します。他のバージョンのRealProducer Plusでは、以下に説明する手順とは少し異なる場合があります。他のソフトウェアバージョンをお使いの場合は、以下の手順は手引きとして使ってください。

追加情報
エンコーディングのオプションについての詳細は、 http://service.real.com/help/library/index.htmlの RealProducer Plus User's Guideを参照してください。

その他のライブコンテンツのソースについては、この章の別のところで説明します。「G2SLTAによるライブソースの作成」を参照してください。

RealProducer Plusを設定し動かすには、2つの手順が必要です:

  1. ライブエンコードの開始。

  2. ライブイベントへのリンクの作成。

パート1:RealProducer Plus

  1. 音楽CDをコンピュータのCDドライブに入れ、システムのCDプレーヤを使って再生を始めます。(RealJukeboxは、エンコーディングに必要なオーディオデバイスの初期化を行なわないので、使用しないでください。)

  2. RealProducer Plusを起動します。

  3. File > New Sessionをクリックします。新しいダイアログボックスが表示されます。

  4. Input Sourceセクションで、Media Deviceを選択します。

  5. Capture Audioにチェックマークを入れ、Capture Videoのチェックを解除します。

  6. Outputエリアで、Live Broadcastを選択します。

    1. RealServerボックスに、RealServerがインストールされているマシンのIPアドレスを入力します。

      代わりに、お使いのRealServerの名前(例えば、RealServer.company.com)を入力しても構いません。

    2. Server Portボックスは、デフォルト設定の4040のままにしておきます。

    3. Filenameボックスに、live.rmと入力します。(必ず、拡張子.rmを使ってください。)

      このブロードキャストを認証要にする場合は、/secure/live.rmというパスを使います。詳細は、第15章「RealServerユーザの認証」「ライブコンテンツのための認証セットアップ」を参照してください。

      メモ
      ファイル名は、スペースが入らない1語でなければなりません。

    4. Usernameボックスに、RealSystem Administratorにログインするために使うものと同じユーザ名を入力します。

      (お使いのRealServerにエンコードするユーザそれぞれに追加のユーザ名やパスワードを作成することについては、「エンコーダユーザ認証」を参照してください。)

    5. Passwordボックスに、RealSystem Administratorに使うパスワードを入力します。

    6. Display this broadcast in Project Janusとラベルの付いたボックスのチェックを解除します。

  7. OKをクリックします。

    New Sessionダイアログボックスが閉じ、RealProducer Plusのメインウィンドウに戻ります。

  8. Multi-rate SureStream for RealServer G2が選択されていることを確認します。

  9. Target Audienceエリアで、28K Modem56K Modemのボックスが選択されていることを確認します。

  10. その他のフィールドはすべて空白のままにしておきます。

  11. Startをクリックします。

    クリップ情報を追加するかどうか確認するメッセージが表示されます。

  12. Noをクリックします。

    RealProducer Plusは、音楽CDのエンコードを始めます。

パート2:ライブイベントへのリンク作成

以下の手順では、Webページのユニキャストリンクを説明します。さらに複雑な配信方法については、第12章「ライブプレゼンテーションのスプリッティング」および第13章「ライブプレゼンテーションの マルチキャスティング」を参照してください。

Webページにライブブロードキャストのリンクを作成します。(このWebページはローカルなものでもよく、リモートのWebサーバ上にある必要はありません。)

既存のWebページに次のようなリンクを入力して、ページを保存します(addressは、お使いのRealServer名またはIPアドレスに置き換えてください):


<a href="http://address:8080/ramgen/encoder/live.rm">クリックしてCDを聞く</a>

ヒント
リンクには、必ずエンコーダに入力したファイル名の拡張子と 同じものを使ってください。RealServerは、不足または不正な 拡張子を補いません。

/encoder/という文字列は、これがライブブロードキャストであることをRealServerに知らせます。/encoder/以降のすべての文字は、ファイル名またはパスとファイル名です。パスは、RealServerにあるディレクトリに一致する実際のパスでも、このブロードキャストを他のものと区別するために使う仮想パスでも構いません。仮想パスについては、この章の後のところで詳しく説明します。

RealPlayerを起動してFile > Open Locationをクリックし、表示されるダイアログボックスに次のように入力しても、このクリップを再生することができます:


rtsp://address:554/encoder/live.rm

コンテンツへのリンクの作成方法は、第5章「リンク形式の説明」で説明します。

メモ
ファイル名は大文字 / 小文字を区別するので、リンクには必ず ファイル名と同じ大文字小文字を使ってください。

仮想パス

エンコーディングソフトウェアでは、時には実際に存在しない仮想のパスを使いたい場合があります。仮想パスの概念は、ライブコンテンツに対してのみ適用されます。RealProducer Plusでは、パス名をFilenameボックスに入力します。

仮想パスは、ストリームをセグメントに分割する場合に便利です。例えば、経理部門とマーケティング部門がそれぞれの部門長の発表を定期的にエンコードするような場合に、各部門がその部門名を使うようにすれば、それぞれの部門が同じ名前を使ってブロードキャストする心配がなくなります。経理部門は/accounting/update.rmにエンコードし、マーケティング部門は/marketing/update.rmという名前でエンコードすることができます。どちらのストリームにもupdate.rmという名前がつきますが、仮想パスが違うために、それぞれの部門のストリームは区別され、異なる部門のユーザが適当なリンクをクリックしたときには正しいクリップを見ることができます。

エンコーダパスとリンク間の連結

エンコーディングソフトウェアに入力するファイル名とパスは、コンテンツへのリンクに常に反映されます。たとえば、エンコーダにvideos/familyreunion/1999/reunion.rmと入力した場合、そのクリップへのWebページのリンクは次のようになります:


http://RealServer.company.com:8080/ramgen/encoder/videos/familyreunion/1999/reunion.rm

インストール時にRealServerが作成したディレクトリ構造を使っている場合は、encodervideosfamilyreunion1999などという名前のディレクトリは存在しません。しかし、/encoder/がマウントポイントであり、残りのパスをエンコーディングソフトウェアで入力し、それをリンクで一致させていますから、RealServerはそのクリップを見つけることができるのです。

G2SLTAによるライブソースの作成

G2SLTA(Simulated Live Transfer Agent)ソフトウェアツールは、オンデマンドストリームをライブイベントに変換します。このツールは、エンコーダのRealServerへの連結をシミュレートします。実際のライブブロードキャストの場合とまったく同様に、プレゼンテーションを見ているユーザは進行中のイベントに参加します。いつ接続したかにかかわらず、すべてのユーザは同じものを同時に見ます。

この機能によって、一連の収録済みクリップを一定の順序で繰り返すようなプレイリストを作成することもできます。

G2SLTAを使えば、RealAudio、RealVideo、AU、WAVなどのクリップをストリーミング配信することができます。G2SLTAによってライブコンテンツとして配信できるのは、オーディオとビデオのファイルのみです。RealTextやRealPixなどのデータタイプは使えません。これらに対しては、独自のライブ配信ユーティリティがあります。詳細は、http://service/help/library/index.htmlでRealPix Authoring GuideおよびRealText Authoring Guide を参照してください。

G2SLTAは、コマンドラインから起動します。ライブのエンコーディングセッションを作成するのとまったく同様に、「ライブ」のブロードキャストに名前を割り当て、ユーザ名とパスワードを入力します。

G2SLTAのコマンドライン


C:\Real\RealServer>Bin\g2slta.bat realserver.company.com 4040 pbrown swordfish annual.rm Content\Annual_Report.txt

G2SLTAが動き出すと、ブロードキャストしているファイルの名前が表示されます。アステリスクの列は、ファイルがブロードキャストされた割合をパーセントで示しています。(数字5の下まで並んだアステリスクは、そのファイルのブロードキャストが約50%まで完了したことを示します。)

プレイリストの進行状態を示すG2SLTA画面


5 files.
Encoding CompanyLogo.rm...
0--------2----3----4----5----6----7----8----9----10
***************************************
Encoding Welcome.rm...
0--------2----3----4----5----6----7----8----9----10
***************************************
Encoding President.rm...
0--------2----3----4----5----6----7----8----9----10
***************************************
Encoding Treasurer.rm...
0--------2----3----4----5----6----7----8----9----10
***************************************
Encoding Conclusions.rm...
0--------2----3----4----5----6----7----8----9----10
***************************************
Done.

コマンドラインの-r-nスイッチに従ってファイルを再生した後(入っていた場合)、G2SLTAはDoneという文字を表示します。数字を入れないで-nスイッチを使った場合(無限ループを作成する場合)は、G2SLTAがいつまでも再生を続けるためにDoneは表示されません。

G2SLTAの用途

ライブブロードキャストの代わりにG2SLTAを使うとよいのは、次のような場合です:

G2SLTAとその他のRealServer機能

G2SLTAは、RealServerのその他すべてのライブブロードキャスト機能と連動します。

オンデマンドストリーミングとG2SLTA

オンデマンドクリップは、G2SLTAがそれらをRealServerに送るときにライブクリップに「変換」されます。

ライブユニキャストとG2SLTA

イベントが始まる前に、ライブブロードキャスト用の機器をテストしてバグを修正するためにG2SLTAを使います。リンクが正しいことを確認しておいてください。

G2SLTAブロードキャストのアーカイブ

ライブアーカイブの機能では、エンコーダから届いたすべてのライブファイルの静的ファイルを作成することができます。RealServerは、各ブロードキャストから1つの大きなファイルを作るように設定されているか、いくつかの小さなファイルを作るように設定されているかを問わず、他のブロードキャストに対するものと同じアーカイブ設定を使用します。ライブアーカイブ機能が1つの大きなファイルを保存するように設定されている場合は、コマンドラインでlivefileのところに指定した名前を使います(「G2SLTAのシンタックス」を参照してください)。小さなファイルについては、livefileで指定された名前を使い、その末尾に数字を付け加えます(「小さなファイル」を参照してください)。

メモ
無限ループを指定してG2SLTAを起動し(コマンドラインで-n スイッチを省略)、ライブアーカイブ機能がブロードキャストか ら1つの大きなファイルを作成するように設定されている場合 は、RealServerはブロードキャストを終わらせるまでアーカイ ブファイルを作成しません。終わったときに1つの大きなファ イルを作成します。

ライブアーカイブ機能がすべての到着ストリーム(Virtual Directoriesリストの中の*)に対してオンの状態になっている場合は、G2SLTAからのすべてのブロードキャストは自動的にアーカイブされます。

スプリッティングとG2SLTA

スプリッティングのためのライブソースとして、擬似ブロードキャストを使うことができます。「スプリッティングのためのソースの作成」を参照してください。

マルチキャスティングとG2SLTA

マルチキャスティングのためのライブソースとして、擬似ブロードキャストを使うことができます。「マルチキャスティングのためのソースの作成」を参照してください。

アクセス制御、認証、G2SLTA

ブロードキャストを認証要にするためには、マウントポイントに/secure/を使う必要があります。livefileに使う値には、/secure/というマウントポイントが入っている必要があります。

G2SLTAをライブソースとして使うライブブロードキャストに接続するクライアントは、通常の方法で認証を受けます。

Java MonitorとG2SLTA

すべてのライブイベントの場合と同様に、Java Monitorを使えばライブブロードキャストに接続しているクライアントの数を監視することができます。

G2SLTAによって作成されたブロードキャストは、Java Monitorでは普通のエンコーダ接続と同じように表示されます。

レポートとG2SLTA

他のライブブロードキャストの場合と同様に、G2SLTAによってシミュレートされたライブブロードキャストに接続したクライアントの記録がアクセスログの中に作成されます。

G2SLTAのセットアップと起動

G2SLTAを設定し動かすには、4つの手順が必要です:

  1. RealServerの設定。

  2. プレイリストの作成。

  3. G2SLTAの実行。

  4. 擬似ライブブロードキャストへのリンクの作成。

G2SLTAをセットアップして動かすには、以下の手順に従います。

ステップ1:RealServerの設定

このステップでは、次のことを行ないます:

G2SLTAと連動させるためのRealServerの設定:

G2SLTAは、ライブユニキャストと同じコンフィグレーション設定を使います。「G2エンコーダ」を参照してください。

パスワード情報のルックアップ

ユーザ名とパスワードをG2SLTAのコマンドラインに入力する必要があります。ユーザ名を入れることによって、RealServerにユーザを認証させ、擬似ストリームが確実に許可を受けるようにすることができます。

普通は、RealServerのセットアップ時に入力したユーザ名とパスワードを使います。この情報は、許可を受けたエンコーダユーザのリストに自動的に追加されています。

パスワード情報をルックアップするには:

  1. RealSystem Administratorで、Securityをクリックします。Authenticationをクリックします。

  2. Realmsリストで、SecureEncoderを選択します。

  3. Browse Users in Realmをクリックします。新しいブラウザウィンドウが表示されます。

    1. リストの中の名前を調べます。名前は1つしかない場合もあります(セットアップ時に作成した、RealSystem Administratorに接続するために使うあなたのユーザ名)。

    2. Closeをクリックします。RealSystem Administratorに戻ります。

  4. G2SLTAを動かすときに使いたいユーザ名が見つからない場合は、Add a User to Realmをクリックします。新しいユーザ名とパスワードをカスタマイズする方法について詳細は、第15章「RealServerユーザの認証」の説明を参照してください。

  5. 使いたいユーザ名とパスワードは、書き留めておいてください。この情報は、「G2SLTAのシンタックス」に説明されているように、コマンドラインに入ります。

ブロードキャスト情報のルックアップ

G2SLTAを動かすには、使用する正しいポート番号を知る必要があります。

エンコード情報をルックアップするには:

  1. RealSystem Administratorで、Broadcastingをクリックします。G2 Encoderをクリックします。

  2. PortおよびMount Pointの値は書き留めておいてください。

ステップ2:プレイリストの作成

プレイリストとは、G2SLTAがストリーミング配信するファイルのリストが入っているテキストファイルのことです。

プレイリストには、ファイルを好きなだけ入れることができます。

プレイリスト中のすべてのファイルは、同じビットレートでエンコードしておく必要があります。プレイリスト中のすべてのSureStreamファイルは同じ量のビットレートを含み、そのビットレートはすべてのファイルで同じでなければなりません。

警告
プレイリストには、SureStreamファイルとSureStreamでない ファイルを一緒に入れないでください。

G2SLTAを起動するとき、ストリームに名前を与えると、その名前はURLに入るファイル名として使われます。プレイリストの名前は、URLには入りません。

プレイリストを作成するには:

テキストファイルに、RealServerで再生したいファイルを1行に1つずつ書き込みます。ファイルは、そのテキストファイルに書かれた順番で再生されます。

プレイリストの形式


first_file
second_file

ファイルがプレイリストと同じディレクトリにない場合は、絶対的またはプレイリストの位置に対して相対的な完全なパスを指定してください。

プレイリストの例

たとえば、Annual_Report.txtという名前のファイルには次の項目が含まれています:


CompanyLogo.rm
Welcome.rm
President.rm
Treasurer.rm
Conclusions.rm

その他のプレイリスト機能については、この章で後に説明する「G2SLTAのオプション機能」を参照してください。

ステップ3: G2SLTAの実行

メモ
バッチファイルやシェルスクリプトではなく、g2slta.exeを実行 しようとすると、エラーメッセージが表示されます。バッチ ファイルとシェルスクリプトは、次の2つの環境変数を設定し ます:G2SLTA_PLUGIN_PATHおよびG2SLTA_SUPPORT_PATHは、 変数PluginDirectoryおよびSupportPluginDirectoryの値に設定 されます。ファイルG2SLTA.BATまたはg2slta.sh は、RealServer をインストールする際にこれらの変数の値でカスタマイズされ ます。(PluginDirectoryおよびSupportPluginDirectoryの値を表 示するには、コンフィグレーションファイルの中を探してくだ さい。RealSystem Administratorの中では表示されません。)

G2SLTAを実行するには:

  1. Binディレクトリの中のコマンドラインで、以下のシンタックスを使ってG2SLTA.BAT(Windows)またはg2slta.sh(UNIX)を実行します。

G2SLTAのシンタックス

G2SLTAプログラムでは、以下の形式を使います:

Windows


g2slta.bat host port username password livefile playlist [-r] [-nN] [-bN]

UNIX


g2slta.sh host port username password livefile playlist [-r] [-nN] [-bN]

ここで:

host RealServerシステム名、およびドメイン名 またはIPアドレス。
port G2 Encoder リストの中で指定するポート番号。通常は4040です。 「ブロードキャスト情報のルックアップ」を参照してください。
username エンコーダ領域で定義されたエンコーダユーザの名前。多くの場合は、RealSystem Administratorのユーザ名と同じです。「パスワード情報のルックアップ」を参照してください。ユーザ名を定義していない場合は、2つの引用符、""を入力してください。
password 対応するユーザのパスワード。多くの場合は、RealSystem Administratorのパスワードと同じです。「パスワード情報のルックアップ」を参照してください。パスワードを定義していない場合は、2つの引用符、""を入力してください。
livefile このイベントにリンクするURLに入れたいブロードキャストの名前。
playlist プレイリストの名前。プレイリストがRealServerディレクトリとは異なるディレクトリにある場合は、パスも入れてください。
1個のファイルをブロードキャストする場合は、プレイリストを参照せずに、その代わりにここに完全なパスと名前を指定することができます。
-r オプション。RealServerにプレイリストのファイルをランダムに再生させるように指定します。詳細な説明は、「ファイルをランダムな順番で再生する」を参照してください。
-nN オプション。RealServerに再生させるプレイリスト中のファイル数を入れます。このスイッチを使わないと、ファイルのリストは無限に再生されます。詳細は、「ファイルを再生する回数を指定する」を参照してください。
-bN オプション。SureStreamファイルからストリーミング配信する対象帯域幅を与えます。RealServerはNの帯域幅をストリーミング配信します。数字は、毎秒のビット数で与えます。例えば、-b20000は20キロビットのビットレートストリームをストリーミング配信します。詳細は、「帯域幅の制御」を参照してください。

G2SLTAの例

以下の例では、コマンドによって擬似ライブブロードキャストを開始します。ユーザ名はpbrown、パスワードはswordfishです。ユーザが接続するファイル名は、annual.rmです。ファイルは、Annual_Report.txtという名前のプレイリストで指定されます。ランダム再生と帯域幅のスイッチは使われていません。従って、ファイルはプレイリストの順番に再生され、クライアントはすべての帯域幅が利用できます。プレイリストには5つのファイルがありますから、各ファイルを1度だけ再生することを指示する-n5というスイッチを使います。この例では、コマンドをメインディレクトリから入力しているので、コマンドはBinディレクトリへのパスで始まっています。

Windows


Bin\g2slta.bat RealServer.company.com 4040 pbrown swordfish annual.rm Content\Annual_Report.txt -n5

UNIX


Bin/g2slta.sh RealServer.company.com 4040 pbrown swordfish annual.rm Content/Annual_Report.txt -n5

オプションのG2SLTAシンタックス

このセクションでは、オプションの3つのコマンドラインオプションについて説明します。これらのオプションは、「G2SLTAのシンタックス」でも説明しています:

ファイルをランダムな順番で再生する

-rスイッチは、プレイリストの中のファイルをランダムな順番にストリーミング配信するようG2SLTAに指定します。

ヒント
プレイリストをランダムにN回繰り返すには、-r-nNの両方 のスイッチを使います。ここで、Nはプレイリスト中のファイル 数に回数をかけた数です。

ファイルを再生する回数を指定する

-nN スイッチは、プレイリストから再生するファイルの合計数を与えます。この数字は、それぞれのファイルを再生する回数を示すのではないことに注意してください。

プレイリストにあるそれぞれのファイルを1回だけ再生するには、プレイリストにあるファイル数を数えて、その数をNの値として使います。

RealServerに7つのファイルを再生するよう指示するには、コマンドラインで-n7と入れます。プレイリストに3つのファイルしかない場合は、RealServerはそのファイル列を2回再生し、最初のファイルだけをもう1回再生して、合計7つのファイルを再生します。

5つのファイル(「プレイリストの例」に示すが入っているプレイリストの例では、スイッチ-n7では次のファイルを再生します:

CompanyLogo.rm (1回目)
Welcome.rm(1回目)
President.rm (1回目)
Treasurer.rm (1回目)
Conclusions.rm (1回目)
CompanyLogo.rm (2回目)
Welcome.rm(2回目)

プレイリストにあるそれぞれのファイルを回ずつ再生するには、プレイリストにあるファイル数を倍して、その数をNとして使います。

このスイッチのもう一つの考え方:

プレイリストを無限に繰り返すには、-nスイッチを使用しないようにします。

帯域幅の制御

プレイリストがSureStreamファイルで構成されていて、特定の帯域幅のみでブロードキャストしたい場合は、-bの帯域幅スイッチを使います。普通は、クライアントは可能な限り最良のSureStreamレートで接続することを選択します。

ステップ4:擬似ライブブロードキャストへのリンク作成

擬似イベントへのリンクには、コマンドラインで指定したポート番号に対応するマウントポイントを含めて、実際のライブイベントと同じ形式が使われます。

追加情報
「パート2:ライブイベントへのリンク作成」を参照してくださ い。

たとえば、「G2SLTAの例」に示した例を使って擬似ライブイベントを開始した場合は、Webページのリンクは次のようになります。Ramgenというマウントポイントが入っていることに注意してください。


http://realserver.company.com:8080/ramgen/encoder/annual.rm

Webページを作成する前にこのブロードキャストをテストしたい場合は、RealPlayerのOpen Locationダイアログボックスに直接次のように入力します。G2 Encoderのマウントポイントが入っていることに注意してください。


rtsp://realserver.company.com:554/encoder/annual.rm

ヒント
URLはlivefileという名前によってストリーミングされたファイ ルのリストにリンクされているため、別の名前の別のプレイリ ストを使っても、そのWebページに同じリンクを保持すること ができます。

G2SLTAの停止

G2SLTAプログラムは、コマンドラインの指定に従ってプレイリストのすべてのファイルを再生し終わると自動的に停止します。

全部終わる前にG2SLTAを停止するには、 G2SLTAを開始したコマンドラインでCTRL+Cを押すか(Windows)、またはG2SLTAプロセスのプロセスIDでKILLコマンドを使います(UNIX)。

ブロードキャストを途中で停止したり、無限ループのブロードキャストを停止したりする場合以外は、普通これを行なう必要はありません。

G2SLTAのオプション機能

G2SLTAプログラムには、設定可能な次のようなオプションがあります:

タイトル、作成者、著作権情報のカスタマイズ

クリップを最初にエンコードするときに、コンテンツ作成者はタイトル、作成者、著作権(TAC)情報を入力することができます。この情報は、すべてのクリップ(コンテンツ作成者が情報を入れてある場合)についてRealPlayerでHelp > About this Presentationを選択すれば表示することができます。他のクライアントソフトウェアでは、TAC情報を表示する方法は異なるかもしれません。

普通は、G2SLTAはそれぞれのクリップをブロードキャストするときにTAC情報を送ります。それぞれのクリップが再生されるときにAbout this Presentation情報をチェックすると、情報が変わってゆくことがわかります。

プレイリストの中でオプションを使えば、エンコードされたTAC情報をオーバーライドして、別の情報を入れることができます:

プレイリスト全体にタイトル、作成者、著作権情報を入れるには

ファイルの最初に次のように入力します。ファイルの残りの部分は、再生するファイルのリストです:


Title: タイトル 
Author: 作成者
Copyright: 著作権情報
first_file
second_file

プレイリスト中のすべてのファイルは、同じTAC情報を持ってストリーミング配信されます。

次の例では、プレゼンテーションのすべてのクリップについて同じ情報タイトル、作成者、著作権情報が表示されます。


Title:  Company.comの年報
Author: クリス・リー(重役補佐)
Copyright: Copyright 1999, Company.com
CompanyLogo.rm
Welcome.rm
President.rm
Treasurer.rm
Conclusions.rm

個別のクリップに異なるタイトル、作成者、著作権情報を入れるには:

次の形式で、それぞれの行の終わりにTAC情報を付け加えます:


first_file?title="title_info"&author="author_info"&copyright="copyright_info"

ここで、first_fileはファイル名、title_infoauthor_infocopyright_infoは任意の長さの文字列です。

プレイリストの最初に全体のTACを入れた場合、個別のファイルについての情報を入れるとファイルの最初のTACは「オフ」になり、それ以降のクリップは個別のTAC情報を付けてストリーミング配信されます。

次の例では、それぞれのクリップに対して異なるTAC値が与えられています:


CompanyLogo.rm&title="創設者"&author="P.ブラウン,(アーティスト)"&copyright="1999"
Welcome.rm&title="年次会議にようこそ"
President.rm&title="社長 リー・アダムス"
Treasurer.rm&title="会計 クリス・アンダーソン"
Conclusions.rm&copyright="Company.com, 1999"

G2SLTAが作動中のプレイリストの変更

プレイリストを無限にループしたり、すべてのクリップを指定した回数だけ再生したりするために-nスイッチを使っている場合は、プレイリストにあるすべてのクリップを再生し終わるとRealServerはプレイリストを再度読み込むという事実を利用することができます。

メモ
プレゼンテーションのすべてのクリップに全体的な情報セット を入れるためにTAC情報を使う場合は(その情報をプレイリス トの最初に入力することによって)、その情報は再生するファイ ルのリストが違っても同じのままで残ります。

G2SLTAの作動中にプレイリストを変更するには:

  1. G2SLTAを起動します。

  2. プレイリストに変更を加えて、保存します。または、新しいプレイリストを作成して既存のプレイリストの名前で保存します。

  3. RealServerは、現在のプレイリストにあるクリップの再生が全部終わると、 次に、変更されたプレイリストを使います。

スプリッティングおよびマルチキャスティングでのG2SLTAの使用

スプリッティングのためのソースの作成

このセクションでは、進んだレベルの概略の手順を説明します。スプリッティング機能は使用可能になっているものと想定します。個々のステップについての説明は、このマニュアルの該当するセクションを参照してください。

プッシュスプリッティングのライブイベントにG2SLTAを使うには:

  1. 「ステップ3: G2SLTAの実行」の手順に従って、G2SLTAを作動させます。livefileに使った値を書き留めておいてください。手順2および手順3で使います。

  2. livefileに入力したパスがまだDirectory Sourcesセクションに存在しない場合は、ここで追加しておきます。

  3. このスプリットライブストリームを指すWebページで、livefileを指すリンクを作成します。「プッシュスプリットコンテンツのリンク」で説明した形式を使います。

プルスプリッティングのライブイベントにG2SLTAを使うには:

  1. 「ステップ3: G2SLTAの実行」の手順に従って、G2SLTAを作動させます。livefileに使った値を書き留めておいてください。次のステップで使います。

  2. このスプリットライブストリームを指すWebページで、livefileをポイントするリンクを作成します。「プルスプリットコンテンツへのリンク」で説明した形式を使います。

マルチキャスティングのためのソースの作成

このセクションでは、進んだレベルの概略の手順を説明します。マルチキャスト機能は使用可能になっているものと想定します。個々のステップについての説明は、このマニュアルの該当するセクションを参照してください。

バックチャネルマルチキャスティングのライブイベントにG2SLTAを使うには:

  1. 「ステップ3: G2SLTAの実行」の手順に従って、G2SLTAを作動させます。livefileに使った値を書き留めておいてください。次のステップで使います。

  2. このライブマルチキャストを指すWebページで、livefileを指すリンクを作成します。「バックチャネルマルチキャストへのリンク」で説明した形式を使います。

スケーラブルマルチキャスティングのライブイベントにG2SLTAを使うには:

  1. 「ステップ3: G2SLTAの実行」の手順に従って、G2SLTAを作動させます。livefileに使った値を書き留めておいてください。次のステップで使います。

  2. スケーラブルマルチキャスティングページで、livefileのためにチャネルを追加します。

  3. このライブマルチキャストを指すWebページで、livefileを指すリンクを作成します。「スケーラブルマルチキャストへのリンク」で説明した形式を使います。

G2SLTAが必要とするファイル

G2SLTAプログラムが使うファイルを下に示します。

G2SLTAが必要とするファイル 
ストリーミング配信されるファイルのタイプ Windowsファイル名 UNIXファイル名 ファイルの場所を示すコンフィグレーションファイル変数
すべて encn3260.dll encn.so.6.0 SupportPluginDirectory
slta3260.dll sltalib.so.6.0 SupportPluginDirectory
enco3260.dll encoplin.so.6.0 PluginDirectory
RealAudioおよびRealVideo rmff3260.dll rmffplin.so.6.0 PluginDirectory


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ファイル最終更新日 04/20/00更新時刻 10:12:41
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