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第13章: ライブプレゼンテーションの マルチキャスティング

マルチキャスティングとは使用ストリーム数を減らすもう1つの方法です。マルチキャスティングには特別に設定されたネットワークが必要です。

概要

マルチキャスティングは、1つのライブストリームをそれぞれのクライアントに送るのではなく、複数のクライアントに送る方法です。クライアントはRealServerではなく、ストリームに接続します。

マルチキャスティング

これに対して、通常のユニキャスティング送信は、ストリームをリクエストするクライアントに別々に送ります。

ユニキャスティング

マルチキャスティングを活用するためには、RealServerとクライアントだけでなく、両者の間のルータ、スイッチ、他のデバイスもマルチキャストに対応していなければなりません。 このためマルチキャスティングはほとんどの場合、ネットワーク デバイスをマルチキャスト用に設定できるイントラネットで使われています。ただし、仲介ネットワークデバイスがマルチキャストに対応しているインターネットでもマルチキャスト配信ができます。

マルチキャストするライブマテリアルは、RealProducer Plusなどのエンコーダによってエンコードされるライブイベントでもいいし、G2SLTAによってブロードキャストされる、収録済みのライブイベントでもいいでしょう。マルチキャスティング配信できるのはライブかシミュレートしたライブコンテンツだけです。ライブソースの設定に関する情報については、第11章「ライブプレゼンテーションのユニキャスト」を参照してください。

マルチキャスティングを使うとき

以下はマルチキャスティングを使うかどうか決める際に考慮すべき決定要因です。

RealServerマルチキャスティングの方法

RealServerには、バックチャネルマルチキャストと、スケーラブルマルチキャストの2通りのマルチキャスティング方法があります。両方を同時に使うことができます。

バックチャネルマルチキャスティング

バックチャネルマルチキャスティングは、クライアントとRealServerの間でアカウント制御チャネルを保持します。RealServerはこのチャネルを使ってプレゼンテーション情報を提供したり、認証が使われている場合はクライアントにユーザ名やパスワードをたずねたりします。クライアントはこの制御チャネルを使ってパスワード情報や、playやstopなどのコマンドを送ります。この情報を使用して、RealServerはプレゼンテーションを見ているクライアント数を把握することができます。 RealSystem AdministratorのJava Monitorなどの監視ツールはクライアントアクティビティを示します。

バックチャネルマルチキャストにはRTSPやPNAプロトコルを使ってアクセスできます。このタイプのマルチキャストでは、クライアントとRealServer間のやりとりは双方向性なので、認証マテリアル、クライアント統計情報、サービスの質に関する情報を送ることができます。

バックチャネルマルチキャスティング

RTSPマルチキャスト

このマルチキャスト方法は、RTSPプロトコルを使ってTCPチャネル経由で制御情報を送ります。RealServerは各クライアント用の制御接続を保持します。データチャネルはRDT、つまりRealNetworksデータトランスポートを使ってすべてのクライアントへマルチキャストされます。

RTSPマルチキャストにはこのような機能があります。

PNAマルチキャスト

PNAマルチキャストはPNAプロトコルを使ってTCP接続経由でクライアントとRealServerの間で情報を交換します。

PNAマルチキャストはG2以前のクライアントへ送信するときに使います。RealServerは各クライアント用の制御接続を保持します。データチャネルはすべてのクライアントへマルチキャストされます。

PNAマルチキャストにはこのような機能があります。

PNAマルチキャストではSureStreamはサポートされません。

スケーラブルマルチキャスティング

バックチャネルマルチキャスティングと違って、スケーラブルマルチキャスティングは制御チャネルを使いません。したがってRealServerで使う帯域幅、管理オーバーヘッド、システムリソースがはるかに少なくてすみます。Java Monitorなどの監視ツールはクライアントアクティビティの記録を行いません。クライアント統計情報が送られるのは、マルチキャストの終わりか、ユーザがプレゼンテーションあるいはRealPlayerを停止したときに限られます。

スケーラブルマルチキャスティングを使えば、送信できるクライアント数に制限がありません。RealServerからの送信は完全に一方向 なので、クライアントからRealServerへの接続はまったくないからです。すべてのデータはネットワーク上で一度にマルチキャストされます。このマルチキャストに接続するクライアントはそれぞれすべてのデータパケットを受信します。

したがってこれは、他の方法では多くの帯域幅を消費してしまう状況に適しています。

スケーラブルマルチキャスティングは、RTSPマルチキャストともPNAマルチキャストとも異なるURL形式を使います。

メモ
この方法はG2クライアントのみをサポートしているため、バー ジョン5.0以前のクライアントはプレゼンテーションを受信せ ず、代わりにエラーメッセージが表示されます。

スケーラブルマルチキャストにはこのような機能があります。

スケーラブルマルチキャスティング

ユーザはSDP(Session Description Protocol)ファイルへのリンクをクリックしてスケーラブルマルチキャストに接続します。ユーザがスケーラブルマルチキャストのリンクをクリックすると、RealServerはこのファイルを自動的に生成します。

マルチキャスト方法の選択

バックチャネルマルチキャストはお使いのサーバがブロードキャストするすべてのストリームに適用されるため、これを有効にすることをお勧めします。すべてのクライアントソフトウェアは、可能であれば自動的にマルチキャストモードに接続を試みるように設定されているので、バックチャネルマルチキャストを有効にすることによって、マルチキャストを使えるクライアントが確実にそうすることになるため、他のクライアントが使える帯域幅がより多く残ります。

高帯域幅プレゼンテーションをブロードキャストしているときや、マルチキャストを使えるクライアントが大勢プレゼンテーションを見ている場合には、スケーラブルマルチキャストが最適です。

以下のテーブルは各マルチキャスト方法の利点をまとめたものです。

マルチキャスト方法 
バックチャネルマルチキャスト スケーラブルマルチキャスト

機能 RTSP PNA
RealServer · ·
ユーザの認証 · · ·
クライアント統計情報 · · ·
最小RealServer リソース使用量 ·
RTP対応 ·
SureStreamサポート(切り替え機能を除く) · ·
専用URL形式が必要 ·

以下のテーブルはマルチキャスティング方法をクライアントに適用する場合を示しています。

バックチャネルマルチキャスト スケーラブルマルチキャスト

機能 RTSP PNA
RealSystem G2クライアントのみ · · ·
他のクライアント ·
RealSystem G2クライアントまたはRTP対応のクライアント ·

(どのタイプの場合も)マルチキャスティングを使用できるのは、マルチキャスト対応のネットワーク上でだけです。自分のネットワークがマルチキャスト用に設定されているかどうかわからない場合は、ネットワーク管理者に問い合わせてください。

マルチキャスティングと RealServer の他の機能

本セクションではマルチキャスティングを他の機能といっしょに使用する方法を説明します。

オンデマンドストリーミングとマルチキャスティング

マルチキャスティングはライブイベントのみをブロードキャストします。オンデマンドファイルはマルチキャストできません。

ライブユニキャスティングとマルチキャスティング

マルチキャストが何らかの理由で使用できなくなった場合、どちらのタイプのマルチキャストの場合も、クライアントはユニキャスティングへ切り替えることができます。バックチャネルマルチキャスティングでは自動的に切り替えられますが、スケーラブルマルチキャストの場合はこの機能をあらためて設定しなければなりません。詳細は 「バックアップ方法としてのユニキャストの使用」 を参照してください。

ライブアーカイブとマルチキャスティング

すべてのライブブロードキャスト同様、ライブマルチキャストもオンデマンドアーカイブファイルを自動的に作るようにRealServerを設定することができます。

擬似ライブ(G2SLTA)とマルチキャスティング

マルチキャストはライブのエンコードされたイベントをソースに使います。これはエンコードされた実況イベントのこともあれば、G2SLTAがオンデマンドクリップを使って作るシミュレート ライブイベントのこともあります。

スプリッティングとマルチキャスティング

インターネットとイントラネット両方の接続を含めたネットワークを通じて多数のオーディエンスに配信するには、スプリッティングとマルチキャスティングを組み合わせてライブストリームを配信する強力な手段を作りながら、なおかつ帯域幅を節約できます。

スプリッタはマルチキャストを使ったソースマテリアルを受け取ることはできませんが、そのマテリアルをクライアントへ再送信するときにはマルチキャストを使えます。

スプリッタを使ってインターネット、イントラネットサイト、広域ネットワーク、またはローカルネットワークへデータを送ってから、スプリッタがイントラネット内のクライアントへストリームをマルチキャストするように設定してください。クライアントはスプリッタからマルチキャストを受け取ることになります。

追加情報
スプリッティングのセットアップについては第12章「ライブプ レゼンテーションのスプリッティング」を読んでください。 バッ クチャネルマルチキャスティングとスケーラブルマルチキャス ティングのどちらでも、プッシュスプリッティングとプルスプ リッティングを使えます。

スプリッティングとマルチキャスティングの組み合わせ

スプリッティングとマルチキャスティングの組み合わせを設定するには4つの段階があります。

  1. スプリッティングのソースRealServerを設定します。

  2. スプリッタを設定します。

  3. マルチキャスティングのためにスプリッタを設定します。

  4. イントラネット内のクライアント用にマルチキャストURLを作ります。

RealProxyとマルチキャスティング

RealServerのネットワークの設定方法と、ストリームの列挙状態によっては、RealProxyによってリクエストを転送したクライアントが異なる結果を受け取ることがあります。

RealProxyはマルチキャストに結合することはできません。その代わり、プルスプリッティングを使ってマルチキャストを受け取ろうとします。ソースRealServer上でプルスプリッティングが有効になっていれば、RealProxyはマルチキャストではなくそのブロードキャストを使います。クライアントは、マルチキャストモードではなく、ユニキャストモードでブロードキャストを受け取ります。RealProxyとクライアントの間にマルチキャスト対応ネットワークがある場合、RealProxyは代わりにマルチキャスト経由でプルスプリットストリームを再送するように設定できます。

RealProxyを使うクライアントから受信するブロードキャストのタイプ
RealServerはコンテンツをスプリットするように設定されているか? RealProxyはマルチキャストするように設定されているか? 結果
設定されている 設定されている クライアントはマルチキャストではなく、プルスプリットユニキャストを受信します。ただし、RealProxyは受信するプルスプリットストリームをマルチキャストするように設定できます。
設定されていない クライアントはマルチキャストではなく、プルスプリットユニキャストを受信します。
設定されていない 設定されているか設定されていない クライアントはマルチキャストを受信します(RealProxyはパススルーモードを使います)。

追加情報
RealProxyの設定についてはRealProxy Administration Guideを参 照してください。 http://service.real.com/help/library/index.htmlを参照。

ファイアウォールとマルチキャスティング

マルチキャストは、通常はブロードキャストがファイアウォールの外に出ない、イントラネットの内側で発生します。マルチキャストがファイアウォールを越えて起きる場合は、マルチキャストトラフィックを許可するようにファイアウォールに特別な設定を行なう必要があります。

アクセス制御、認証とマルチキャスティング

すべての配信方法同様、RealServerはマルチキャストを送り始める前に、ブロードキャストをリクエストしているクライアントが受信を許可されているか確認します。

スケーラブルマルチキャスティングでは、ユーザは自動的に作られるSDPファイルを使ってマルチキャストに接続します。リンク (/secure/)に認証マウントポイントが入っている場合、ユーザがSDPファイルへのリンクをクリックすると、RealServerはユーザの身元を確認します。

ただし、ユーザがSDPファイルを保存している場合、後で保存してあったSDPファイルを使ってマルチキャストに接続すれば認証手続きを踏む必要がありません。

監視とマルチキャスティング

バックチャネルマルチキャストでは、通常のユニキャストの場合と同じように、接続しているクライアントを見ることができます。

スケーラブルマルチキャストでプレゼンテーションを見ているクライアントは、Java Monitorには表示されません。

レポートとマルチキャスティング

バックチャネルマルチキャストを使ってサービスされるマテリアルは、ユニキャストマテリアルとまったく同じようにアクセスログに表示されます。アクセスログを見ればストリーム送信に使った方法がわかります。

スケーラブルマルチキャストは、アクセスログのGETステートメントにあるマウントポイントで識別できます。RealServerがクライアント統計情報をリクエストするように設定してある場合、(「クライアント統計情報の制御」参照)、ログファイルには各クライアントの統計情報も記録されます。

追加リソース

RealNetworksのマルチキャスティング方法はオープンな業界規格に基づいています。以下のリソースをご覧ください。

マルチキャスティング、一般情報

スケーラブルマルチキャスティング

両タイプのマルチキャスティングのセットアップ

いずれのタイプのマルチキャスティングでもセットアップの前に2つのことをする必要があります。

ネットワークを設定し、どのアドレスを使うか決めたら、次に:

  1. RealServerを設定します。

  2. マルチキャストへのリンクを作ります。

  3. ライブイベントのエンコードを始めます。これは第4章「コンテンツのソース」で簡単に説明しています。

マルチキャスティングのためのネットワークセットアップ

セットアップの前に、RealServerはネットワーク管理者に以下の項目を確認します。

ネットワークの設定に加えて、クライアントがマルチキャスト送信を有効利用するためには、ライブマテリアルのマルチキャスト送信をリクエストするように設定してある必要があります。クライアントの設定については、クライアントソフトウェアのユーザガイドを参照してください。

前にも述べたように、配信するためには、RealServerとクライアントだけでなく、両者の間のルータや他のすべてのネットワークインフラストラクチャもマルチキャストに対応していなければなりません。 本セクションではRealServerがマルチキャストブロードキャスティングできるようにするための必要条件だけを説明しています。

RealServerのアドレスとポートの割り当て

RealServerがマルチキャスティングに使うアドレスとポートを決めるときに考慮することが2つあります。

この文書の情報はスケーラブルマルチキャスティングに必要なアドレスとポートの数の計算に役立つでしょうが、実際のIPアドレスに関しては、ネットワーク管理者に相談する必要があるでしょう。

必要なアドレスとポートの数を決める

マルチキャストで送信するクリップごとに、必要なアドレス数を計算しなければなりません。アドレス数はSureStreamクリップのビットレート数に基づいて計算します。

スケーラブルマルチキャスティングでは、ポートアドレスをとっておく必要もあります。ポート数はビットレート当たりのストリーム数に基づきます。

単一レートのRealVideoファイルについては、アドレス数とポートアドレスの見積もりは比較的簡単です。SureStreamクリップには複数のビットレートが入っていることがあり、それぞれストリーム数が違うので、 もっと複雑です。

別の人がマルチキャストにファイルを提供する場合、その人はファイルが何ビットレートあるかあなたに知らせる必要があります。スケーラブルマルチキャストについては、ビットレート当たり何ストリームあるかも知っている必要があります。

あなたがファイルをエンコードしている場合は、これらの数字を自分で確認することができます。エンコーディングソフトウェアを見てビットレートとストリームの数を調べてください。たとえば、RealProducer Plusでは、View > Statisticsをクリックすればエンコードされるビットレートとストリームの数がわかります。

RealProducer Plusの統計情報の記録

ファイルのビットレートとストリーム数がわかったら、「バックチャネルマルチキャストのアドレス計算」「スケーラブルマルチキャストのアドレスとポートの計算」を参照してください。

ファイルにビットレートとストリームがいくつあるか知らない場合は、推測しなければなりません。6を選んでおくと安全です。1つのSureStreamファイルに入っている最大ビットレートは14ですが、マルチキャスト用ファイルにはたぶん高い方のエンコードレートが入っているでしょう。SureStreamファイルでない場合は最大でも1ビットレートで2ストリームでしょう。

バックチャネルマルチキャストのアドレス計算

バックチャネルマルチキャストでファイルを送信する準備をしている場合は、ファイルのビットレートだけわかればいいでしょう。

バックチャネルマルチキャストに必要な
アドレス
ビットレート アドレス
1 1
2 2
3 3
... ...
nビットレート n

スケーラブルマルチキャストのアドレスとポートの計算

スケーラブルマルチキャストのアドレスとポート数の計算はいくつかの要素に左右されます。

オーディオプレゼンテーションは1ストリームが、ビデオプレゼンテーションには2ストリーム(オーディオに1つ、ビデオに1つ)が使われます。最高品質を追求し、スケーラブルマルチキャストRTP仕様に合わせるために、RealServerは各ストリームに1アドレス使っています。

RealServerにはオーディオとビデオのストリームを1つのアドレスで送れるようにする機能があります。使用アドレス数を節約したい場合は、この機能を使ってください。プレゼンテーションを見ているクライアントは低帯域幅接続を使っているかもしれないことや、そのクライアントはあなたのマルチキャストのオーディオ部分だけなど1つだけストリームを選べることがわかっている場合には、二つのアドレスを使ってください。

各アドレスはポートアドレスの特定範囲を使わなければなりません。どの数字から始まる番号を選んでもいいですが、最初のポートアドレスは偶数でなければならず、連続した範囲を使わなければなりません。(データを送るにはRTPを使っていますが、RTP標準がこの形式を必要としているからです。)

下のテーブルでは、nはマルチキャストするファイルのビットレート数を表します。

スケーラブルマルチキャストに必要なアドレスとポート 
ビットレート ビットレート当たりのストリーム Reuse Address=False Reuse Address=True
アドレス ポート アドレス ポート
1 1(オーディオのみ) 1 2 1 2
1 2(オーディオとビデオ) 2 4 1 4
2 1(オーディオのみ) 2 4 2 4
2 2(オーディオとビデオ) 4 8 2 8
3 1(オーディオのみ) 3 6 3 6
3 2(オーディオとビデオ) 6 12 3 12
... ... ... ... ... ...
nビットレート 1(オーディオのみ) n 2n n 2n
nビットレート 2(オーディオとビデオ) 2n 2n n 4n

ポート数を計算するもう1つの方法は以下のとおりです。

マルチキャストの宣伝

Session Announcement Protocol (SAP)をリッスンするプログラムを使っている相手には、誰にでもマルチキャストを宣伝することができます。SDRやICAST Guideなどのアプリケーションは、現在再生中のすべてのマルチキャストのリストを表示します。RealServerはSAPファイルを自動的に作ります。SAPの発表をリッスンするプログラムは、エンコードされたタイトル、著者、著作権情報をマルチキャストしているファイルに表示します。

この機能はオプションです。マルチキャストを使うためにこれを設定する必要はありません。

SAPファイルを作るようにRealServerを設定するには

  1. RealSystem Administratorで、Multicastingをクリックします。SAPをクリックします。

  2. Host IP Addressボックスに、このRealServerのIPアドレスを入力します。SAPの発表はこのアドレスに入ります。

  3. Enable SAP ServiceリストからYesを選択します。これは、SAPファイルを作って送るようRealServerに指示をします。デフォルト値はNoです。

  4. Listen to SAPリストからYesを選択します。デフォルト値はYesです。

    ヒント
    このオプションによってRealServerは使用中のマルチキャスト アドレスを集めることができます。 RealServerはユーザが提供し たアドレス範囲からマルチキャストアドレスを選択するときに このリストを参照するので、 ネットワークの他のところで使われ ていない固有のアドレスを確実に選ぶことができます。

  5. Applyをクリックします。

  6. あなたが使っているマルチキャストのタイプをSAP情報に入れるようにします:

    バックチャネルマルチキャストについては、以下の手順に従ってください:

    1. Multicastingをクリックします。Back-Channelをクリックします。

    2. Enable SAPリストからYesを選択します。

    3. Applyをクリックします。

      スケーラブルマルチキャストについては、以下の手順に従ってください:

    4. Multicastingをクリックします。Scalableをクリックします。

    5. 発表したいマルチキャストのChannelを選択します。

    6. Enable SAPリストからYesを選択します。

    7. Applyをクリックします。

複数のネットワークインターフェイスカードを使ったマルチキャスティング

お使いのマシンに複数のネットワークインターフェイスカード(NIC)が搭載してあり、RealServerがマルチキャストに必ず特定のNICを使うようにしたい場合は、お使いのOSにデフォルトアドレスを設定してください。Windows NTでは、Bindings機能を設定してください。UNIXでは、routeコマンドを使ってマルチキャストルートを適切なNICに関連づけてください。

マルチキャストはIP Bindingsリストの設定を使いません(「RealServerが使うIPアドレスの予約」で説明しています)。

バックチャネルマルチキャスティングのセットアップ

以下の指示に従ってバックチャネルマルチキャスティングを設定してください。設定した後は、マルチキャストイベントを指すリンクを作る必要があります。

バックチャネルマルチキャスティングのためのRealServer設定

本セクションの指示は、バックチャネルマルチキャスティング用にRealServerを設定する方法を説明しています。

メモ
ここではこの機能のセットアップに必要な手順だけを説明して います。詳細は次を参照してください。「バックチャネルマルチ キャスティング機能のオプション」

バックチャネルマルチキャスティングをセットアップするには:

  1. RealSystem Administratorで、Multicastingをクリックします。Back-Channelをクリックします。

  2. Enable MulticastからYesを選択してこの機能をオンにします。

  3. PNA Portボックスに、RealServerがPNAマルチキャストストリームを送るポート番号を入力します。このボックスの値はクライアントのポートアドレスを表します。推奨設定値は7070です。

  4. RTSP Portボックスに、RealServerがRTSPマルチキャストストリームを送るポート番号を入力します。このボックスの値はクライアントのポート番号を表します。推奨設定値は554です。

  5. IP Address Rangeボックスに記入して、ストリームをマルチキャストしたいアドレスの範囲を特定します。RealServerはこの範囲で最初に使用できるアドレスを使います。

    追加情報
    必要なアドレス数を正確に決めるには「バックチャネルマルチ キャストのアドレス計算」を参照してください。

  6. Time to Liveボックスに値を入力して、マルチキャストパケットのネットワーク上の行き先を指定してください。マルチキャストデータパケットがマルチキャスト対応ルータを通るたびに、TTLは1ずつ減ります。値が0まで減少すると、ルータはデータパケットを放棄します。

    Time to Live 値は0から255までの範囲にします。TTLが大きいほど、データパケットを遠くまで伝えることができます。

    典型的な内部ネットワーク内にマルチキャストパケットを留めておくなら、デフォルト値の16で十分です。

    Time to Live (TTL)値 
    TTL値 パケットの範囲
    0 ローカルホスト
    1 ローカルネットワーク(サブネット)
    32 現場
    64 地域
    128 大陸
    255 世界

  7. リクエストがあったクライアントに欠如したパケットを再送できるようにするには、ResendリストからTrueを選択してください。この設定はオプションです。これはネットワーク上のトラフィックにいくらかオーバーヘッドを加えますが、クライアントはより質の高いマルチキャストを受信します。

  8. Client Access Listがリスト番号100に正しい値を用いているか確認してください(これですべてのクライアントは可能なところでマルチキャストモードに接続できます)。

  9. Applyをクリックします。

バックチャネルマルチキャストへのリンク

RTSPとPNAマルチキャストへのリンクはライブユニキャスト送信へのリンクと同一です。これは、1つのリンクでマルチキャスト対応のクライアントとユニキャストだけのクライアントの両方にサービスできるので便利です。

マルチキャスト対応ネットワークのクライアントの大半は、まずマルチキャストでマテリアルをリクエストするように設定してあります。こうすればネットワークの帯域幅をもっとも効率よく利用することになるからです。

Webページからライブバックチャネルマルチキャストへリンクするには

他のライブコンテンツへのリンク同様、バックチャネルマルチキャストへのリンクは以下の形式です:


http://address:HTTPPort/ramgen/encoder/path/file

RealServer URL構成要素
構成要素 意味
http ストリーミング配信に使うプロトコル。Webページでは必ずhttpを使ってください。
address マシンとドメイン名、またはRealServerのIPアドレス。
HTTPPort RealServerがHTTPで送られたリクエストをリッスンするポート番号デフォルト値は8080です。
ramgen Ramファイルジェネレータのマウントポイント
encoder  G2エンコーダのマウントポイントはマウントポイントに/encoder/を使います。ライブイベントがG2以前のエンコーダを使っている場合は、代わりに/live/マウントポイントを使ってください。
path オプション;仮想ディレクトリはマウントポイントのベースパスに関連する実際のどのディレクトリでもかまいません。ファイルがベースパスそのものの中にある場合は、pathを省きます。
filename 拡張子を含めたファイル名。

RealPlayerに直接入力したリンクやRamまたはSMILファイルで使用するリンク、またはRamgenに作成したリンクは次の形式を使います:


rtsp://address:RTSPPort/encoder/path/file

形式はWebページで使われるリンクとほぼ同じです。プロトコルは異なり、ポート番号(あれば)はプロトコルと一致し、Ramgenは省略されます。

バックチャネルマルチキャスティング機能のオプション

バックチャネルマルチキャスティングには以下のような機能を使用できます。

マルチキャストでのSAP情報の送信

Session Announcement Protocol (SAP)情報をマルチキャスト対応ネットワークで送って、スケーラブルマルチキャストを発表することができます。このオプションの設定については「マルチキャストの宣伝」を参照してください。

認証クライアントの範囲のリスト

このセクションにアドレスがリストされたクライアントはバックチャネルマルチキャストを使ってクリップを受け取ります。

メモ
Access Control規則はUser Listルールに優先されます。ここで どのような規則を作っても、Access Controlで除外されたクラ イアントはどのマルチキャストにも接続することはできません。 (IP Access Controlは「IPアドレスでのアクセス制限」で説明 しています。)

  1. バックチャネルマルチキャストページのClient Access ListのエリアでAdd Newをクリックします。Client Access ListとEdit Client Access List Numberボックスに一般的な規則番号が表示されます。

  2. Edit Client Access List Numberボックスに新しい番号を入力するか、デフォルト番号をそのまま許可します。

  3. Client IP Addressボックスに、マルチキャストプレゼンテーションにアクセスするクライアントのアドレスを入力します。

  4. Client Netmaskボックスには、アドレスの範囲を参照するネットマスクを入力するか、ボックスを空白のままにして特定のアドレスを参照します。

  5. マルチキャストモードでプレゼンテーションを見ることを許可されているクライアントアドレスごとに手順1から手順4をくりかえします。

  6. Applyをクリックします。

ユニキャストではなくマルチキャストアクセスの要求

クライアントがユニキャストを使用せずにマルチキャストモードでブロードキャストに接続するように設定することができます。

メモ
マルチキャストトランスポートを使う設定をしていない場合や、 ネットワークがマルチキャスト対応でない場合、クライアント はマルチキャストに接続できないかもしれません。

通常クライアントはマルチキャストモードでブロードキャストを受信しようとしますが、使用できない場合は、クライアントは代わりにユニキャストモードを使います。マルチキャストを義務づければ、お使いのネットワークの帯域幅を制御できます。

すべてのクライアントにマルチキャストモードへの接続を要求するには:

  1. RealSystem Administratorで、Multicastingをクリックします。Back-Channelをクリックします。

  2. Multicast Delivery OnlyYesにします。

  3. Applyをクリックします。

マルチキャストを設定していないクライアントはマルチキャストを受信できず、代わりにエラーメッセージを受け取ることになります。マルチキャストを使えることがわかっている限られたクライアントにマルチキャストしているときや、高帯域幅のプレゼンテーションをマルチキャストしていてユニキャストのオプションを与えたくない場合に、この機能を使ってください。

スケーラブルマルチキャスティングのセットアップ

他のライブ配信方法の場合と同じく、この形式でどのライブブロードキャストが配信できるか指定してください。ただし、スケーラブルマルチキャスティングでは、各ライブイベントのために設定した設定はライブチャネルと考えられます。

スケーラブルマルチキャストで送信するライブブロードキャストごとに以下の手順を行ってください。

  1. スケーラブルマルチキャストごとにライブチャネルを指示してください。各ライブチャネルには固有の名前、アドレス、ポートアドレス、オプションの設定があります。

  2. マルチキャストへのリンクを作ります。

さらにいくつかのオプション機能を設定できます。

スケーラブルマルチキャストで使う設定

すべてのスケーラブルマルチキャストは以下の設定を使います。

他の設定も使いますが、ライブチャネルごとに異なります。それらは次のセクションで詳しく述べます。

ライブチャネルのセットアップ

本セクションの手順でライブチャネルをセットアップします。どのアドレスが使用可能で、いくつ使えばいいか知っている必要があります。「必要なアドレスとポートの数を決める」

メモ
ここではこの機能のセットアップに必要な手順だけを説明して います。詳細は次を参照してください。「スケーラブルマルチ キャスティング機能のオプション」

ライブチャネルを作るには:

  1. RealSystem Administratorで、Multicastingをクリックします。Scalableをクリックします。

  2. Add Newをクリックします。

    Edit Channel Descriptionボックスにチャネルの一般名が表示されます。

  3. Edit Channel Descriptionボックスにこのマルチキャストセッションを説明する名前を入力します。

  4. Editをクリックします。

  5. Enable ChannelリストからYesを選択して、このチャネルのスケーラブルマルチキャスティングをオンにします。

  6. Pathボックスにライブクリップ名を入力します。ここに入力する値は、ライブファイルをエンコードしている制作ツールに入力したパスと同じです。スケーラブルマウントポイントに加えて、ここに入れる情報はスケーラブルマルチキャストへのリンクに入っています。

    ヒント
    すべてのライブブロードキャストをスケーラブルマルチキャス トにするために、ここにアステリスク (*)を入力します。

  7. Port Rangeボックスに、クライアントがストリームをリッスンするポート番号を入力します。最初のポートアドレスは偶数でなければならず、連続したポートアドレスを続けなければなりません。使用するポート数を決めるには「スケーラブルマルチキャストのアドレスとポートの計算」を参照してください。

  8. IP Address RangeボックスにRealServerが使うアドレスの範囲を入力します。RealServerはこの範囲で最初に使用できるアドレスを使います。範囲の代わりに1つのアドレスを使うには、各ボックスに同じアドレスを入力してください。使用するアドレス数を決めるには「スケーラブルマルチキャストのアドレスとポートの計算」を参照してください。

  9. Time to Liveボックスにマルチキャストパケットのネットワーク上の行き先を指定してください。の「Time to Live (TTL)値」テーブルにある値を使ってください。

  10. 各ストリームに別々のアドレスを使いたい場合は、Reuse AddressリストからFalseを選択し、両方のストリームに1つのアドレスを使いたい場合はTrueを選択します。

  11. Timeout値を入力します。これは停止したりAlternate URLの値を使う前にクライアントがマルチキャストパケットを待つ秒数を表します。「代替ユニキャストサーバの開設」を参照してください。

    メモ
    ビデオクリップは、オーディオとビデオに1つずつ、合計2つ のストリームが必要です。詳細は 「必要なアドレスとポートの 数を決める」 を参照してください。

  12. Applyをクリックします。

スケーラブルマルチキャストへのリンク

スケーラブルマルチキャストは他のマテリアルとは異なるURL形式を用います。この形式でリクエストを受けると、RealServerは異なる方法でマテリアルを送るので、TCP接続を開いたり保持したりすることはありません。その代わりRealServerは自動的にSDP (Session Description Protocol)ファイルを作ります。SDPとはマルチキャストアドレスとポート、タイトル、著者、著作権情報などの情報を含む標準ファイル形式です。

ユーザがスケーラブルマルチキャストへのリンクをクリックすると、クライアントはこのファイルを受け取ります。Webブラウザはこのファイルをダウンロードして、RealPlayerクライアントソフトウェアへ送ります。クライアントソフトウェアはファイルのコンテンツを読み取ってスケーラブルマルチキャストへ接続します。

ユーザはSDPファイルをディスクに保存して(Webページのリンクを右クリックして)後に接続するのに使うので(RealPlayerで開いて)、お使いのRealServerからダウンロードする手間が省けます。

ヒント
SDPファイルには正確なチャネル設定が入っています。後でこ のマルチキャストをくりかえし、ユーザに同じリンクで接続し てもらいたい場合は、必ず最初のマルチキャストで使ったのと 同じチャネル設定を使ってください。エンコーダの設定、アド レスなどが同じでないと、保存したSDPファイルから接続する ユーザは再接続できなくなります。

Webページにスケーラブルマルチキャストへのリンクを作るには

スケーラブルマルチキャストへのリンクはすべて同じ形式を使います。必ずhttp://で始まり.sdp拡張子で終わることに注意してください。


http://address:HTTPPort/scalable/path/file.rm.sdp

スケーラブルマルチキャストRealServerURLの構成要素 
構成要素 意味
http SDPファイルをクライアントへストリーミング配信するのに使うプロトコル。
address Address of RealServer; IP address or machine and domain name.
HTTPPort RealServerがHTTPでリクエストをリッスンするポート番号。この値は通常80または8080です。「ポート番号」を参照してください。
scalable スケーラブルマウントポイント、通常/scalable/
path オプション。
file ファイル名。
rm rarm、またはrtなどファイルのタイプや拡張子
sdp スケーラブルマルチキャストには.sdp拡張子が必要です。

リンクは以下のようになります。


<a href=”http://RealServer.company.com:8080/scalable/vivaldi.ra.sdp”>
Click here to listen to today’s Vivaldi selection</a>

RealPlayerに直接入力する場合、またはSMILファイルに入れる場合、同じリンクは同じ形式をとります。

マウントポイント/ramgen/を用いないことに注意してください。

スケーラブルマルチキャスティング機能のオプション

本セクションの設定はオプションで、どのライブチャネルに対しても設定できます。

マルチキャストでのSAP情報の送信

Session Announcement Protocol (SAP)情報をマルチキャスト対応ネットワークで送って、スケーラブルマルチキャストを発表することができます。このオプションの設定については「マルチキャストの宣伝」を参照してください。

バックアップ方法としてのユニキャストの使用

マルチキャスト対応していないクライアントがスケーラブルマルチキャストプレゼンテーションへのリンクをクリックすると、エラーメッセージを受け取ります。ネットワークのいずれかの箇所でマルチキャストそのものが中断するときにもクライアントのスクリーンにエラーメッセージが出ます。いずれの場合も、プレゼンテーションは停止します。

ユニキャスト機能へ切り替えれば、クライアントをプレゼンテーションのユニキャストバージョンへ自動的に再接続します。この機能を使ってそうしたクライアントが受け取るメッセージをカスタマイズしたり、マルチキャスト又はユニキャストプレゼンテーションへ切り替えることもできます。このバックアッププレゼンテーションは同じRealServer上か別のRealServer上にあります。

この機能を有効にすると、マルチキャストに1つのURLをあてるだけでよく、ユニキャストバージョンに2つ目のURLをあてる必要はありません。

個々のライブソースに対してこの機能を有効にできます。

高ビットレートのプレゼンテーションをマルチキャストしていて、ユニキャストへ切り替えるとネットワークがいっぱいになってしまう場合は、この機能を使わないでください。

バックアップ方法としてユニキャストを使用するには:

  1. RealSystem Administratorで、Multicastingをクリックします。Scalableをクリックします。

  2. Channels欄ではこの機能を設定したいチャネルを選択します。

  3. Shift to UnicastリストからYesを選択します。デフォルト値はYesです。

  4. Applyをクリックします。

カスタムメッセージの作成

マルチキャストを使用できない、あるいはマルチキャスト対応のクライアントしか使用できないという一般的エラーメッセージをクライアントが受け取る場合、クライアントが自分のHTMLページを指すようRealServerに指示することができます。HTMLページを使って、 “このプレゼンテーションはマルチキャスト対応のRealPlayerでのみご覧いただけます。”などのカスタムメッセージを表示してください。

カスタムメッセージを作るには:

  1. エラー時にクライアントに見てもらいたいWebページを作ります。

  2. RealSystem Administratorで、Multicastingをクリックします。Scalableをクリックします。

  3. Alternate URLボックスにWebページのURLを入力します。たとえば、http://www.company.com/mcast.htmlと入力します。

  4. Applyをクリックします。

代替ユニキャストサーバの開設

同じブロードキャストをユニキャストで送信している2つ目のRealServerがある場合、ソースRealServerに2つ目のRealServerのアドレスを提供すれば、ソースRealServerからマルチキャストプレゼンテーションを受信できないクライアントは自動的に2つ目のRealServerへ送られます。

接続できないクライアントは、エラーメッセージを受け取ってからプレゼンテーションを停止するのではなく、2つ目のRealServerへ送られます。

メモ
本セクションの手順は「カスタムメッセージの作成」と同じで す。スケーラブルマルチキャストごとに代替URLかカスタム HTMLページを使います。

代替ユニキャストRealServerを開設するには:

  1. エラー時にクライアントに見てもらいたいWebページを作ります。

  2. RealSystem Administratorで、Multicastingをクリックします。Scalableをクリックします。

  3. Alternate URLボックスに、2つ目のRealServer上のユニキャストプレゼンテーションのURLを入力します。たとえばrtsp://realserver.mycompany.com:554/encoder/vivaldi.rmと入力します。

  4. Applyをクリックします。

クライアント統計情報の制御

RealPlayerなどのクライアントは、プレゼンテーション再生中に受けるデータの量と質についてRealServerへ統計情報を送る機能を持っています。クライアントが送るデータのタイプはRealServerのStats Mask設定で制御します。

ユニキャストプレゼンテーションの場合のように、クライアントの統計情報はプレゼンテーションの終わりにRealServerへ送られ、アクセスログに保存されます。しかしスケーラブルマルチキャストは同時に多数のクライアントへサービスできるので、あなたのRealServerは同時に入ってくるそれだけの量のクライアント統計情報に対処する設備が整っていないかもしれません。

RealServerには、スケーラブルマルチキャストの終わりに送られるクライアント統計情報の2つの面を管理するのに役立つ機能が含まれています。

クライアント統計情報が送られたかどうか管理する

データを送らないようにクライアントに指示することができますが(Logging StyleとStats Maskをともに0にする)、それでもRealServerは各接続の記録を作ります。ただし記録するのは最小データです。(表「Logging Styleによるアクセスログの違い」参照。)これらの設定はRealServerがサービスするすべてのマテリアルに影響します。

スケーラブルマルチキャストに対して、RealServerはクライアントに接続統計情報をまったく送らないように指示する機能があります。同時に送られるデータのパケット量にシステムが対処できない場合や、単にこれらの統計情報に興味がない場合は、この機能を有効にしてください。

スケーラブルマルチキャストの場合、クライアントはHTTPポートを使って統計情報を送ります。

クライアントがRealServerに統計情報を送ったかどうか管理するには:

  1. RealSystem Administratorで、Multicastingをクリックします。Scalableをクリックします。

  2. Send Client Statistics ボックスでは、マルチキャストプレゼンテーションの終わりにクライアントに接続統計情報を送ってもらいたい場合はYesを選択します。クライアントに接続統計情報を送ってもらいたくない場合はNoを選択します。

    警告
    Send Client Statistics Yesにしたら、あなたのRealServerが入っ てくる統計情報を処理できるようにするか、次のセクションで 説明するように、Webサーバがデータを受け取るように設定し ます。

  3. Web Server Address or IP Address ボックスにRealServerのアドレスを入力します。

  4. Web Server Port ボックスにRealServerのポート番号を入力します。

  5. Applyをクリックします。

  6. RealSystem Administratorで、General Setup> HTTP Deliveryをクリックします。/scalable/がリストにあるか確認してください。

クライアント統計情報が送られたかどうか管理する

スケーラブルマルチキャストプレゼンテーションでクライアントが最初にRealServerへ接続するとき、RealServerは接続統計情報をRealServerではなくWebサーバへ送るように指示できます。多くの場合、負荷分散を行うように設定してあるので、Webサーバの方が同時に届く大量のデータを処理する設備が整っているかもしれません。

この機能を使うには、Webサーバが使用できる必要があり、またCGIスクリプトを作ってクライアント統計情報を受け取り、ログファイルへ書き込む必要があります。

クライアントから代わりの場所へ送る統計情報は、通常はアクセスログに記録する統計情報のサブセットです。以下のような形式があります(用語の定義は第19章「レポート」にあります)。


[Stat1][Stat2]#sent_time

#というシンボルは区切り記号として使われます。

他の統計情報は送られません。

マルチキャストイベント後に、cgiスクリプトで作ったログファイルを見て、クライアントの量とサービスの質について結論を出すことができます。

クライアント統計情報がどこから送られたか管理するには:

  1. RealSystem Administratorで、Multicastingをクリックします。Scalableをクリックします。

  2. Send Client Statistics ボックスでYesを選択します。

  3. Web Server Address or IP Address ボックスに、マルチキャストプレゼンテーションの終わりにクライアント統計情報を受けるWebサーバのアドレスを入力します。

  4. Web Server Port ボックスにWebサーバのポート番号を入力します。これを忘れると、RealServerはイベントをマルチキャストせず、はエラーログファイルにエラーを記録します。

  5. Web Server CGI Path ボックスには、Webサーバ上でクライアント統計情報をログファイルにまとめるCGIスクリプトのパスを入力します。たとえば、cgi-bin/client-stats/logstatと入力します。

  6. Applyをクリックします。

  7. RealSystem Administratorで、General Setup> HTTP Deliveryをクリックします。/scalable/がリストにあるか確認してください。


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ファイル最終更新日 04/20/00更新時刻 10:13:02
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