RealServerにはコンテンツへのアクセスを制限する方法がいくつかあります。RealServerが提供するすべてのマテリアルへのアクセスを制限するには、一度に接続できるクライアント数を制限する、使用帯域幅を制限する、クライアントにRealNetworks RealPlayerの特定のバージョンを要求する、マルチキャスト接続のみを認めるよう指定する、などの方法があります。さらに、クライアントのIPアドレス別にアクセスを制限することもできます。
RealServerでアクセスをブロックするには、接続量またはクライアントIDを使う4つの方法があります。効力の強い順にそれらをリストします。
プレゼンテーション要求時に上記の基準を満たさないクライアントはエラーメッセージを受け取ります。
接続の試みが受け入れられると、RealServerは認証情報を確認します。ユーザ名とパスワードを必要とする認証については第15章「RealServerユーザの認証」で述べています。
RealServerはHTTPでどんなコンテンツもサービスでき、HTTPでサービスできるコンテンツを入れる仮想パスも指示できます。このようにして、コンテンツを保護しながら、HTMLページをサービスすることができます。
RealSystem AdministratorはHTTP Deliveryリストの以下のエントリを使います(RealSystem AdministratorのこのリストはGeneral Setup > HTTP Deliveryをクリックすれば見ることができます)。
/scalable/を追加しなければなりません。
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警告 |
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| このリストに保護マテリアルが入ったディレクトリを追加しな いでください。追加すると、ユーザは保護付きディレクトリに あるコンテンツを見るときに、名前とパスワードの入力を求め られなくなります。 |
Maximum Client Connections設定を使って(コンフィグレーションファイルのClientConnections変数)、同時接続するクライアント数を制限することができます。この制限数に達すると、接続しようとするクライアントはエラーメッセージを受け取り、他のクライアントが接続を切るまで接続できません。
同様に、Maximum Bandwidth 設定はRealServerが毎秒使える帯域幅の量をキロビット(Kbps)で制限します。
両方の変数の値を決めると、制限しきい値に達したときにRealServerはアクセスを制限します。
ライセンスで許可されたストリーム数以下であれば、この数字は1から32767までどれでもかまいません。 0か空白にしておくと、RealServerはライセンスで定めたストリーム数を使います。
たとえば、帯域幅を1メガバイトに制限するには、 Maximum Bandwidthを1024に設定して、最大帯域幅使用量を特定します。
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ヒント |
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| お持ちのRealServerライセンスは、お使いのネットワークに適 した以上の帯域幅を許可しているかもしれません。ネットワー ク管理者に確認して、適当な使用数を決めてください。 |
RealPlayer Plus Onlyに設定すると、RealNetworks RealPlayer Plusソフトウェアだけがプレゼンテーションを再生できるようになります。
バックチャネルマルチキャストセクションでEnable Failover to UnicastをNoにすれば、IPアドレスを特定したクライアントがマルチキャストモードでしか接続できないように設定できます。このオプションをNoに設定すると、マルチキャストモードで接続できないクライアントはエラーメッセージを受け取ります。このオプションをYesに設定すると、マルチキャストモードで接続できないクライアントはユニキャストモードを使ってプレゼンテーションを受け取ることができます。この機能は「ユニキャストではなくマルチキャストアクセスの要求」で説明しています。
スケーラブルマルチキャストでは、Shift to Unicast機能で同じ機能が提供されます。「バックアップ方法としてのユニキャストの使用」を参照してください。
リクエストするマシンのIPアドレスとリクエスト先のポートに基づいてRealServerマテリアルへのアクセスをブロックまたは許可することができます。コンテンツは特定のポート番号と関連づけてあります。ストリーム配信したメディアのリクエストはRTSP PortとPNA Portに届き、HTTP PortからHTMLページを使用できます。エンコーダはエンコードしたマテリアルをエンコーダポートに送ります。サーバ管理者はAdmin Portを使ってRealSystem Administratorにアクセスします。
アクセス制御機能で、特定のクライアントアドレスを、特定ポートへの接続能力または許可と関連づけることができます。
たとえば、エンコード用のポート(通常4040)へのアクセスを制限することによって、お使いのRealServerにストリーム配信するエンコーダを制限することができます。または、 IPアドレスをリストしてRTSP、PNA、HTTPポートへのアクセスを与えることによって、組織内の特定グループだけがRealServerがサービスするプレゼンテーションを見られるようにすることもできます。
IPアドレスが“deny”(拒否)と設定されているクライアントは、URLが有効でない、または接続がタイムアウトした、などのエラーメッセージを受け取ります。
(クリップの保管ディレクトリまたは仮想ディレクトリに基づいて)ユーザがアクセスできるマテリアルをさらに厳しく制限するには認証を使うことができ、これは第15章「RealServerユーザの認証」で説明しています。
許可あるいは制限したいと思う各IPアドレスまたはアドレス範囲についての情報は規則として保存してあります。規則とはアクセスを認めるアドレス範囲と行動についてのRealServerへの一連の指示のことです。規則はあなたが割り当てる番号によって識別され、その番号の昇順に適用されます。
この機能を使う前に、どういうタイプの規則を作るか決めなければなりません。
クライアントがRealServerプレゼンテーションを再生しようとするとき、またはエンコーダがマテリアルを送ろうとするとき、RealServerはそのアドレスとリクエストしたポートを規則にリストされているアドレスと比較します。作成できる規則数に制限はありません。クライアントのIPとリクエストしたポード番号がどの規則にも合わない場合、 RealServerはアクセスを拒否します。
たとえば、ライブマテリアルのエンコードとお使いのRealServerへの送信をコンテンツ作成者に許可するには、クライアントのアドレスとエンコーダポート(4040)をリストする規則を作ります。
以下は、アクセス制御をお使いのシステムで使用するべきか判断する場合の考慮事項です。
本セクションではマルチキャスティングを他の機能といっしょに使用する方法を説明します。
ストリームまたはブロードキャストの受信が許可される前に、クライアントのアドレスをアクセス制御規則で承認しなければなりません。
ストリームまたはブロードキャストの受信が許可される前に、クライアントのアドレスをアクセス制御規則で承認しなければなりません。
クライアントがキャッシュ済ストリームをリクエストすると、RealProxyはクライアントにストリーム再生を許可する前に、ソース RealServerへ そのリクエストを送って許可を求めます。RealServerがリクエストを拒否すると、RealProxyはクライアントのストリーム受信を許可しません。
RealProxyのIPアドレスがRealServerに接続するのを禁じるアクセス規則を作ることによって、RealProxyがRealServerがサービスするマテリアルをキャッシュメモリに入れないようブロックすることができます。
ユーザのIPアドレスの認証が終わってからユーザ名またはクライアントのIDの認証が行われます。クライアントがアクセス制御規則に反していると、認証は行われません。
ISPのホスティングサービスを利用するカスタマが提供しているプレゼンテーションの場合、クライアントがクリップを再生しようとすると、それが許可される前にアクセス制御規則と比較されます。
特定のIPアドレスからモニタ ポート (9090)へのアクセスを許可する規則が存在する場合、そのアドレスのユーザはJava Monitorを見たり使用したりできます。
アクセスログファイルは、アクセス制御規則で受け付けたクライアントにサービスするクリップを表示します。
アクセスを制限する方法は2つあり、これらによって規則の作成方法が決定されます。3番目の規則を先に作れば、RealSystem Administratorに接続して残りの規則を作れるようになります。
Any”という言葉を用いて作成します。
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警告 |
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| Specific Address Denialを使ってこのステップを省くと、 1セッ ト目の規則に記載してあるクライアント以外の全員に対してア クセスを拒否することになります。 |
規則を作ると、RealServerは規則に記されていないすべてのユーザはアクセスを拒否されなければならないと仮定します。すべての条件に適応するだけの規則を作る必要があるのはこのためです。
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メモ |
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| 単一のクライアントのリクエストに対するアクセス拒否だけに 関心があるとしても、自分で選んだ方法に必要な規則をすべて 作らなければなりません。 |
規則番号はどんな長さでもいいですが、後でリストを追加する場合に備えて、1桁以上の数字をお勧めします。複数桁であれば、既存規則の間に新しいリストを挿入できます。規則を作るときに番号を付けます。RealServerはこの番号を使って規則を並べ替えてから、クライアントのリクエストを調べます。
RealServerはクライアントのIPアドレスとリクエストされたポートを、並べ替えた規則のうち番号の小さい順に比較していきます。 RealServerはクライアントのアドレスと合致する規則を見つけるとすぐに、規則の特徴に応じてアクセスを許可または拒否します。
規則を決まった順番で作る必要はありません。RealServerが自動的に並べ替えます。
RealServerは番号順に規則を調べるので、もっとも番号の小さい規則をもっとも厳密にしなければなりません。大きな規則番号はもっとも緩やかな規則のためにとっておきます。これはファイアウォールアドレスのスキーマと同様です。
「作成規則の決定」で選んだ方法にかかわらず、アクセス制御規則を定めるには2つの手順があります。
本セクションの手順は、他の規則に定める制限にかかわりなく、RealSystem Administratorへの接続を許可する規則を作ります。全員にRealSystem Administratorへのアクセスを許可しているように見えますが、これを使うのはAdmin Port番号(インストール時に任意に選択)を知っている他の管理者とRealSystem Administrator専用のユーザ名とパスワードを持つ者だけです。
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警告 |
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| この最初の手順を省くと、ユーザ名とパスワードのパーミッショ ンを持っているかどうかにかかわらず、RealServerを再起動する ときにRealSystem Administratorに接続できなくなります。 |
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追加情報 |
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| ユーザ名に基づいてRealSystem Administratorにアクセスを与 える方法については、「RealSystem Administrator ユーザ認証」 を参照してください。 |
1000と入力します。
Anyと入力します。
追加のセキュリティを提供するために、RealSystem Administratorの利用を許可するユーザのIPアドレスまたはサブネットアドレスを入力します。
Anyと入力します。
これで次のセクションで作る規則を問わず、RealSystem Administratorにアクセスできるようになります。
このセクションの手順を利用して、特定のIPアドレスまたはアドレス範囲にアクセスを許可または拒否できます。
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警告 |
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| 初めに必ず「一般的アクセス規則の作成」の手順に従ってくだ さい。従わないとRealServerを再起動後にRealSystem Administratorにアクセスできなくなります。 |
7070)、HTTP Port(通常8080)、RTSP Port(通常554)の値を書き留めます。
4040)を書き留めます。
5050)を書き留めます。
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ヒント |
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| 技術的にはこのボックスにどんな数字を入力することもできます。 しかし規則は番号順に並べ替えられるうえ、RealSystem Administratorへのアクセスを許可する規則はリストの最後の規 則でなければならないので、3桁の数字を使ってRealSystem Administrator規則(「一般的アクセス規則の作成」で規則1000 と指定した場合)がリスト最後の規則になるようにしてください。 |
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ヒント |
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IPアドレスにかかわらず、すべてのクライアントを参照するに
は、Client IP AddressボックスにAnyと入力し、Client Netmask
ボックスは空白にします。
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特定のアドレスを入力するか、Any という言葉を使ってRealServerマシン上のどのIPアドレスも参照できます。
127.0.0.1またはlocalhostという文字列は使用しないようにしてください。
すべてのRealServerコンテンツへのアクセスを制限するには、RealServerにリッスンするように指示してある他のポート番号とこれらのポート番号が一致しなければなりません。RTSPポート、PNAポート、HTTPポート、エンコーダが使うポート値を調べてください。