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付録C: コンフィグレーションファイルの内容

この付録では、管理者がコンフィグレーションファイルの内容を直接編集する際に関心を持つことがらについて簡単に説明します。

コンフィグレーションファイルの編集

この付録では、コンフィグレーションファイルを直接編集して機能を変更するRealServerの管理者のために、コンフィグレーションファイルの内容のサンプルと簡単な説明を示しています。詳細な説明は、それぞれの機能について記述している章を参照してください。

コンフィグレーションファイルのデフォルトの名前はrmserver.cfgですが、複数のサーバがある場合は、ファイルをリネームすることによって、現在使っているサーバが容易に識別できるようになります。

テキストエディタでコンフィグレーションファイルを変更するには:

  1. 付録B「コンフィグレーションファイルのシンタックス」を読んでください。このファイルの構造について説明しています。

  2. コンフィグレーションファイルのバックアップコピーを保存しておきます。

  3. コンフィグレーションファイルを開いて、必要な変更を行います。

    RealServerは、綴りが正確か、角括弧を正しく使っているかをチェックするので、必ず正しいシンタックスを使ってください。RealServerは、シンタックスエラーに関連したメッセージを表示しません。代わりに、理解できない設定を無視します。最低限の設定を使う場合もあります。表「最小設定値」を参照してください。

  4. テキストエディタで設定を変更した後に、RealServerを再起動します。

RealSystem Administratorとコンフィグレーションファイル

このマニュアルでは、RealSystem Administratorに表示される設定に基づいて、RealServer機能のカスタマイズを説明しています。ただし、RealSystem Administratorには、主として日常的な使用で変更される設定だけが表示されます。ベースマウントポイントのファイルシステムのショートネームなどのその他の項目に、RealSystem Administratorを通じてアクセスすることはできません。コンフィグレーションファイルを表示させながらこのセクションを読むことにより、各機能の設定の完全なリストが分かります。

ヒント
コンフィグレーションファイルの構造を理解する早道は、最初に RealSystem Administratorを使って変更を行い、次にコンフィグ レーションファイルを調べてその影響を確認することです。リス トがどのように作成され、変更されるかを知っておくことは非常 に役に立ちます。テキストエディタでコンフィグレーションファ イルを開く前に、RealSystem Administratorを終了しなければな らないことに注意してください。 そうしない場合、予想外の変更 結果になる可能性があります。

変数についての考慮点

コンフィグレーションファイルの変数名の大部分は、RealSystem Administratorの名前とほぼ一致しています。この付録では、RealSystem Administratorで設定される名前と実際の変数名に違いがあれば、その違いを示しています。RealSystem Administratorでは変数名にスペースが追加されているたとえばBasePathがBase Pathになるなど)ことが多くありますが、この付録にはそのような変更は記載していません。

リストの一部になっていないいくつかの変数は、コンフィグレーションファイルの任意の場所に指定できますが、分かりやすくするためにここではまとめています。

true値またはfalse値を使う変数(PlusOnlyなど。これは、無償バージョンのRealPlayerではなく、RealPlayer Plusが、RealServerからのストリームを再生できるかどうかを決定する変数)が、1またはTrueという語とともにコンフィグレーションファイルに現れる場合があります。RealSystem Administratorでは、OnYes、またはEnabledという選択肢は常にコンフィグレーションファイルの1またはTrueに対応し、OffNo、またはDisabledは常に0またはFalseに対応します。コンフィグレーションファイル内では、1またはTrueを使って肯定状態を表わし、0またはFalseで否定状態を表わすことができます。

たとえば、<Var PlusOnly="True"/><Var PlusOnly="1"/>は、等価の文です。

コンフィグレーションファイルの要素

アドストリーミング

アドストリーミング機能の設定の要素は、ここではリストしません。アドストリーミング機能は、RealSystem Administratorによってのみ設定できるように設計されているからです。アドストリーミングの要素は、コンフィグレーションファイルのFSMountセクション内に現われます。アドストリーミングについては、第20章「対象別アドのストリーミング」で説明しています。

アクセス制御

(RealServerのコンテンツへのアクセスを、リクエストを要求したクライアントのIPアドレスによって制限することについては、第14章「RealServerへのアクセス制限」で説明しています。アクセスを制限する個々のアドレスまたはアドレス範囲ごとに、固有の番号を持ったリストを作成します。番号は任意の長さにできますが、後でリストを追加する場合に備えて、2桁以上の数字にすることを推奨します。複数桁にすれば、新しいリストを既存のリストの間に挿入できます。

各リストはルールと呼ばれます。ルールは番号順に処理されます。RealServerはルールのリストを検索して、最初にアドレスと一致したルールを見つけ出します。RealServerは番号順にルールのリストを探索するため、最も広いカテゴリを先頭に置きます。

各リスト内では、AccessTransportToFrom、およびPortsという名前のリストが設定に使われます。

アクセス制御の設定の要素 
要素 説明
<List Name="AccessControl">
<List Name="100">
<Var Access="Allow"/> アクセスが許可されるか拒否されるかを示します。AllowまたはDenyに設定します。
<Var Transport="TCP"/> アクセスに使われる伝送方式。このリストの選択肢はTCPだけです。
<Var To="127.0.0.1"/> ホストRealServerまたはホスティングマシンのネットワークカードのアドレス。特定のアドレスまたはAnyを使います。(RealSystem Administrator内では、これはServer IP Addressとして表示されます。)
<Var From="any"/> アクセスを制限するクライアントコンピュータのアドレス。特定のアドレスまたはAnyを使います。IPアドレスの範囲を指定するには、IPアドレスの後にコロンを置いて完全なサブネットマスクを記述するか、IPアドレスの後にスラッシュ記号を置いてサブネットマスクのバイト数を記述します。たとえば、From変数の172.16.3.0:255.255.255.0172.16.3.0/24は等価の値になります。どちらも、172.16.3.0〜172.16.3.254の範囲のアドレスを示しています。(RealSystem Administrator内では、これはClient IP Addressとして表示されます。)
<List Name="Ports"> アクセスを制限するポートのリスト。
<Var Port_01="554"/> ポート番号は、RTSPPortHTTPPort、およびエンコーダリストによって使われるポート値など、RealServerが他の機能に対して使っているポート番号と一致していなければなりません。
<Var Port_02="4040"/>
<Var Port_03="5050"/>
<Var Port_04="7070"/>
<Var Port_05="8080"/>
<Var Port_06="9090"/>
</List>
</List>
</List>

許可

このセクションの設定は、許可プラグインを参照します。許可プラグインについては、第14章「RealServerへのアクセス制限」で説明しています。

ClientConnectionsMaxBandwidthの両方に値を設定した場合、RealServerは、先に達した方のしきい値にアクセスを制限します。

ValidPlayerOnlyOnに設定した場合、RealNetworks RealPlayer version 5.0またはRealNetworks RealPlayer G2以外のすべてのクライアントには、最新バージョンのRealPlayerにアップグレードするように指示するメッセージが送信されます。Offに設定した場合は、すべてのクライアントがすべてのクリップを受信できます。Basic ServerおよびBasic Server Plusでは、これはOnに設定されており、変更できません。

許可の設定の要素 
要素 説明
<Var ClientConnections="25"/> 同時に使用できる接続の数を制限します。ライセンス内にあるストリーム数以下でなければなりません。範囲は132767です。省略するか、0に設定した場合、RealServerはライセンス内にある数を使います。
<Var MaxBandwidth=”64”/> RealServerによって使われる帯域幅を制限します。値は、キロビット / 秒単位で指定します。デフォルト値は0であり、これは、ライセンスによって許可される最大の接続数を使うことを意味します。

<Var ValidPlayersOnly="True"/>
RealPlayer version 5.0とRealPlayer G2だけがコンテンツにアクセスすることを許可します。他のクライアントがコンテンツの画像や音の再生を試みた場合は、最新バージョンのRealPlayerにアップグレードすることを指示するメッセージが表示されます。ValidPlayerOnlyOffに設定した場合は、 すべてのクライアントがすべてのクリップを受信できます。Basic ServerおよびBasic Server Plusでは、これはOnに設定されており、変更できません。

<Var MinPlayerProtocol=”0”/>

プロトコル番号によってアクセスを制限します。MinPlayerProtocolには以下のいずれかの値を使います:
0 すべてのクライアントが接続を許可されます
4 RealAudio Player 1.0およびそれ以降のバージョンが接続できます
7 RealAudio Player 2.0およびそれ以降のバージョンが接続できます
8 RealAudio Player 3.0およびそれ以降のバージョンが接続できます
10 RealPlayer 4.0およびそれ以降のバージョンが接続できます


<Var PlusOnly=”False”/>
PlusOnlyTrueに設定した場合は、RealPlayer Plusだけがコンテンツを再生できます。

認証とコマース

認証については、第15章「RealServerユーザの認証」で説明しています。

認証レルム

レルムは、ユーザのグループと使用するプロトコルとを関連付けて、ユーザのグループが認証されているかどうかを検証する方法です。

AuthenticationRealmsのサブリストごとに、別のレルムに対するプロパティが提供されます。どのレルムも名前(Realm変数によって識別される)とリストを持っており、リストはそのレルムで使われる認証のタイプを識別します。選択した認証タイプによって、サブリスト内で必要な変数が異なります(表「AuthenticationRealmsのPluginIDの設定」を参照してください)。RealServerがWindows NTシステムにインストールされている場合はNT認証機能を利用することができ、許可されたユーザのリストを使うようにRealServerに指示することができます。

認証レルムの設定の要素 
要素 説明
<List Name="AuthenticationRealms">
<List Name="SecureAdmin"> レルム。
<Var Realm="AdminRealm"/> このレルムの名前。CommerceRules内のリストとFSMountリストが、これを参照できます。
<List Name="NTLMAuthenticator"> このレルムで使われる認証についてのユーザ定義の説明。レルムごとに1タイプの認証だけが使えます。
<Var PluginID="rn-auth-sspi"/> 認証を実行するプラグイン。オプションのリストについては、以下の表「AuthenticationRealmsのPluginIDの設定」を参照してください。
<Var Provider="NTLM"/>
<Var Group="Administrators"/> アクセスを許可されるメンバーが所属している、NT管理者定義のユーザグループ名。この例では、“Administrators”グループのメンバーだけが、このレルムによって制御されるコンテンツの表示を許可されます。
</List>
</List>
<List Name="SecureEncoder"> レルム。
<Var Realm="EncoderRealm"/> このセクションの、前の説明を参照してください。
<List Name="RN5Authenticator"> このレルムで使われる認証についてのユーザ定義の説明。レルムごとに1タイプの認証だけが使えます。
<Var PluginID="rn-auth-rn5"/> 認証を実行するプラグイン。オプションのリストについては、以下の表「AuthenticationRealmsのPluginIDの設定」を参照してください。
<Var DatabaseID=
"Encoder_RN5"/>
認証データをどのデータベース内で検索するかを識別します。Databasesリスト内のリスト名を参照します。
</List>
</List>
<List Name="SecureContent"> レルム。
<Var Realm="ContentRealm"/> このセクションの、前の説明を参照してください。
<List Name="NTLMAuthenticator"> このレルムで使われる認証についてのユーザ定義の説明。レルムごとに1タイプの認証だけが使えます。
<Var PluginID="rn-auth-sspi"/> 認証を実行するプラグイン。オプションのリストについては、以下の表「AuthenticationRealmsのPluginIDの設定」を参照してください。
<Var Provider="NTLM"/> このセクショの、前の説明を参照してください。
</List>
</List>
</List>

AuthenticationRealmsのPluginIDの設定
PluginIDの値 認証プロトコル 関連する変数
rn-auth-basic Basic DatabaseID(必須)
rn-auth-rn5 RN5 DatabaseID(必須)
rn-auth-sspi Windows NTLM チャレンジ / レスポンス Provider(必須)、Group(オプション)

コマースルールリスト

コマースルールリストは、URLの一部を認証と関連付けます。RealServerがURLを調べてリクエストを処理するプラグインを決定するときには、URLの各セクションとProtectedVirtualPathとを比較します。一致するものがあった場合、RealServerはリスト内の他の情報を調べて、どのレルムがコンテンツを保護し、どのデータベースがパーミッション(もしあれば)をリストしているかを判断します。

SecureContent内の各サブリストは、マウントポイントを情報と関連付けます。RealSystem Administratorに対するマウントポイントが、ここに進む必要はありません。

サブリストを伴って使われる変数は、ProtectedVirtualPathRealmUseGUIDValidationEvaluatePermissionsAllowDuplicateIDs、およびDatabaseIDです。RealmまたはUseGUIDValidationは、どちらか一方を使います。

コマースルールの設定の要素 
要素 説明
<List Name="CommerceRules">
<List Name="SecureContent">
<Var ProtectedVirtualPath="/secure"/> URL内で使われ、RealServerに認証されることを希望するマウントパス、仮想ディレクトリ、または実ディレクトリの名前。
<Var Realm="ContentRealm"/> これは、AuthenticationRealmsリスト内のレルム名を指しており、ユーザ認証をセットアップします。UseGUIDValidationも使用している場合は、これを使わないでください。
<Var EvaluatePermissions="True"/> パーミッションリストを参照するのか、すべてのコンテンツへのアクセスを許可するのかをRealServerに指示します。
<Var DatabaseID="Content_RN5"/> Databasesリスト内のデータベース識別子を指しています。
<Var AllowDuplicateIDs=”False”/> すでにログオンしているユーザが、別の場所にログオンできるかどうかを決定します。Falseに設定した場合、同じアカウントまたはplayer IDを使ってログオンしようとしたユーザは、「Your account is locked」というエラーメッセージを受け取ります。
</List>
<List Name="SecureLiveContent">
<Var ProtectedVirtualPath=
"/encoder/secure"/>
URL内で使われ、RealServerに認証されることを希望するマウントパス、仮想ディレクトリ、または実ディレクトリの名前。
<Var UseGUIDValidation="True"/> プレイヤ認証をセットアップします。クライアントのIDは収集しますが、ユーザ名は収集しません。Realmを使用している場合は、これを使わないでください。
<Var EvaluatePermissions="True"/> このセクションの、前の説明を参照してください。
<Var DatabaseID="Content_RN5"/> Databasesリスト内のデータベース識別子を指しています。
<Var AllowDuplicateIDs=”True”/> このセクションの、前の説明を参照してください。
</List>
</List>

プレイヤ認証

プレイヤ認証で、クライアントは、自分が登録されていることを示す特別な文字列をRealServerに送ります。GUIDRegistrationPrefixesリストは、その特別な文字列(GUIDRegistrationPrefix変数)と、プレイヤのIDを保存するデータベースを識別します。この文字列は、Webページ上のリンクに組み込まなければなりません。

サブリストごとに、GUIDRegistrationPrefixDatabaseIDという2つの変数が必要です。

プレイヤ認証の設定の要素 
要素 説明
<List Name="GUIDRegistrationPrefixes">
<List Name="FirstDatabase">
<Var GUIDRegistrationPrefix="register1"/> 登録時にクライアントに要求された文字列。任意の文字と数字を組み合わせた任意の一語にすることができます。GUIDRegistrationPrefixesリスト内で固有でなければなりません。
<Var DatabaseID="Content_RN5"/> Databasesリストの、このタイプのデータを保存するデータベース名。
</List>
<List Name="SecondDatabase">
<Var GUIDRegistrationPrefix=
"register2"/>
登録時にクライアントに要求された文字列。任意の文字と数字を組み合わせた任意の一語にすることができます。GUIDRegistrationPrefixesリスト内で固有でなければなりません。
<Var DatabaseID="Content_ODBC"/> Databasesリストの、このタイプのデータを保存するデータベース名。
</List>
</List>

データベースリスト

データベースリストは、認証のタイプごとに利用可能なデータベースのマスタ-リストです。データベースには、認証されたユーザのユーザ名とパスワードが保存されています。

リスト内では、サブリストによってデータベースプラグインと場所情報とが関連付けられています。

ここに示す例では、PluginIDは常にrn-db-flatfileに設定されます。rn-db-flatfileに関連した変数は1つしかありませんが、PluginIDの他の値には別の変数が必要です。表「データベースのPluginIDの設定」を参照してください。

データベースの設定の要素 
要素 説明
<List Name="Databases">
<List Name="Admin_Basic"> RealSystem Administratorのユーザ認証についてのデータベース情報。
<Var PluginID="rn-db-flatfile"/> データベースと対話するプラグインの名前。オプションのリストについては、表「データベースのPluginIDの設定」を参照してください。
<Var Path="C:\Program Files\Real
\RealServer\adm_b_db"/>
データベースファイルが保存されている、または保存される予定の場所。
</List>
<List Name="Encoder_RN5"> エンコーダ認証についてのデータベース情報。
<Var PluginID="rn-db-flatfile"/> 上記と同様。
<Var Path="C:\Program Files\Real\RealServer
\enc_r_db"/>
上記と同様。
</List>
<List Name="Content_RN5"> ライブおよびオンデマンドのユーザ認証についてのデータベース情報。
<Var PluginID="rn-db-flatfile"/> 上記と同様。
<Var Path="C:\Program Files\Real\RealServer
\con_r_db"/>
上記と同様。
</List>
<List Name="PlayerContent"> プレイヤ認証についてのデータベース情報。
<Var PluginID="rn-db-flatfile"/> 上記と同様。
<Var Path="c:\Program Files\Real
\RealServer\con_p_db"/>
上記と同様。
</List>
</List>

以下の表に、データ保存方式ごとの必須の変数を示します。

データベースのPluginIDの設定 
データ保存方式 PluginIDの値 関連する変数
テキストファイル rn-db-flatfile Path(必須)
MSQLデータベース rn-db-msql Name(必須)(RealSystem Administrator内ではDatabase Nameと呼ばれます。)
Password(オプション)
TableNamePrefix(オプション)
Hostname(オプション)
User(オプション)(RealSystem Administrator内ではUser Nameと呼ばれます。)
ODBC対応データベース rn-db-odbc Name(必須)(RealSystem Administrator内ではDatabase Nameと呼ばれます。)
Password(オプション)
TableNamePrefix(オプション)
User(オプション)(RealSystem Administrator内ではUser Nameと呼ばれます。)
RealServer5.0で使うために作成されたサードパーティ製のデータ保存プラグイン rn-db-wrapper PathToDBPlugin(必須)
DBName(必須)(RealSystem Administrator内ではDatabase Nameと呼ばれます。)
DBLoginUsername(オプション)
DBLoginPassword(オプション)

データ保存方式ごとに、異なる変数が必要です。以下の表に、各変数の意味を示します。

データ保存変数 
変数 目的
<Var DBLoginName="name"/> データベースアプリケーションによって要求される名前。
<Var DBLoginPassword=
"
password"/>
データベースアプリケーションによって要求されるパスワード。
<Var DBName="path"/> テキストファイル保存方式を使う場合、pathはメインのテキストファイル保存ディレクトリの場所です。その他の方式を使う場合は、pathは、プラグインの名前または場所です。使用しているプラグインのドキュメントを参照してください。
<Var HostName="address"/> データベースが保存されているコンピュータのIPアドレスまたはDNS名。
<Var Name="name"/> データベースアプリケーションによって要求される名前。
<Var Password="password"/> データベースアプリケーションによって要求されるパスワード。
<Var Path="path"/> メインのテキストファイル保存ディレクトリへのパス。
<Var PathToDBPlugin="path"/> プラグインの場所。
<Var TableNamePrefix="prefix"/> フィールド名を固有なものにするために、既存のデータベースに付加する接頭部。
<Var User="name"/> データベースアプリケーションによって要求される名前。

保護コンテンツ

FSMountリスト内では、認証に関連するセクションが1つあります。このセクションは、ShortNameMountPoint、およびBasePathという3つの変数を使います。

保護の設定の要素 
要素 説明
<List Name="RealSystem Secure Content"> このファイルシステムは、保護コンテンツを配信します。
<Var ShortName="pn-local"/> ローカルファイルシステムプラグインのショートネーム。を参照してください。「ShortName変数」
<Var MountPoint="/secure/"> 認証されたコンテンツはすべて、このマウントポイントを使います。
<Var BasePath="C:\Program Files\Real
\RealServer\Secure"/>
認証されたコンテンツの場所。
</List>

キャッシング

このセクションにより、クライアントに代わってメディアキャッシュがストリームをリクエストし、それをキャッシュすることができます。キャッシングについては、第8章「高度な機能」で説明しています。

メディアキャッシュを選択的にブロックして、ユーザのコンテンツをリクエストしないようにするには、そのメディアキャッシュのIPアドレスをAccessControlリストに追加します。IPアドレスを指定するほか、アクセスが拒否されるポート番号も指定します(通常は7802)。

メディアキャッシュリクエストをすべてブロックするには、TSEnableFalseに設定します。

キャッシュリクエストのロギングを無効にするには、TSLog変数を0に設定します。

キャッシュの設定の要素 
要素 説明
<Var TSEnable="True"/> メディアキャッシュがRealServerにコンテンツをリクエストして、ストリーミング配信されたそのコンテンツをキャッシュすることを許可します(Trueに設定した場合)。(RealSystem Administrator内では、これはCache Requestsで変更します。)
<Var TSPort="7802"/> メディアキャッシュがRealServerにリクエストを送信するときに使うポート番号。メディアキャッシュからのリクエストを拒否する場合以外は、これを変更しないでください。(RealSystem Administrator内では、これはCache Portで変更します。)
<Var TSLog="True"/> メディアキャッシュによって作成されたリクエストのロギングをオンにします。(これは、RealSystem Administrator内には表示されません。)
<Var TSLogPath="C:\Program Files
\Real\RealServer\Logs\cache.log"/>
キャッシュリクエストログのパスとファイル名。デフォルトの場所はLogsディレクトリであり、デフォルトの名前はcache.logです。(RealSystem Administrator内では、これはCache Log Pathで変更します。)
<List Name="NoCacheDir"> メディアキャッシュの対象にしないコンテンツを含むディレクトリのリスト。NoCacheDirリストに含まれるマテリアルを要求するリクエストを受信した場合、RealServerは、キャッシュしてから再送する代わりに、クライアントにファイルを直接ストリーミング配信します。RealServerは、通常どおりアクセスログに処理を記録し、キャッシュ済リクエストログファイルにはダウンロードサイズを0バイトとしてレポートします。
<Var Directory_01="/nocache1/"/> 制限するディレクトリごとに、別のDirectory変数を作成します。各ディレクトリは、フォワードスラッシュで開始および終了していなければなりません。
<Var Directory_02="/nocache2/"/>
</List>

エンコーダ

FSMountセクションには以下の両方のエンコーディングリストが現れます。

G2エンコーダ

G2エンコーダとそれ以前のバージョンのエンコーダからのストリームの受信については、第11章「ライブプレゼンテーションのユニキャスト」で説明しています。このリストでは、 ShortNameMountPointPort、およびEncoderRealm変数が使われます。

他のプラグインとは異なり、エンコーダリストは複数のマウントポイントを持つことができません。

RealSystem G2エンコーダの設定の要素 
要素 説明
<List Name="RealSystem G2 Encoders">
<Var ShortName="pn-encoder"/> G2ライブエンコーダプラグインのショートネーム。値については、表「プラグイン名」を参照してください。
<Var MountPoint="/encoder/"/> リクエストのタイプを示すURLの一部と、リクエストを処理するファイルシステム。
<Var Port="4040"/> G2エンコーダがライブストリームを送信するポート。デフォルト値は4040です。
<Var EncoderRealm=”EncoderRealm”/> 認証プロトコルとデータベースのリスト。AuthenticationRealmsリストを参照してください。
</List>

RealSystem G2以前のエンコーダ

RealEncoderおよびRealPublisher version 5.0以前などのエンコーダのリストでは、ShortNameMountPointPortRealm、およびPassword変数を使います。

他のプラグインとは異なり、エンコーダリストは複数のマウントポイントを持つことができません。

RealSystem G2以前のエンコーダの設定の要素 
要素 説明
<List Name="Pre-RealSystem G2 Encoders">
<Var ShortName="pn-live3"> 5.0およびそれ以前のライブエンコーダプラグインのショートネーム。値については、表「プラグイン名」を参照してください。
<Var MountPoint="/live/"/> リクエストのタイプを示すURLの一部と、リクエストを処理するファイルシステム。
<Var Port="5050"/> 以前のエンコーダがライブストリームを送信するポート。デフォルト値は5050です。
<Var Password=”letmein”/> RealServerに接続するためにエンコーダによって使われるパスワード。
</List>

ファイルシステム(FSMount)

FSMountセクションは、使用中のファイルシステムプラグインで、設定可能なものすべての名前を提供します。プラグイン自体は、PluginDirectory変数によって示されるディレクトリに保存されています。

RealServerのリクエストはすべて、プラグインによって処理されます。プラグインは、使用可能な機能を制御します。モジュール方式のプラグイン設計とは、新しい機能をプログラミングして、既存のプラグインと容易に置き換えできることを意味します。新しいプラグインには、異なるリスト配列と変数が必要になる可能性があります。この情報は、プラグインの開発者に問い合わせてください。

追加情報
RealSystem G2 SDK Developer's Guide では、開発者に共通イン ターフェースを提供しています。このインターフェースを使え ば、RealSystem G2を拡張およびカスタマイズして新しいデータ タイプでストリーミング配信したり、新しいクライアントを作成 したり、新しいプラグインを構築することによってRealServer をカスタマイズしたりできます。

FSMountリストにはいくつかの機能が記述されますが、この付録では、それらの機能についてはそれぞれのセクションで示しています。そのような機能には、以下のものがあります。

ShortName変数

FSMount内の各リストは、プラグインのショートネームを提供します。ショートネームは、プラグインファイル自体にも保存されており、これによってRealServerは、使うべき正しいファイルを識別します。RealServerにプラグインを追加するには、FSMountセクション内で使う名前を知っていなければなりません。この名前は、プラグインの開発者によって提供されます。ショートネームは、各ファイルシステムリスト内のShortName変数によって参照されます。

プラグイン名 

ローカルファイルシステム

ローカルファイルシステムは、ストリーミング配信されるほとんどすべてのメディアコンテンツに対するリクエストを処理しますが、これについては第3章「概要」で説明しています。RealSystem Administratorでは、このセクションはMount Pointsのページで設定します。

ローカルファイルシステムは、静的なメディアクリップを要求するリクエストを処理します。ローカルファイルシステムは、ShortName、MountPoint、およびBasePath変数を使います。

クリップが複数のディスクドライブに保存されている場合は、それぞれが独自のマウントポイントを持つローカルファイルシステムのリストを複数追加します。リスト名は固有でなければなりません。

ローカルファイルシステムの設定の要素
要素 説明
<List Name="RealSystem Content"> このリストをメインのコンテンツリストとして識別します。
<Var ShortName="pn-local"/> ショートネームは、このマウントポイントに送られたリクエストを処理するファイルシステムを示します。
<Var MountPoint="/"/> メインのコンテンツ用のマウントポイントは、/に設定されます。これは、ローカルファイルシステムによって処理されるクリップに対するURL内には、これ以上の情報を指定する必要がないことを意味します。
<Var BasePath="C:\Program Files\Real
\RealServer\Content"/>
BasePathは、RealServerディレクトリのContentサブディレクトリをデフォルトとして指定します。このディレクトリは、インストール時に作成されたContentディレクトリを参照します。URL内で参照するディレクトリはすべて、このディレクトリに関連します。
</List>

HTTPのサポート

HTTPDeliverableHTTPPostableという2つのリストが、HTTPを介して送受信情報を参照します。

HTTPDeliverable

この機能は、HTTPを介して、その中に含まれているコンテンツをストリーミング配信できるマウントポイント、仮想ディレクトリ、またはディレクトリを示します。これについては、第14章「RealServerへのアクセス制限」で説明しています。

Path変数は、HTTPを介してコンテンツをストリーミング配信できる仮想ディレクトリの名前を提供します。このリストに、以下のマウントポイントがあることを確認してください。

HTTPPostable

上記に説明したリストと同様に、HTTPPostableリストは、仮想ディレクトリがクライアントからデータを受信できるようにします。

Path変数は、HTTPを介して、その中に含まれているコンテンツをストリーミング配信できる仮想ディレクトリの名前を提供します。

このリストの項目はscalableだけであり、マルチキャスト機能がクライアントの統計情報を送信するように設定されている場合(SendClientStatistics="True")にのみこれを指定する必要があります。

RealSystem Administratorにはこのリストを直接設定する方法はありませんが、RealSystem Administratorを使ってSend Client Statisticsを選択すると、RealSystem Administratorがこのリストを自動的に作成します。

HTTP Postableの設定の要素 
要素 説明
<List Name="HTTPPostable">
<Var Path_0="/scalable"/> Path変数は、クライアントがHTTPを介してデータをそこに送信できるマウントポイント、ディレクトリ、または仮想ディレクトリの名前を提供します。

</List>

ISPホスティング

ISPHostingリストには、TranslationMounts(1つまたは複数のリストを含む)とUserListsという他のリストが2つ含まれています。変数は、MountPointUserPath、およびFileです。ISPホスティングの設定については、第17章「ISPホスティング」で説明しています。

ISPホスティングのシナリオでは、特殊なベースパスが必要になることが頻繁にあります。そのため、FSMountリストにマウントポイントを追加作成する必要があります。このセクションで、その例を示します。

RealServerがホスティングされているメディアを検索する場所は、以下の4つの項目によって制御されます。

  1. ユーザリストファイル内では、/path/がユーザをグループ化します。コンフィグレーションファイルでは、UserPathが/path/またはその一部と同じ値を持っています。

  2. TranslationMountsリスト(ISPHostingリストの)内では、UserPathMountPoint変数に関連しています。

  3. TranslationMountsリストのMountPoint変数は、コンフィグレーションファイル内のFSMountセクションのMountPoint変数と一致しています。

  4. FSMountリストのMountPoint変数は、BasePath変数と関連しています。BasePathによって表示されるディレクトリは、ユーザディレクトリが配置される場所です。

ユーザリストファイル内の/path/値は、関連する要素のこのようなパスを通じて、最終的にベースパスに関連付けられます。

ISPホスティングの設定の要素 
要素 説明
<List Name="ISPHosting">
<List Name="TranslationMounts"> マウント変換セクション。
<List Name="ISP Content (Washington
users)">
このサブリストの説明。
<Var MountPoint="/wa_isp/"/> UserPathに関連したマウントポイント。
<Var UserPath="/wa/"/> UserPathは、ユーザリストファイルの/path/と同じ値です。
</List>
<List Name="ISP Content (Oregon users)">
<Var MountPoint="/or/"/>
<Var UserPath="/or/"/>
</List>
上記と同様。
<List Name="ISP Content (Idaho users)">
<Var MountPoint="/id_isp/"/>
<Var UserPath="/id/"/>
</List>
</List>
上記と同様。
<List Name="UserLists">
<Var File1="c:\accounts\commercial
\local.txt"/>
ユーザリストファイルの場所。RealServerは、コンフィグレーションファイルに現れた順序でユーザリストをロードします。複数のリストに同じユーザ名が現れた場合、RealServerは最後のユーザリストの設定を使います。
<Var File2=”c:\accounts\commercial
\remote.”/>
<Var File3="c:\accounts\personal
\local.txt"/>
</List>
</List>

オプションとしてFSMountセクションに特別なマウントポイントを作成できますが、これは一般的に行われています。

ISPホスティングのFSMountの設定の要素(オプション) 
要素 説明
<List Name=”FSMount”>
...other mount points...
<List Name="ISP Mount Points--Washington">
<Var ShortName="pn-local"/>
<Var MountPoint="/wa/"/>
<Var BasePath="C:\UserAccounts"/>
</List>
これらのセクションでは、/wa//or/、および/id/マウントポイントをC:\UserAccountsディレクトリにマップしています。
<List Name="ISP Mount Points--Oregon">
<Var ShortName="pn-local"/>
<Var MountPoint="/or/"/>
<Var BasePath="C:\UserAccounts"/>
</List>
<List Name="ISP Mount Points--Idaho">
<Var ShortName="pn-local"/>
<Var MountPoint="/id/"/>
<Var BasePath="C:\UserAccounts"/>
</List>
...other mount points...
</List>

RealServerがユーザのコンテンツを検索する方法(アカウントベースのホスティング)

RealServerでは、URL、ユーザリストファイル、およびコンフィグレーションファイルを組み合わせて、ユーザファイルを検索する場所を決定します。

このセクションでは、ISPホスティングが使われている場合に、RealServerがすべてのリクエストをどのように処理するかについて説明します。

  1. コンテンツを要求するリクエストを受信すると、RealServerはチルダ(~)の後ろのアカウント名を確認します。

  2. ユーザリスト内でそれと一致するアカウント情報を探します。

    ユーザリストに個々のアカウント名が含まれている場合は、RealServerはこれらを検索して一致するものを見つけます。完全に一致するものが見つからない場合は、一般的なアカウント情報が使われます。

  3. 一致するもの(または一般的な情報)が見つかると、/path/値が確認されます。/path/情報は、コンフィグレーションファイルのUserPath変数と一致します。これは物理的なパスではありません。このパスは次の手順でのみ使われ、ユーザアカウント名を論理的にグループ化する手段として利用されます。

  4. RealServerは、/path/情報を使ってコンフィグレーションファイルのISPHostingリストに進み、そこにあるTranslationMountsリストの中で一致するUserPathを探します。一致するものが見つかると、RealServerは同じリスト内で検索したMountPointを記録します。このようにして、論理パスがファイルシステムに変換されます。

  5. 次に、RealServerはFSMountリスト内で、マウントポイントがISPHostingリストのMountPointと一致するファイルシステムを検索します。該当するマウントポイントが見つかると、RealServerはそれに関連したBasePathを認識します。

  6. メディアはBasePathに関連したディレクトリに存在しています。

通常、ユーザのコンテンツは、特別なISPホスティングマウントポイントとベースパスにマップされています。ユーザディレクトリは、そのベースパスの下に配置されています。

以下の例では、アメリカ北西部のISPはユーザを地理上の位置によって分割しています。

例 - ユーザリストファイル

以下のユーザリストファイルは、WAおよびORグループのユーザをグループ化し、他のすべてのユーザをIDパス内で検索するようにRealServerに指示しています。

UserList [

URLの例:

{chris, /wa/canderson/, 0, 5},

rtsp://server.company.com/~chris/file.rm

{lee, /or/ladams/, 0, 5},

rtsp://server.company.com/~lee/file.rm

{pat, /wa/pbrown/, 0, 5},

rtsp://server.company.com/~pat/file.rm

{sandy, /or/schu/, 0, 5},

rtsp://server.company.com/~sandy/file.rm

{~*, /id/, 0, 5} rtsp://server.company.com/~username/file.rm
]

例 - ISPHostingセクション

コンフィグレーションファイルのISPHostingセクションは、UserPathsをマウントポイントにマップします。以下の例では、TranslationMountsセクション内の各リストが、各ユーザパスの一部を自分のマウントポイントにマップしています。

<List Name="ISPHosting">
<List Name="TranslationMounts">
<List Name="Washington Users">
<Var MountPoint="/wa_isp/"/>
<Var UserPath="/wa/"/>
</List>
<List Name="Oregon Users">
<Var MountPoint="/or_isp/"/>
<Var UserPath="/or/"/>
</List>
<List Name="Idaho Users">
<Var MountPoint="/id_isp/"/>
<Var UserPath="/id/"/>
</List>
</List>
<List Name="UserLists">
<Var File="c:\users\userlist1.txt"/>
</List>
</List>

例 - FSMountセクション

この例では、FSMountセクションはISPユーザの各グループに同じファイルシステムのpn-localを使っています。


<List Name=”FSMount”>
...other mount points...
<List Name="ISP Content (Washington users)">
<Var ShortName="pn-local"/>
<Var MountPoint="/wa_isp/"/>
<Var BasePath="c:\home\washington"/>
</List>
<List Name="ISP Content (Oregon users)">
<Var ShortName="pn-local"/>
<Var MountPoint="/or_isp/"/>
<Var BasePath="c:\home\oregon"/>
</List>
<List Name="ISP Content (Idaho users)">
<Var ShortName="pn-local"/>
<Var MountPoint="/id_isp/"/>
<Var BasePath="c:\home\idaho"/>
</List>
...other mount points...
</List>

例 - ユーザディレクトリ

ユーザディレクトリは、アカウントのベースとなっている州に従って、以下のディレクトリの下に保存されます。


C:\home\washington\canderson
C:\home\washington\pbrown
C:\home\oregon\ladams
C:\home\oregon\schu
C:\home\idaho\alex
C:\home\idaho\sam
C:\home\idaho\tracy

メモ
ユーザのコンテンツが保存される実際のディレクトリは、ユー ザリストファイルに表示される/path/とは異なることに注意し てください。/path/情報は、実際にはユーザをグループ化する 方式の1つです。

RealServerがユーザのコンテンツを検索する方法(専用ホスティング)

ISPホスティング専用のRealServer上では、ファイル検索のプロセスが多少異なります。

  1. コンテンツを要求するリクエストを受信すると、RealServerはURL内のディレクトリを確認します。ユーザリストファイル内のnumberによって示される数のディレクトリを使います。

  2. RealServerは、ユーザリスト内の/path/情報を使ってコンフィグレーションファイルのISPHostingリストに進み、そこにあるTranslationMountsリストの中で一致するUserPathを探します。一致するものが見つかると(一致する可能性のあるもので最大のものを探す)、RealServerは同じリスト内で検索されたMountPointを記録します。このようにして、論理パスがファイルシステムに変換されます。

  3. 次に、RealServerはFSMountリスト内で、マウントポイントがISPHostingリストのMountPointと一致するファイルシステムを検索します。該当するマウントポイントが見つかると、RealServerはそれに関連したBasePathを認識します。

  4. メディアはBasePathに関連したディレクトリに存在しています。

通常、ユーザのコンテンツは、特別なISPホスティングマウントポイントとベースパスにマップされています。ユーザディレクトリは、そのベースパスの下に配置されています。

IPバインディング

RealServerを使う場合に備えて特定のアドレスを確保しておく機能については、第8章「高度な機能」で説明しています。このリストは、変数を番号順に使います。たとえば、Address_01Address_02のような順序です。RealServer用に確保しておくIPアドレスごとに、変数を1つ使います。各変数に、RealServerのIPアドレスまたはDNS名を使います。ただし、IPアドレスを使えばRealServerはさらに効率的になります。

RealServerは、指定されたアドレスのみにバインドします。ローカルホストにはバインドしません。

IPBindingリストの変数に値を指定しない場合、RealServerはホストのIPアドレスとローカルホストにバインドします。その他にはバインドしません。

IPバインディングリストの設定の要素 
要素 説明
<List Name="IPBindings">
<Var Address_01="0.0.0.0"/> 各変数は、RealServerによって使われる場合に備えて確保しておくアドレスを提供します。すべてのアドレスを確保するには、アドレス変数を0.0.0.0に設定し、リストのその他のアドレス変数をすべて除去します。IPアドレスまたはDNS名を使えますが、IPアドレスを使えばRealServerはさらに効率的になります。

</List>

ライブアーカイブ

ライブアーカイブ機能については、第11章「ライブプレゼンテーションのユニキャスト」で説明しています。

アーカイブするライブストリームの仮想ディレクトリごとに、リストを作成します。リストは、仮想ディレクトリと同じ名前でなければなりません。メインのコンテンツディレクトリに到着したすべてのストリームをアーカイブするには、アステリスク(*)を付けたリストを指定します。

ライブアーカイブが使用可能になっている場合、RealServerは到着したライブストリームをすべて調べて、ストリームの名前とコンフィグレーションファイルのリスト名とを比較します。着信ライブストリームの仮想パス名と一致する名前を持つリストが含まれていた場合、RealServerはそのファイルをアーカイブします。一致するリスト名が見つからなかった場合、RealServerはそのファイルをアーカイブしません。ファイルは、TargetDirectoryによって指定された場所にアーカイブされます。

各リストには、TargetDirectory(アーカイブされたストリームを保存する場所を示す)またはNoArchive(ストリームをアーカイブしてはならないことを示す)のいずれかが含まれていなければなりません。オプションの変数として、BandwidthNegotiation、FileSize、およびFileTimeがあります。

ライブアーカイブの設定の要素 
要素 説明
<List Name=”LiveArchive”>
<List Name=”*”> リスト名のアステリスクは、メインのコンテンツディレクトリを示します。
<Var TargetDirectory="/Archive"/> RealServerがアーカイブファイルを作成する場所のパス。デフォルトは、ContentディレクトリのArchiveサブディレクトリです。(RealSystem Administrator内では、これはDestination Pathと呼ばれます。)
<Var FileSize=”4”/> ライブストリームのアーカイブファイルをこのサイズで作成します。メガバイト単位で指定します。
FileTimeFileSizeの両方に値を指定した場合、RealServerは最初に達した値、つまり小さい方の値を制限として使います。ファイルサイズを制限しないでブロードキャスト全体を保存するには、FileTimeFileSizeの両方を省略します。
<Var BandwidthNegotiation=”True”/> RealSystem 5.0スタイルの帯域幅ネゴシエーションを使っていることを示します。
</List>
<List Name=”concerts”>
<Var TargetDirectory=”/Archive”/> このセクションの前の部分にある説明を参照してください。
<Var FileTime=1h”/> ライブブロードキャストのアーカイブファイルをこの長さのセグメントで作成します。形式はXdYhZmであり、Xは日数、Yは時間数、Zは分数です。dhmの順序で入力しなければなりません。FileSizeも参照してください。RealServerは、dhmの順序で構成されていることを要求します。そのため、サブセットを指定する場合は、正しい順序であるかどうかを確認してください。以下の表「FileTime値の例」を参照してください。
</List>
<List Name=”secure”>
<Var NoArchive=”True”/> Trueに設定すると、所定のディレクトリでのライブファイルのアーカイブが無効になります。
</List>

</List>

以下の表に、FileTime値の例を示します。

FileTime値の例
FileTime値 ファイルコンテンツの結果
30m 30分
1h 1時間
1h30m 1時間30分
1d1m 24時間と1分
1d1h 25時間(1日と1時間)
23h59m 23時間と59分
1d1h1m 25時間と1分

ロギング

ロギング機能とレポート機能については、第19章「レポート」で説明しています。アクセスログファイルとエラーログファイルの場所を制御する変数については、この章の「パス」で説明しています。

ロギングの設定の要素 
要素 説明
アクセスログ変数
<Var LoggingStyle="3"/> 配信されるクリップについてのデータをアクセスログにどれぐらい収集するかを決定します。

<Var StatsMask="0"/>
クライアントについてのデータをアクセスログにどれぐらい収集するかを決定します。

<Var DisableClientGUID="0"/>
クライアントの固有な識別子(“GUID”)を収集します。1に設定した場合は、すべてのクライアントGUIDを無視して、代わりに00000000-0000-0000-0000-000000000000を使います「クライアント識別子の省略」を参照してください。

<Var LogRollFrequency="4W"/>
指定された間隔ごとに、新しいアクセスログを作成します。間隔は、xDxW、またはxMの形式で示します。xは数字です。LogRollSizeも参照してください。たとえば、4Dはログファイル内に4日間分の情報を保存します。循環アクセスログの名前は、LogPathによって与えられるファイル名に基づいています。循環ログファイルの命名規則についての説明は、「ローリングしたログファイルの形式」を参照してください。

<Var LogRollSize="5"/>
指定されたファイルサイズに達した場合に、新しいアクセスログを作成します。メガバイト単位で指定します。LogRollFrequencyも参照してください。LogRollFrequencyLogRollSizeの両方を指定した場合、RealServerは、最初に制限に達した方の変数を使います。
エラーログ変数

<Var ErrorLogRollFrequency="1W"/>
指定された間隔ごとに、新しいエラーログを作成します。間隔は、xDxW、またはxMの形式で示します。xは数字です。LogRollSizeも参照してください。たとえば、4Dはログファイル内に4日間分の情報を保存します。循環アクセスログの名前は、ErrorLogPathによって与えられるファイル名に基づいています。循環ログファイルの命名規則についての説明は、「ローリングしたログファイルの形式」を参照してください。

<Var ErrorLogRollSize="3"/>
指定されたファイルサイズに達した場合に、新しいエラーログを作成します。メガバイト単位で指定します。ErrorLogRollFrequencyも参照してください。ErrorLogRollFrequencyErrorLogRollSizeの両方を指定した場合、RealServerは、最初に制限に達した方の変数を使います。

LogRollFrequency変数とLogRollSize変数を0に変更することよって、アクセスログファイルの循環が無効になります。ErrorLogRollFrequency変数とErrorLogRollSize変数を0に変更することによって、エラーログファイルの循環が無効になります。

MIMEタイプ

クリップとともに正しいMIMEタイプ情報を送信するようにRealServerをセットアップする方法については、第6章「RealServerの起動と停止」で説明しています。

MIMEタイプの設定の要素 
要素
<List Name="MimeTypes">
<List Name="audio/x-pn-realaudio">
<Var Extension_02="ram"/>
</List>
<List Name="image/gif">
<Var Extension_01="gif"/>
</List>
<List Name="image/jpg">
<Var Extension_01="jpg"/>
<Var Extension_02="jpeg"/>
</List>
<List Name="text/html">
<Var Extension_01="html"/>
<Var Extension_02="htm"/>
</List>
</List>

マルチキャスト

マルチキャストには、バックアップチャネルとスケーラブルという2つの使用可能な方式があります。マルチキャストの方式については、第13章「ライブプレゼンテーションの マルチキャスティング」で説明しています。どちらの方式でも、次のセクションで説明するSAP情報を送信できます。

SAP情報

SAPリストは、Session Announcement Protocolファイルについての情報を提供します。このファイルは、それを読み取るように設定されているプログラムに送信できます。詳細は、「マルチキャストの宣伝」を参照してください。

以下のリストに記載した情報のほか、各スケーラブルマルチキャストリストおよびバックアップチャネルマルチキャストリスト内のSAPファイルを送信するかどうかも指定します。SAPリストには、ListenAnnouncementSendAnnouncementEnabled、およびHostAddressという3つの変数が現れます。

SAPの設定の要素 
要素 説明
<List Name="SAP">
<Var ListenAnnouncement="True"/> RealServerが他のSAPファイルをリッスンするかどうかを指定します。
<Var SendAnnouncementEnabled="True"/> マルチキャストとともにSAPファイルを送信するかどうかを指定します。
<Var HostAddress="address"/> マルチキャストの配信元であるホストRealServerのアドレスです。
</List>

バックチャネルマルチキャスト

バックチャネルマルチキャストについては、180ページ「バックチャネルマルチキャスティング」で説明しています。

このリストに使われる設定は、EnabledAnnounceSAPAddressRangeDeliveryOnlyPNAPortRTSPPortResend、およびTTLです。

バックチャネルマルチキャストの設定の要素 
要素 説明
<List Name="Multicast"> バックチャネルマルチキャストセクション。
<Var Enabled="True"/> Trueは、バックチャネルマルチキャストが使用可能であることを示します。
<Var AnnounceSAP="True"/> SAPファイルを送信するかどうかを指定します。
<Var PNAPort="7070"/> RealServerがストリームを配信するクライアントのポート番号。デフォルト値は7070です。
<Var RTSPPort="554"/> RealServerがストリームを配信するクライアントのポート番号。デフォルト値は554です。
<Var TTL="16"/> ネットワーク上に配信されるマルチキャストパケットのTTL(Time to Live、生存時間)。
<Var Resend="True"/> クライアントからの、欠落したUDPパケットの再送を要求するリクエストを許可または拒否します。
<Var AddressRange="address-address"/> ストリームを送信するアドレスの範囲。形式はaddress-addressです。RealServerは、この範囲内で使用可能なアドレスの最初のものを使います。他のタイプのマルチキャストを使う場合は、アドレスの範囲が異なり、重なっていないことを確認します。マルチキャストストリームがSMILファイル内で参照される場合は、ストリームごとにアドレスが1つ必要です。
<Var DeliveryOnly="False"/> ControlListにリストされているクライアントが、RealServerからマルチキャスト伝送のみを受信することを要求します。DeliveryOnlyFalseの場合、ControlListのクライアントはマルチキャストとユニキャストの両方を受信することができます。デフォルト値はFalseです。(RealSystem Administrator内では、これはMulticast Delivery Onlyと呼ばれます。)
<List Name="ControlList"> ControlListリストは、マルチキャスト伝送の受信を要求されるクライアントのアドレスを提供します。(RealSystem Administrator内ではClient Access Listと呼ばれます。)
<List Name="100"> このリストのルール番号。ルール番号を選択する方法については、アクセス制御のドキュメントを参照してください。
<Var Allow="172.16.2.24:255.0.0.0"/> マルチキャスト伝送の受信を許可されるクライアントのアドレスとネットマスクをコロンで区切って指定します。AccessControlリストのFrom変数と同じ形式を使います。ControlListには、少なくとも必ず1つエントリがなければなりません。Allowのデフォルト値はAnyであり、これにより、すべてのクライアントがマルチキャストを受信できます。
</List>
<List Name="200">
<Var Allow="201.34.23.0:255.255.255.254/>
</List>
</List>
</List>

スケーラブルマルチキャスト

バックチャネルマルチキャストの設定とは異なり、スケーラブルマルチキャストの設定は、FSMountリスト内に配置されます。スケーラブルマルチキャストについては、「スケーラブルマルチキャスティング」で説明しています。

FSMountリスト内に配置されるスケーラブルマルチキャストは、以下の変数を使います。

  • AddressRange

  • MountPoint

  • ShortName

  • AnnounceSAP

  • Timeout

  • TTL

  • Enabled

  • PortRange

  • VirtualPath

オプションの変数には、ReuseAddressAlternateURLShiftToUnicastSendClientStatisticsWebServerAddress、WebServerPort、およびWebServerCGIPathがあります。

スケーラブルマルチキャストを使用可能にする仮想パスごとに、Sourcesリスト内にリストを1つ作成します。

必ずHTTPDeliverableリストにマウントポイントを追加します。

スケーラブルマルチキャストの設定の要素 
要素 説明
<List Name="Scalable Multicast">
<Var ShortName="pn-scalable"/> プラグインファイルのショートネームを提供します。
<Var MountPoint="/scalable/"/> スケーラブルマルチキャスト用のすべてのURL内で使われるマウントポイント。
<List Name=”Sources”/> このリスト内の各リストは、スケーラブルマルチキャストによってストリーミング配信される仮想ディレクトリを表わします。
<List Name=”Concerts”> このリストの名前。
<Var VirtualPath=”French”/> French仮想ディレクトリにエンコードされているライブストリームを、スケーラブルマルチキャストに利用できます。すべてのライブソースをスケーラブルマルチキャストで利用できるように指定するには、仮想パス名にアステリスク(*)を使います。
<Var Enabled="True"/> この仮想ディレクトリに対するスケーラブルマルチキャストを使用可能にします。
<Var ReuseAddress="True"/> 同じアドレスに、オーディオストリームとビデオストリームの両方を所定のビット送信速度で送信するようにRealServerに指示します。
<Var AddressRange=
"231.1.1.1-231.1.1.10"/>
ストリーミング配信するアドレスの範囲。RealServerは、この範囲内で使用可能なアドレスの最初のものを使います。
<Var PortRange="7300-7321"/> RealServerがマルチキャストストリームを送信できるポートの範囲。
<Var AnnounceSAP="True"/> このスケーラブルマルチキャスト用のSAPファイルを作成して送信するかどうかを指定します。
<Var TTL="16"/> ネットワーク上に配信されるマルチキャストパケットのTTL。
<Var Timeout="60"> クライアントが、停止するかAlternateURLアドレスを使うまでに、マルチキャストパケットを待つ秒数。
</List>
<List Name=”Live Concerts”> このリストの名前。
<Var VirtualPath=”Liveconcerts”/> このセクションの前の部分にある説明を参照してください。
<Var Enabled="True"/> このセクションの前の部分にある説明を参照してください。
<Var AddressRange=
"231.1.1.1-231.1.1.10"/>
このセクションの前の部分にある説明を参照してください。
<Var PortRange="7300-7320"/> このセクションの前の部分にある説明を参照してください。
<Var TTL="16"/> このセクションの前の部分にある説明を参照してください。
<Var Timeout="60"> このセクションの前の部分にある説明を参照してください。
<Var ShiftToUnicast="True"/> マルチキャストを受信できないクライアントがユニキャストを通じてプレゼンテーションを受信できるようにします。URLは、ユニキャストバージョンのストリームを参照するか、ブロードキャストについての情報を含むWebページを参照できます。
<Var AlternateURL="rtsp://myserver.com
:554/encoder/live.rm"/>
マルチキャストデータが受信されない場合にクライアントが切り替わる代替URL。
<Var SendClientStatistics="True"/> クライアントは、スケーラブルマルチキャストが終わったとき、またはユーザがプレゼンテーションを停止したときに、接続の統計情報を送信するように指示されます。
<Var WebServerAddress=192.12.12.1"/> クライアントの統計情報を受信するWebサーバまたはRealServerのアドレス。統計情報をRealServerマシンに送信するように指定していても、SendClientStatisticsTrueに設定されている場合は必ずこれを指定します。
<Var WebServerPort="9090"/> クライアントの統計情報を受信するWebサーバ上のポートまたはRealServer上のHTTPPort。統計情報をRealServerマシンに送信するように指定していても、SendClientStatisticsTrueに設定されている場合は必ずこれを指定します。
<Var WebServerCGIPath="cgi-bin/stats"/> クライアントの統計情報を収集するWebサーバ上のCGIスクリプトの場所。これは、オプションです。
</List>
</List>
</List>

パスワード

MonitorPasswordについては、第18章「RealServer アクティビティの監視」で説明しています。

パスワードの設定の要素 
要素 説明
<Var MonitorPassword="letmein"/> RealServerに接続する際にJava モニタによって使われるパスワード。

パス

LogPathErrorLogPathについては、第19章「レポート」で説明しています。PluginDirectoryについては、第7章「RealServerの機能のカスタマイズ」で説明しています。LicenseDirectoryについては、第6章「RealServerの起動と停止」で説明しています。

Windows変数

パス変数と、WindowsおよびWindows NTで使われる代表的なパスを以下に示します。

WindowsおよびWindows NTでのパスの設定の要素 
要素 説明
<Var LogPath="C:\Program Files\Real
\RealServer\Logs\rmaccess.log"/>
LogPathは、アクセスログファイルが保存される場所と名前を示します。省略した場合は、RealServerがアクセスログファイルをrmaccess.logという名前でLogsディレクトリ内に配置します。
<Var ErrorLogPath="C:\Program Files
\Real\RealServer\Logs\rmerror.log"/>
ErrorLogPathは、エラーログファイルのパスと名前を提供します。この設定を省略すると、RealServerはエラーログファイルをrmerror.logという名前でLogsディレクトリ内に配置します。
<Var PluginDirectory="C:\Program Files
\Real\RealServer\Plugins"/>
プラグインファイルが保存される場所を示します。
<Var SupportPluginDirectory=
"C:\Program Files\Real\RealServer\Lib"/>
Libディレクトリの場所を示します。そこに、G2SLTAによって使われるファイルと、encnet.dll(Windows)およびencnet.so.6.0(UNIX)が保存されます。
<Var LicenseDirectory="C:\Program File
\Real\RealServer\License"/>
ライセンスファイルの場所を提供します。

UNIX変数

UNIXシステム上で実行中のRealServerには、PidPathという追加の設定があります。「プロセスID(PID)」を参照してください。

UNIXでのパスの設定の要素 
要素 説明
<Var LogPath="/usr/bin/RealServer/Logs
/rmaccess.log"/>
LogPathは、アクセスログファイルが保存される場所と名前を示します。省略した場合は、RealServerがアクセスログファイルをrmaccess.logという名前でLogsディレクトリ内に配置します。
<Var ErrorLogPath="/usr/bin/RealServer
/Logs/rmerror.log"/>
ErrorLogPathは、エラーログファイルのパスと名前を提供します。この設定を省略すると、RealServerはエラーログファイルをrmerror.logという名前でLogsディレクトリ内に配置します。
<Var PluginDirectory="/usr/bin/RealServer
/Plugins"/>
プラグインファイルが保存される場所を示します。
<Var SupportPluginDirectory="/usr/bin
/RealServer/Lib"/
Libディレクトリの場所を示します。そこに、G2SLTAによって使われるファイルが保存されます。
<Var LicenseDirectory="/usr/bin/RealServer
/License"/>
ライセンスファイルの場所を指定します。
<Var PidPath="/usr/bin/RealServer/Logs
/rmserver.pid"/>
UNIXシステムでは、プロセスIDファイルの場所です。

ポート

RTSPPortPNAPort、およびHTTPPortに対するポートの設定については、第7章「RealServerの機能のカスタマイズ」で説明しています。MonitorPortについては、
第18章「RealServer アクティビティの監視」で説明しています。

ポートの設定の要素 
要素 説明
<Var RTSPPort="554"/> RealServerがRTSPのリクエストをリッスンする場所。デフォルト値は554です。

<Var PNAPort="7070"/>
RealServerがPNAのリクエストをリッスンする場所。デフォルト値は7070です。

<Var HTTPPort="8080"/>
RealServerがHTTPのリクエストをリッスンする場所。デフォルト値は80ですが、インストール中にポート80が使えなかった場合は8080です。

<Var MonitorPort="9090"/>
モニタ(Java モニタなど)がRealServerに接続するためのポート。デフォルト値は9090です。

<Var AdminPort="7845"/>
RealSystem Administrator接続用のポート番号。デフォルト値はありません。ポート番号には、セットアップ中に無作為に番号が割り当てられます。

Ramgen

Ramgenについては、「RamファイルとRamgen」およびRealSystem G2 Production Guideで説明しています。 Ramgenに関連した変数は、ShortNameMountPointの2つしかありません。

以下のリストは、FSMountセクション内に配置されます。

Ramgenの設定の要素 
要素 説明
<List Name="RAM File Generator">

<Var ShortName="pn-ramgen"/>

ramファイルジェネレータのショートネームはpn-ramgenです。

<Var MountPoint="/ramgen/"/>

デフォルトのマウントポイントは/ramgen/です。

</List>

RealSystem Administrator

ローカルファイルシステムと管理ファイルシステムという2つのファイルシステムが連携してRealSystem Administratorを動作させます。

管理ファイルシステムは、RealSystem Administratorの初期のURLを受け入れます。管理ファイルシステムは、ローカルファイルシステムにHTMLファイルをリクエストします。ローカルファイルシステムがHTMLファイルを配信すると、管理ファイルシステムはRealServerの値を参照し、それをRealSystem Administratorの該当する場所に表示します。

RealAdministratorリストでは、ShortNameMountPoint、およびBasePathという3つの変数が使われます。

RealAdministrator_Filesリストでは、ShortNameMountPointAuthorized_User_GroupAuthentication、およびRealmという5つの変数が使われます。

このツールについては、第7章「RealServerの機能のカスタマイズ」で説明しています。

RealSystem Administratorの設定の要素 
要素 説明
<!-- Local File System; HTML --> RealSystem Administratorによって使われる場所とファイル。
<List Name="RealSystem Administrator HTML">
<Var ShortName="pn-local"/> RealSystem Administratorはローカルファイルシステムを使います。
<Var MountPoint="/admin/html/"/> RealAdministrator_Filesリストがこのプラグインにファイルをリクエストするときに使われるマウントポイント。デフォルト値は/admin/html/です。これを変更する場合は、RealAdministrator_FilesリストのBaseMountPointもそれに一致するように変更してください。
<Var BasePath="C:\Program Files\Real
\RealServer\RealAdministrator"/>
RealSystem Administratorファイルの場所。
</List>
<!-- Local File System; DOCS--> この情報で、このガイドのHTMLバージョンが配信されます。
<List Name="RealSystem Administrator DOCS">
<Var ShortName="pn-local"/> RealSystem Administratorはローカルファイルシステムを使います。
<Var MountPoint="/admin/Docs/"/> ガイド内のファイルに使われるマウントポイント。
<Var BasePath="C:\Program Files\Real
\RealServer\RealAdministrator\Docs"/>
HTMLガイドファイルのメインの場所。
</List>
<!-- Local File System; JAVAMONITOR --> Java モニタファイルの情報とファイルの場所。
<List Name="RealSystem Administrator JAVAMONITOR">
<Var ShortName="pn-local"/> Java モニタはローカルファイルシステムを使います。
<Var MountPoint="/admin/JavaMonitor/"/> モニタを参照するために使われるマウントポイント。
<Var BasePath="C:\Program Files\Real
\RealServer\RealAdministrator\JavaMonitor"/>
Java モニタファイルのメインの場所。
</List>
<!-- Local File System; IMAGES --> RealSystem Administratorによって使われるグラフィックスの情報とファイルの場所。
<List Name="RealSystem Administrator IMAGES">
<Var ShortName="pn-local"/> RealSystem Administratorはローカルファイルシステムを使います。
<Var MountPoint="/admin/images/"/> グラフィックスへのリンク時にRealSystem Administratorによって使われるマウントポイント。
<Var BasePath="C:\Program Files\Real
\RealServer\RealAdministrator\images"/>
RealSystem Administratorによって使われるグラフィックスのメインの場所。
</List>
<!-- XML Tag Handler File System -->
<List Name="RealSystem Administrator SSI"> サーバ側includeハンドラ。RealSystem AdministratorにHTMLページを作成します。
<Var ShortName="pn-xmltag"/>
<Var MountPoint="/admin/includes/"/> リクエストで使われるマウントポイント。
<Var BaseMountPoint="/admin/html/"/> RealSystem Administratorのマウントポイント。
<List Name="TagHandlers"> XMLタグの解釈に使われるプラグインのリスト。
<Var h1="pn-includer"/>
<Var h2="pn-vsrctaghdlr"/>
</List>
</List>
<!-- Admin File System -->
<List Name="RealAdministrator_Files">
<Var ShortName="pn-admin"> RealSystem Administratorは、pn-adminプラグインを使います。
<Var MountPoint="/admin/"/> MountPointのデフォルト値は/admin/です。これを変更する場合は、RealSystem Administratorに接続するための新しいURLを入力する必要があります。
<Var BaseMountPoint="/admin/includes/"/> この特殊な形式のマウントポイントは、RealAdministratorリストのマウントポイントを反映しています。
<Var Realm=”company.AdminRealm”/> このRealm変数は、RealSystem Administratorマウントポイントに送信されるリクエストとともに使われるAuthenticationRealmの設定を識別します。
</List>

スプリッティング

第12章「ライブプレゼンテーションのスプリッティング」で、2つのタイプのスプリットについて説明しています。スプリッティングの各タイプにおいて、ライブストリームの配信元となるソースと、ストリームを再配布するスプリッタRealServerを設定しなければなりません。

以下に示す設定のほか、ソースとスプリッタの両方にSupportPluginDirectory変数が必要であり、これはPathsセクションに配置されます。この変数は、encnet.dll(Windows)またはencnet.so.6.0(UNIX)ファイルが配置されている場所を示します。通常、その場所はRealServerのLibディレクトリです。

Push Splitting

push splitting方式については、「プッシュスプリッティング」で説明しています。以下に示す設定はすべて必須です。

ソースRealServer上で使われる設定:

  • MountPoint

  • ShortName

  • SplitterHostName

  • SplitterControlList

  • SplitterSourceTimeout

  • SplitterResendBuffer

  • FarmSplitSourcesリスト(1つまたは複数のサブリストを伴う)

  • SplitterProtocol

スプリッタ上で使われる設定:

  • MountPoint

  • ShortName

  • SplitterHostName

  • Port

  • SplitterBufferDelay

  • SplitterTimeout

  • SplitterSourceList(1つまたは複数のサブリストを伴う)

  • SplitterSourceProbeInterval

ソースの設定 - プッシュスプリッティング

ソースRealServerがライブストリームをスプリッタに送信するために必要な設定を、以下に示します。

プッシュスプリッティングの設定の要素 - ソースの設定 
要素 説明
<List Name="Splitter_Farm"> プッシュスプリッティングリスト。
<Var ShortName="pn-farmsplit"/> 使用するプラグインを示すショートネーム。
<Var MountPoint="/farm/"/> URL内で使われるマウントポイント。
<Var SplitterHostName="name"/> このRealServerのドメインと名前。(RealSystem Administrator内ではHost Name or IP Addressと呼ばれます。)
<Var SplitterProtocol="UDP"/> スプリッタにデータを伝送するためにソースが使うプロトコルのタイプを示します。ファイアウォールを通じてスプリッティングする場合は、TCPを選択します(ただし、これにより接続時間は遅くなり、オーバーヘッドが大きくなります。)
<!-- source variables --> これらの変数は、ソースによってのみ使われます。
<List Name="FarmSplitSources"> スプリットするライブブロードキャストを識別します。
各サブリストは仮想パスを示し、そこでのスプリッティングの可用性を識別します。すべてのディレクトリを一度に参照するには、リスト名にアステリスク(*)を使います。
NoSplit変数は、ディレクトリをスプリットするかどうかを指定します。つまり、ストリームをスプリットすることを許可するには、NoSplitFalseに設定します(またはRealSystem Administrator内でSplit All Streams by DefaultYesに設定します)。
アステリスクを指定したサブリストと、オンまたはオフにする特定のディレクトリを列挙したサブリストとを組み合わせることができます。
(このリストは、RealSystem Administrator内のSource Pathで表示されます。)
<List Name="/live/concerts/">
<Var NoSplit="False"/>
</List>
<List Name="/live/music/">
<Var NoSplit="False"/>
</List>
</List>
<Var SplitterResendBuffer="30"/> UDP再送用のバッファサイズを秒単位で指定します。許可される値は032767です。(RealSystem Administrator内ではResend Bufferと呼ばれます。)
<Var SplitterSourceTimeout="30"/> ソースRealServerが、応答しないスプリッタへのデータの送信を停止するまでに待つ秒数。(RealSystem AdministratorではTimeoutと呼ばれます)。
<List Name="SplitterControlList"> SplitterControlList内の各リストは、スプリット可能なすべてのライブストリームを要求するためにこのソースRealServerへの接続を許可されているスプリッタのIPアドレスを提供します。このセクションがなければ、スプリッタは動作しません。
SplitterHostNameの値は、スプリッタ上のSplitterHostNameの設定と一致していなければなりません。一致していない場合、スプリッティングは発生しません。
<List Name="N America Office">
<Var Address="SplitterHostName"/>
<List Name="Australia Office">
<Var Address="SplitterHostName"/>
</List>
</List>
</List>

スプリッタの設定 - プッシュスプリッティング

スプリッタ上で使われる設定を、以下に示します。

プッシュスプリッティングの設定の要素 - スプリッタの設定 
要素 説明
<List Name="Splitter_Farm"> プッシュスプリッティングリスト。
<Var ShortName="pn-farmsplit"/> 使用するプラグインを示すショートネーム。
<Var MountPoint="/farm/"/> URL内で使われるマウントポイント。ほとんどの場合、ソースRealServerによって使われるマウントポイントと同じです。
<Var SplitterHostName=”name”/> このRealServerのドメインと名前。(RealSystem Administrator内ではHost Name or IP Addressと呼ばれます。)
<!-- splitter variables --> 以下の設定は、スプリッタのみに適用されます。
<Var Port="1100"/> スプリッタ接続を受信する受信スプリッタ上のポート番号。
<Var SplitterBufferDelay="60"/> バッファ内に保存されるデータの秒数。これにより、スプリッタ接続でのドロップアウトが減少します。デフォルト値は30です。(RealSystem Administrator内ではBuffer Delayと呼ばれます。)
<Var SplitterTimeout="60"/> スプリッタが、ストリームが活動状態になっていないとみなすまでに待つ秒数。範囲は0〜32767です。(RealSystem Administrator内ではTimeoutと呼ばれます。)
<Var SplitterSourceProbeInterval="60"/> スプリッタがソースにストリームをリクエストする頻度。秒単位で設定します。(RealSystem Administrator内ではProbe Intervalと呼ばれます。)
<List Name="SplitterSourceList"> このスプリッタがライブストリームを求めて接続するソースRealServerのリスト。
<List Name="Japan"> このスプリッタがストリームをスプリットする元となる各ソースRealServerを、ソースごとに1リストずつ指定します。
<Var Address="Japan.company.com.jp"/> ストリームを求めて接続するRealServerの名前またはIPアドレス。
<Var Port="8080"/> このスプリッタが自分のプローブを送信するソースRealServer上のポート番号。これは、ソースのHTTPPort変数(ポートセクション内の)と一致していなければなりません。
<Var MountPoint="/farm/"/> このスプリッタが自分のリクエストを送信するソースRealServer上のマウントポイント。(通常は/farm/。)
</List>
</List>
</List>

Pull Splitting

2番目のスプリッティング方式であるpull splittingについては、「プルスプリッティング」で説明しています。

pull splittingでは、ShortNameMountPointSplitterProtocol、およびPortという4つの変数しか使われません。

ソースの設定 - プルスプリッティング

ソースRealServerは、以下に示すようにShortName変数とPort名前変数を使います。

プルスプリッティングの設定の要素 - ソースの設定 
要素 説明
<List Name="Splitter_DoubleURL">
<Var ShortName="pn-splitter"/> pull splittingプラグインのショートネーム。デフォルトはpn-splitterです。
<Var Port="3030"/> ソースRealServerがpull splittingのリクエストをリッスンするポート番号。

</List>


ソースの設定 - プルスプリッティング

スプリッタRealServerは、以下に示すようにShortNameSplitterProtocol、およびMountPoint変数のみを認識します。

プルスプリッティングの設定の要素 - スプリッタの設定 
要素 説明
<List Name="Splitter_DoubleURL">
<Var ShortName="pn-splitter"/> pull splittingプラグインのショートネーム。デフォルトはpn-splitterです。
<Var MountPoint="/split/"/> マウントポイント。pull splittingストリームを参照するURL内で使われます。デフォルトは/split/です。
<Var SplitterProtocol="UDP"/> スプリッタがソースに接続するために使うプロトコルのタイプを示します。ファイアウォールを通じてスプリッティングする場合は、TCPを選択します(ただし、これにより接続時間は遅くなり、オーバーヘッドが大きくなります。)

</List>


UNIXのみの設定

以下の設定については、「UNIXのみの機能」でも説明しています。

UNIXのみの設定の要素 
要素 説明
<Var Group="users"/> RealServerがその下で実行されるグループ名。グループ名は、RealServerが実行するコンピュータ上にすでに存在していなければなりません。存在していない場合、RealServerは開始しません。グループ名を指定しない場合は、デフォルトとして、最初にRealServerを開始したグループ名に設定されます。デフォルト値は%-1です。
<Var User="canderson"/> RealServerがその下で実行されるユーザ名。ユーザ名は、RealServerが実行するコンピュータ上に存在していなければなりません。存在していない場合、RealServerは開始しません。セットアップ時にユーザ名を指定していない場合は、デフォルトとして、最初にログインしてRealServerを開始したユーザの名前に設定されます。デフォルト値は%-1です。

ソース表示

ソース表示機能については、「SMILファイルおよびメディアクリップのソースコードの表示」で説明しています。

ソース表示では、以下の変数が使われます。

  • ViewSourceLongName

  • Path

  • Mount

  • AllowViewSource

  • HidePaths

さらに、ソース表示機能は、コンフィグレーションファイル内の他のリストにも設定を追加します。Real System AdministratorのSSIリストにプラグインリストが追加されます。また、HTTPDeliverableリスト内にもエンティティが要求されます。

ソース表示の設定の要素 
要素 説明
<!-- V I E W S O U R C E -->
<List Name="ViewSourceConfiguration">
<Var ViewSourceLongName="View Source Tag
FileSystem"/>
<List Name="/"> 以下の設定を適用するマウントポイントまたは仮想パス。マウントポイントまたはパスごとにそのサブリストを1つ作成します。
<Var AllowViewSource="1"/> ソース表示機能を使用可能(1に設定した場合)または無効(0に設定した場合)にします。
<Var HidePaths="1"/> パスを省略符号で置き換えます(1に設定した場合)。パス全体を表示します(0に設定した場合)。
</List>
</List>

コンテンツブラウジングセクションの設定は、ソース表示のコンテンツブラウジング機能を参照します。

変数は、以下のとおりです。

FSMountリストには、以下のエントリが現われます。

ソース表示のFSMountの設定の要素
<List Name="View Source File System">
<Var ShortName="pn-vsrcfsys"/> プラグインのショートネーム。
<Var MountPoint="/vsrcfsys/"/> ソース表示リクエストに使われるマウントポイント(RealServer内で)。
</List>
<!-- View Source Tag File System; Source Insertion -->
<List Name="View Source Tag FileSystem">
<Var ShortName="pn-xmltag"/> タグハンドラによって使われるプラグイン。
<Var MountPoint="/viewsource/"/> ソース表示リクエスト用のマウントポイント。
<Var BaseMountPoint="/vsrcfsys/"/> ソース表示リクエスト用の元のマウントポイント。
<List Name="TagHandlers"> タグハンドラによって使われるプラグイン。
<List Name="ViewSource Tag Handler">
<Var ShortName="pn-vsrctaghdlr"/>
</List>
</List>
</List>

直接編集だけによって使用可能になる機能

特殊化の度合いが高いリストと変数の中には、コンフィグレーションファイルの直接編集による方法でしか設定できないものがあります。これらをRealSystem Administratorによって変更することはできません。

このような要素には以下のものがあります。


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ファイル最終更新日 04/20/00更新時刻 10:13:38
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